春日由三
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春日 由三(かすが よしかず、1911年(明治44年)11月10日[1] - 1995年(平成7年)10月22日[2])は、日本の政治家。新潟県十日町市長(2期)。日本民謡協会理事長[2]。NHK専務理事。
経歴[編集]
現在の新潟県十日町市出身。大島三五郎の三男に生まれ、春日家の養子となる[1]。1935年に東京帝国大学法学部法律学科を卒業[1][2]。同年、NHKに入局[1][2]。富山放送局長[2]、編成、企画、経理の各局長を経て[2]、1959年に理事、1963年に専務理事となった[1][2]。この間、1951年の第1回紅白歌合戦の審査員長を務めた(第2回を除く第7回まで)。その後NHKを退局し、日本音楽著作権協会理事長を務め[1]、1971年に郷里の十日町市長に当選した[1]。
市長時代には「市民との会」を少人数の集会とし、必要最小限の関係課長が同行し、即答性を重視した[1]。市政は、道路交通網の整備、教育文化の向上、福祉行政の推進を三本柱にした[1]。市長は1979年までの2期8年務めた。
市長退任後の1980年にNHKインターナショナル理事長、日本エッセイスト・クラブ理事長などを歴任した[2]。1995年に死去した。
栄典[編集]
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 歴代知事編纂会編『日本の歴代市長』第2巻、歴代知事編纂会、1984年。
- 『新訂 政治家人名事典 明治~昭和』、日外アソシエーツ 2003年。