塩之沢駅
表示
塩之沢駅 | |
---|---|
駅外観(2022年9月) | |
しおのさわ Shionosawa | |
◄身延 (2.2 km) (4.5 km) 波高島► | |
所在地 | 山梨県南巨摩郡身延町帯金 |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■身延線 |
キロ程 | 45.7 km(富士起点) |
電報略号 | シオ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
9人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)9月1日[1] |
備考 | 無人駅 |
塩之沢駅(しおのさわえき)は、山梨県南巨摩郡身延町帯金にある、東海旅客鉄道(JR東海)身延線の駅である。
歴史
[編集]- 1933年(昭和8年)9月1日:富士身延鉄道の塩之沢停留場として開設[1][2]。旅客・貨物取扱開始[2]。
- 1934年(昭和9年)6月1日:塩之沢駅に昇格[2]。
- 1938年(昭和13年)10月1日:富士身延鉄道を鉄道省(国鉄の前身)が借上げ[1][2]。
- 1941年(昭和16年)5月1日:国有化され、鉄道省身延線の駅となる[1]。
- 1960年(昭和35年)3月1日:貨物取扱廃止[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東海の駅となる[1][2]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅。線路はほぼ北東から南西に走り、ホームはその南東側にある。
ホームの身延方の端は緩やかな坂が駅出入口である。駅のすぐ身延方には塩之沢踏切があり、駅の北西側の富士川沿いを走る県道に出ることができる。
駅舎はなく、ホーム上の波高島寄りに、待合所が設置されている。かつては古くからの木造待合所であった。身延駅管理の無人駅となっている。
-
旧待合所(2011年4月)
-
ホーム(2022年9月)
-
待合所(2022年9月)
利用状況
[編集]『山梨県統計年鑑』によると1日平均乗車人員は以下の通り[3]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2005 | 20 |
2006 | 16 |
2007 | 16 |
2008 | 15 |
2009 | 12 |
2010 | 14 |
2011 | 12 |
2012 | 13 |
2013 | 15 |
2014 | 13 |
2015 | 15 |
2016 | 14 |
2017 | 15 |
2018 | 9 |
駅周辺
[編集]駅の南西すぐの所で御持川が富士川に注ぐ。身延線と、それに沿って走る山梨県道9号市川三郷身延線は、御持川を当駅の南で渡っている。県道との間には幾らかのスペースがあり、春になると桜が満開となる。身延線における桜の名所であり、JRによる夜間ライトアップなども実施される。
駅付近には富士川に沿って人家が見られる。駅の南西600m足らずの富士川には、日本軽金属の塩之沢取入口があり、駅付近からその様子を見ることが出来る。
かつては当駅近くに山交タウンコーチの塩之沢駅停留所があり、バスを利用して身延山及び身延駅・波高島駅へ行くことも出来たが、現在は路線と共に廃止されている。
富士川の対岸は身延町波木井である。国道52号が走り人家もあるが駅近くには橋がないので、駅対岸に行く場合は身延駅近くの身延橋を利用する。