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棚尾駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棚尾駅
廃止数ヵ月前の棚尾駅
たなお
TANAO
玉津浦 (0.9 km)
(0.7 km) 三河旭
地図
所在地 愛知県碧南市棚尾本町
北緯34度52分06秒 東経136度59分39秒 / 北緯34.868341度 東経136.99404度 / 34.868341; 136.99404座標: 北緯34度52分06秒 東経136度59分39秒 / 北緯34.868341度 東経136.99404度 / 34.868341; 136.99404
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線
キロ程 20.1 km(知立起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
30人/日(降車客含まず)
-2003年-
開業年月日 1926年大正15年)9月1日
廃止年月日 2004年平成16年)4月1日
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棚尾駅(たなおえき)は、かつて愛知県碧南市棚尾本町5丁目にあった名古屋鉄道三河線廃駅)である。

歴史

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駅構造

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ホームは1面1線の停留場であった。かつては列車交換が可能な島式ホームだった。

配線図

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棚尾駅 構内配線略図

碧南方面
棚尾駅 構内配線略図
吉良吉田方面
凡例
出典:[5]


利用状況

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  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は133人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線田神線美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中330位、 三河線(38駅)中37位であった[6]
  • 『愛知統計年鑑』によると2003年度の乗車人員は1日平均30人であった[7]。2003年度までの1日平均乗車人員は下表の通り。
年度 1日平均
乗車人員
1998年 39 [8]
1999年 32 [9]
2000年 27 [10]
2001年 24 [11]
2002年 24 [12]
2003年 30 [7]

碧南レールパーク

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跡地は、碧南市が廃線跡を整備した公園「碧南レールパーク」の一部として、2017年(平成29年)3月30日に「棚尾広場」が完成した[13]

ホームを活用したステージや赤い車両を模したベンチ付きの休憩所、照明器具などが設置可能な時計塔や子ども用の遊具などが設置され、野外イベントを開催できるように整備された[13]

駅周辺

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バス路線

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三河線の碧南 - 吉良吉田間の廃止に伴う代替バスとして、ふれんどバスが運行されている。なお、駅跡地付近にある同路線の停留所は「毘沙門」と「棚尾橋西」の2ヵ所である。この他、くるくるバスの「棚尾区民館」停留所も駅跡地付近に設けられている。

隣の駅

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名古屋鉄道
三河線(廃止区間)
玉津浦駅 - 棚尾駅 - 三河旭駅

脚注

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  1. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  2. ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、102頁。ISBN 978-4876701292 
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、870頁。 
  4. ^ a b “三河線も一部ワンマンに 名鉄、来月レールバス投入”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年6月23日) 
  5. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第473号 1986年12月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、付図「名古屋鉄道路線略図」
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  7. ^ a b 平成17年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  8. ^ 平成12年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  9. ^ 平成13年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  10. ^ 平成14年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  11. ^ 平成15年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  12. ^ 平成16年度刊愛知県統計年鑑 第10章 運輸,通信 鉄道(JRを除く私鉄)駅別乗車人員
  13. ^ a b 廃線跡散策をバックアップ 碧南レールパーク工事2年目終了 中日新聞 2017年3月30日付け記事

関連項目

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