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旭岳賞

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

旭岳賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道(ホッカイドウ競馬
競馬場 門別競馬場
創設 2015年[1]
2023年の情報
距離 ダート1600m
格付け H3
賞金 1着賞金500万円
出走条件 サラ系3歳以上(地方交流)
負担重量 別定(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
出典 [2]
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旭岳賞(あさひだけしょう)は、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞競走である。正式名称は「ホクレン杯 旭岳賞」。

概要

2015年に新設された重賞競走[1]で、創設時はホッカイドウ競馬の競走格付けでH3に格付けされていた[1]

距離は創設当初1600mで、2018年に2000mに延長されたが、2023年に1600mに戻されている。

2019年よりH3からH2に格上げされた。しかし、2023年から再びH3に格下げされた。

条件・賞金等(2023年)

出走条件
サラブレッド系3歳以上オープン・地方全国交流
負担重量[2]
別定。3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減。
賞金額
1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円[3]
副賞
スタリオンシリーズに指定されており、ゴールドドリームの翌年度配合権利が優勝馬生産牧場への副賞となっている[3]

過去の副賞

本競走はスタリオンシリーズに指定されており、種牡馬の配合権利が副賞として贈られている。

旭岳賞 スタリオンシリーズ競走の副賞対象種牡馬
種牡馬 付与対象者 出典
2015年 バゴ 馬主 [4]
2016年 馬主 [5]
2017年 クリエイターII 馬主
2018年 馬主
2019年 馬主
2020年 馬主
2021年 ブラックタイド 生産牧場
2022年 ゴールドドリーム 生産牧場 [6]
2023年 生産牧場 [7]

その他

当競走は中央競馬マイルチャンピオンシップ(GI・京都競馬場)のステップ競走への北海道ブロック代表馬選定競走に指定されており[8]、優勝馬はスワンステークス(GII・京都競馬場)または富士ステークス(GIII・東京競馬場)への出走権を得られる[9]

歴代優勝馬

全て門別競馬場ダートコースで施行。

回数 施行日 距離 頭数 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
1 2015年9月15日 1600m 7頭 アウヤンテプイ 牡6 北海道 1:41:3 石川倭 原孝明 (有)若林牧場
2 2016年9月14日 1600m 8頭 オヤコダカ 牡4 北海道 R1:40:3 石川倭 米川昇 森永正志
3 2017年9月13日 1600m 8頭 オヤコダカ 牡5 北海道 1:40.1 石川倭 米川昇 森永正志
4 2018年9月27日 2000m 8頭 スーパーステション 牡4 北海道 2:08.7 阿部龍 角川秀樹 (有)グランド牧場
5 2019年9月12日 2000m 8頭 スーパーステション 牡5 北海道 2:05.9 阿部龍 角川秀樹 (有)グランド牧場
6 2020年9月10日 2000m 11頭 ルールソヴァール 8 北海道 2:06.2 岩橋勇二 田中淳司 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
7 2021年9月9日 2000m 8頭 クインズサターン 牡8 北海道 2:05.2 落合玄太 安田武広 亀田和弘
8 2022年9月15日 2000m 12頭 ルールソヴァール 10 北海道 2:10.2 桑村真明 田中淳司 (株)ノルマンディーサラブレッドレーシング
9 2023年8月16日 1600m 14頭 イダペガサス 牡8 北海道 1:44.2 落合玄太 田中淳司 犬塚悠治郎
10 2024年7月31日 1600m 8頭 ベルピット 牡4 北海道 1:41.3 桑村真明 角川秀樹 廣松金次
  • Rはコースレコードを示す。
出典

1995年 - 2000年の旭岳賞

ホッカイドウ競馬では1995年から2000年まで、同名の重賞競走が行われていた。なお、ホッカイドウ競馬ではこれらの競走を前身としていない。

優勝馬

回数 施行日 開催地 距離 頭数 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
1[10] 1995年6月1日 旭川 1600m 11頭 ササノコバン 牡6 北海道 1:40:1 國信滿 堂山芳則
2[11] 1996年9月12日 旭川 1600m 11頭 ヤマノセイコー 牡7 北海道 1:42:2 松本隆宏 鈴木英二
3[12] 1997年9月18日 帯広 1800m 9頭 インマノカミ 牡5 北海道 1:52:2 井上俊彦 林正夫
4 1998年9月24日 旭川 1600m 11頭 ヤマノセイコー 牡9 北海道 1:39:8 松本隆宏 鈴木英二
5 1999年9月15日 門別 1800m 14頭 ホウエイコスモス 牡9 北海道 1:53:9 松本隆宏 廣森久雄
6 2000年9月14日 旭川 1600m 10頭 クラダイギンガ 牡5 北海道 1:41:3 川島洋人 高橋司

出典:JBISサーチ(1995年 - 1997年)、KEIBA.GO.JP(1998年 - 2000年)

関連項目

  • 王冠賞 - 2017年現在上位2着までに入った馬に本競走の優先出走権が与えられる競走。

出典

  1. ^ a b c 平成27年度 重賞競走体系一覧”. ホッカイドウ競馬. 2015年3月26日閲覧。
  2. ^ a b キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2023年8月13日閲覧。
  3. ^ a b 令和5年度第9回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2023年8月13日閲覧。
  4. ^ 「2015 スタリオンシリーズ競走」の実施について”. ホッカイドウ競馬 (2015年3月17日). 2015年3月26日閲覧。
  5. ^ 平成28年度 スタリオンシリーズ競走” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2017年9月11日閲覧。
  6. ^ 2022年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2022年7月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月26日閲覧。
  7. ^ 2023年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2023年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年6月26日閲覧。
  8. ^ 平成27年度 第11回 門別競馬出走表”. ホッカイドウ競馬. 2015年9月16日閲覧。
  9. ^ 中距離「古馬3強」の意地見せ重賞連勝へ、グランプリブラッド「旭岳賞」(門別競馬)”. オッズパーク競馬 (2015年9月15日). 2015年9月16日閲覧。
  10. ^ ハロン』1995年8月号、地方競馬全国協会、49頁
  11. ^ 優駿』1996年9月号、日本中央競馬会、128頁
  12. ^ 『優駿』1997年11月号、日本中央競馬会、135頁