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柚木駅 (静岡県富士市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柚木駅
駅外観(2022年9月)
ゆのき
Yunoki
CC00 富士 (1.5 km)
(1.3 km) 竪堀 CC02
地図
所在地 静岡県富士市柚木213
北緯35度9分26秒 東経138度38分21秒 / 北緯35.15722度 東経138.63917度 / 35.15722; 138.63917座標: 北緯35度9分26秒 東経138度38分21秒 / 北緯35.15722度 東経138.63917度 / 35.15722; 138.63917
駅番号 CC  01 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 身延線
キロ程 1.5 km(富士起点)
電報略号 ユノ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
406人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1934年昭和9年)7月1日[* 1]
備考 無人駅
  1. ^ 1969年に現在地に移転、同時に本市場駅から改称。
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柚木駅(ゆのきえき)は、静岡県富士市柚木にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線である。駅番号CC01

概要

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柚木駅は富士市の富士駅北地区に位置し、1日約450人の乗車客がある無人駅である。普通列車のみの停車駅であり、身延線で運行されている特急ふじかわ」は通過している。

JR東海によって運営されているが、1934年(昭和9年)の開業時は私鉄富士身延鉄道が運営していた。富士身延鉄道が国有化されると国有鉄道の運営に移行し、1987年(昭和62年)の国鉄分割民営化ではJR東海に継承された。また、1969年(昭和44年)に現在地に移転するまでは本市場駅(もといちばえき)を名乗っており、現在地よりも東方で営業していた。

歴史

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本市場駅

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1969年に身延線富士駅付近の経路変更が行われた際、柚木駅(旧・本市場駅)は約1.5km西の富士市柚木へ移設された。移設前の本市場駅の住所は富士市本市場で、駅は身延線と静岡県道396号富士由比線が交差する踏切(花田踏切)の北側にあった。

身延線旧線跡は富士緑道(遊歩道)として整備されており、本市場駅の跡地も遊歩道の一部になっている。

駅構造

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相対式ホーム2面2線を有する高架駅。線路はカーブしながらほぼ南北に走り、駅舎はホーム竪堀方の高架下にある。乗り場は西側が1番線、東側が2番線となっており、それぞれ下り列車、上り列車が発着する。

2つのホームの竪堀方の端から階段が降り、合流した後駅舎にいたる。駅舎内部のトイレは平成30年に撤去された。無人駅であり、管理駅富士宮駅が当駅を管理している[5]。エレベーターは設置されていない。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 CC 身延線 下り 身延甲府方面[注釈 1]
2 上り 富士方面[注釈 1]

利用状況

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「富士市統計書」「静岡県統計年鑑」によると、2021年度(令和3年度)の1日平均乗車人員406人である[6][7]

1993年度(平成5年度)以降の推移は以下の通り。なお、2001年度(平成13年度)- 2009年度(平成21年度)の統計は非公表である。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
1993年(平成05年) 252 [7]
1994年(平成06年) 264
1995年(平成07年) 276
1996年(平成08年) 292
1997年(平成09年) 286
1998年(平成10年) 285
1999年(平成11年) 280
2000年(平成12年) 258
2001年(平成13年) 非公表
2002年(平成14年)
2003年(平成15年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
2010年(平成22年) 316
2011年(平成23年) 326
2012年(平成24年) 326
2013年(平成25年) 344
2014年(平成26年) 360
2015年(平成27年) 408 [8][7]
2016年(平成28年) 417
2017年(平成29年) 437 [6][7]
2018年(平成30年) 439
2019年(令和元年) 466
2020年(令和02年) 411
2021年(令和03年) 406

駅周辺

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駅周辺は富士市の市街地である。駅前には天白神社があり、由緒を記した石碑等が設置されている。

バス路線

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柚木駅入口
柚木

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CC 身延線
富士駅 (CC00) - 柚木駅 (CC01) - 竪堀駅 (CC02)

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
  2. ^ 6便は岩本山団地止まり。

出典

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  1. ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、87-88頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 1』 JTB、1998年、155頁
  3. ^ 「通報 ●身延線柚木駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月20日、2面。
  4. ^ 平成22年3月 TOICAがますます便利になります!!』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2009年12月21日。オリジナルの2020年12月19日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201219161536/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000006922.pdf2020年12月19日閲覧 
  5. ^ 東海旅客鉄道編 『東海旅客鉄道20年史』 東海旅客鉄道、2007年、733頁
  6. ^ a b 運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和4年(2022年)版. 富士市. p. 142 (2023年6月15日). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  7. ^ a b c d 6.鉄道運輸状況(JR)” (xls). 長期時系列【統計年鑑編】(県・市町村の変遷~商業). 静岡県. 2024年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
  8. ^ 運輸・通信” (PDF). 富士市統計書令和2年(2020年)版. 富士市. p. 159 (2021年6月). 2024年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。

関連項目

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