旭岳賞
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旭岳賞 | |
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開催国 | 日本 |
主催者 | 北海道(ホッカイドウ競馬) |
競馬場 | 門別競馬場 |
創設 | 2015年[1] |
2023年の情報 | |
距離 | ダート1600m |
格付け | H3 |
賞金 |
1着賞金500万円 |
出走条件 | サラ系3歳以上(地方交流) |
負担重量 | 別定(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減) |
出典 | [2] |
旭岳賞(あさひだけしょう)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞競走である。正式名称は「ホクレン杯 旭岳賞」。
概要
2015年に新設された重賞競走[1]で、創設時はホッカイドウ競馬の競走格付けでH3に格付けされていた[1]。
距離は創設当初1600mで、2018年に2000mに延長されたが、2023年に1600mに戻されている。
2019年よりH3からH2に格上げされた。しかし、2023年から再びH3に格下げされた。
条件・賞金等(2023年)
- 出走条件
- サラブレッド系3歳以上オープン・地方全国交流
- 負担重量[2]
- 別定。3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減。
- 賞金額
- 1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円[3]。
- 副賞
- スタリオンシリーズに指定されており、ゴールドドリームの翌年度配合権利が優勝馬生産牧場への副賞となっている[3]。
過去の副賞
本競走はスタリオンシリーズに指定されており、種牡馬の配合権利が副賞として贈られている。
年 | 種牡馬 | 付与対象者 | 出典 |
---|---|---|---|
2015年 | バゴ | 馬主 | [4] |
2016年 | 馬主 | [5] | |
2017年 | クリエイターII | 馬主 | |
2018年 | 馬主 | ||
2019年 | 馬主 | ||
2020年 | 馬主 | ||
2021年 | ブラックタイド | 生産牧場 | |
2022年 | ゴールドドリーム | 生産牧場 | [6] |
2023年 | 生産牧場 | [7] |
その他
- 当競走は中央競馬のマイルチャンピオンシップ(GI・京都競馬場)のステップ競走への北海道ブロック代表馬選定競走に指定されており[8]、優勝馬はスワンステークス(GII・京都競馬場)または富士ステークス(GIII・東京競馬場)への出走権を得られる[9]。
歴代優勝馬
全て門別競馬場ダートコースで施行。
回数 | 施行日 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 | 馬主 |
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1 | 2015年9月15日 | 1600m | 7頭 | アウヤンテプイ | 牡6 | 北海道 | 1:41:3 | 石川倭 | 原孝明 | (有)若林牧場 |
2 | 2016年9月14日 | 1600m | 8頭 | オヤコダカ | 牡4 | 北海道 | R1:40:3 | 石川倭 | 米川昇 | 森永正志 |
3 | 2017年9月13日 | 1600m | 8頭 | オヤコダカ | 牡5 | 北海道 | 1:40.1 | 石川倭 | 米川昇 | 森永正志 |
4 | 2018年9月27日 | 2000m | 8頭 | スーパーステション | 牡4 | 北海道 | 2:08.7 | 阿部龍 | 角川秀樹 | (有)グランド牧場 |
5 | 2019年9月12日 | 2000m | 8頭 | スーパーステション | 牡5 | 北海道 | 2:05.9 | 阿部龍 | 角川秀樹 | (有)グランド牧場 |
6 | 2020年9月10日 | 2000m | 11頭 | ルールソヴァール | 騸8 | 北海道 | 2:06.2 | 岩橋勇二 | 田中淳司 | (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング |
7 | 2021年9月9日 | 2000m | 8頭 | クインズサターン | 牡8 | 北海道 | 2:05.2 | 落合玄太 | 安田武広 | 亀田和弘 |
8 | 2022年9月15日 | 2000m | 12頭 | ルールソヴァール | 騸10 | 北海道 | 2:10.2 | 桑村真明 | 田中淳司 | (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング |
9 | 2023年8月16日 | 1600m | 14頭 | イダペガサス | 牡8 | 北海道 | 1:44.2 | 落合玄太 | 田中淳司 | 犬塚悠治郎 |
10 | 2024年7月31日 | 1600m | 8頭 | ベルピット | 牡4 | 北海道 | 1:41.3 | 桑村真明 | 角川秀樹 | 廣松金次 |
- Rはコースレコードを示す。
- 出典
1995年 - 2000年の旭岳賞
ホッカイドウ競馬では1995年から2000年まで、同名の重賞競走が行われていた。なお、ホッカイドウ競馬ではこれらの競走を前身としていない。
優勝馬
この記事は「旧馬齢表記」が採用されており、国際的な表記法や2001年以降の日本国内の表記とは異なっています。 |
回数 | 施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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1[10] | 1995年6月1日 | 旭川 | 1600m | 11頭 | ササノコバン | 牡6 | 北海道 | 1:40:1 | 國信滿 | 堂山芳則 |
2[11] | 1996年9月12日 | 旭川 | 1600m | 11頭 | ヤマノセイコー | 牡7 | 北海道 | 1:42:2 | 松本隆宏 | 鈴木英二 |
3[12] | 1997年9月18日 | 帯広 | 1800m | 9頭 | インマノカミ | 牡5 | 北海道 | 1:52:2 | 井上俊彦 | 林正夫 |
4 | 1998年9月24日 | 旭川 | 1600m | 11頭 | ヤマノセイコー | 牡9 | 北海道 | 1:39:8 | 松本隆宏 | 鈴木英二 |
5 | 1999年9月15日 | 門別 | 1800m | 14頭 | ホウエイコスモス | 牡9 | 北海道 | 1:53:9 | 松本隆宏 | 廣森久雄 |
6 | 2000年9月14日 | 旭川 | 1600m | 10頭 | クラダイギンガ | 牡5 | 北海道 | 1:41:3 | 川島洋人 | 高橋司 |
出典:JBISサーチ(1995年 - 1997年)、KEIBA.GO.JP(1998年 - 2000年)
関連項目
- 王冠賞 - 2017年現在上位2着までに入った馬に本競走の優先出走権が与えられる競走。
出典
- ^ a b c “平成27年度 重賞競走体系一覧”. ホッカイドウ競馬. 2015年3月26日閲覧。
- ^ a b “キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2023年8月13日閲覧。
- ^ a b “令和5年度第9回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2023年8月13日閲覧。
- ^ “「2015 スタリオンシリーズ競走」の実施について”. ホッカイドウ競馬 (2015年3月17日). 2015年3月26日閲覧。
- ^ “平成28年度 スタリオンシリーズ競走” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2017年9月11日閲覧。
- ^ “2022年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2022年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月26日閲覧。
- ^ “2023年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2023年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月26日閲覧。
- ^ “平成27年度 第11回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年9月16日閲覧。
- ^ “中距離「古馬3強」の意地見せ重賞連勝へ、グランプリブラッド「旭岳賞」(門別競馬)”. オッズパーク競馬 (2015年9月15日). 2015年9月16日閲覧。
- ^ 『ハロン』1995年8月号、地方競馬全国協会、49頁
- ^ 『優駿』1996年9月号、日本中央競馬会、128頁
- ^ 『優駿』1997年11月号、日本中央競馬会、135頁