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小垣江駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小垣江駅
線路に挟まれた駅舎(2019年11月)
おがきえ
OGAKIE
MU03 刈谷市 (2.6 km)
(2.0 km) 吉浜 MU05
地図
所在地 愛知県刈谷市小垣江町下半ノ木20-3
北緯34度57分49.3秒 東経136度59分43.2秒 / 北緯34.963694度 東経136.995333度 / 34.963694; 136.995333座標: 北緯34度57分49.3秒 東経136度59分43.2秒 / 北緯34.963694度 東経136.995333度 / 34.963694; 136.995333
駅番号 MU  04 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 三河線
キロ程 29.4km(猿投起点)
知立から8.1 km
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
3,117人/日
-2020年-
開業年月日 1914年大正3年)2月5日
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
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小垣江駅(おがきええき)は、愛知県刈谷市小垣江町にある名鉄三河線の駅である。駅番号はMU04manacaが使用可能である。

歴史

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駅構造

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島式1面2線ホームの行違い可能な地上駅である。

駅集中管理システム(管理駅は知立駅[7])が導入された無人駅である。改札口はホームの碧南寄りに1箇所あり、付近には自動券売機(新規manaca通勤定期乗車券及び継続manaca定期乗車券の購入にも対応しているが、7:00~22:00以外の時間帯は名鉄ミューズカードでの決済は不可能[8]である)と自動精算機(ICカードの積み増し等も可能)を1台ずつ備えている。2002年7月には刈谷市側にある前川の河川改修が行われ、その際に当駅から橋の部分までが複線となった。

旧駅舎の屋根の鬼瓦には三河鉄道の社紋が入っていた。社紋入り鬼瓦は9枚あり[9]、駅舎解体後は名鉄資料館[10]、高浜市立郷土資料館[11]刈谷市郷土資料館[12]に保存されている。旧駅舎時代は構内踏切で島式ホームと繋がっており、列車は右側通行であった[13]

東口には約4300平米の送迎用ロータリーがあり、屋根付き駐輪場や公衆トイレなどを含む駅整備事業費として刈谷市が約3400万円かけて整備した[6]

のりば
番線 路線 方向 行先
1 MU 三河線(海線)[14][15][注釈 1] 下り 知立ゆき[17]
2 上り 碧南ゆき[17]

配線図

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小垣江駅 構内配線略図

刈谷・
知立方面
小垣江駅 構内配線略図
三河高浜・
碧南方面
凡例
出典:[18]
知立方面は前川橋梁の先まで複線


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は3,160人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中136位、 三河線(23駅)中13位であった[19]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は2,201人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中165位、 三河線(38駅)中18位であった[20]
  • 『刈谷の統計』『移動等円滑化取組報告書』によると、近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである[21][22]
年度 1日平均
乗降人員
2009年(平成21年) 2,417
2010年(平成22年) 2,529
2011年(平成23年) 2,613
2012年(平成24年) 2,811
2013年(平成25年) 3,160
2014年(平成26年) 3,233
2015年(平成27年) 3,433
2016年(平成28年) 3,524
2017年(平成29年) 3,604
2018年(平成30年) 3,759
2019年(令和元年) 3,846
2020年(令和02年) 3,117

駅周辺

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主な施設

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バス路線

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隣の駅

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名古屋鉄道
MU 三河線(海線)
刈谷市駅 (MU03) - 小垣江駅 (MU04) - 吉浜駅 (MU05)

脚注

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注釈

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  1. ^ 名鉄公式サイトにおいては「三河線(知立〜碧南)」と表記される[16]

出典

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  1. ^ 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、45頁。ISBN 978-4107900258 
  2. ^ 依佐美村地内ニ専用鉄道敷設工事竣功ノ件 - 運輸省、1927年5月19日(国立公文書館デジタルアーカイブ)
  3. ^ 運輸開始ノ件 - 運輸省、1927年7月11日(国立公文書館デジタルアーカイブ)
  4. ^ 運転廃止ニ付免許状返納ノ件 - 運輸省、1927年10月23日(国立公文書館デジタルアーカイブ)
  5. ^ 神谷力(編)『三河を走って85年―三河線・挙母線とともに歩んだ郷土の歴史と文化』郷土文化社、2000年、236頁。ISBN 978-4876701292 
  6. ^ a b 小蔵裕“名鉄小垣江駅 東西連絡踏切が完成 刈谷市 乗降客の通行便利に 新駅舎も整備”、中日新聞、2005年9月15日朝刊、17面〔西三河総合〕
  7. ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2005年8月19日
  8. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年9月28日閲覧。
  9. ^ 徳田耕一『名鉄の廃線を歩く』JTB、2001年、46頁。ISBN 978-4533039232 
  10. ^ 名鉄資料館:主な展示資料 - 名鉄のオススメ | 名古屋鉄道 - 名古屋鉄道
  11. ^ 平成22年度年報 - 高浜市やきものの里かわら美術館
  12. ^ 歴史散歩144 - 刈谷市民だより 2011年3月1日号 - 刈谷市
  13. ^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』 上巻、アルファベータブックス、2020年、49頁。ISBN 978-4865988611 
  14. ^ 清水武「名古屋鉄道各線相互の直通運転」『鉄道ピクトリアル』第246巻、電気車研究会、1971年1月、64頁。 
  15. ^ 太田貴之「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、38頁。 
  16. ^ 三河線(知立〜碧南) 路線・駅情報 - 電車のご利用案内、2021年10月3日閲覧
  17. ^ a b 小垣江(MU04)(おがきえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  18. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  19. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  20. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  21. ^ 刈谷の統計 - 刈谷市
  22. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道

関連項目

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外部リンク

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