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フロイラインカップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フロイラインカップ
開催国 日本の旗 日本
主催者 北海道(ホッカイドウ競馬
競馬場 門別競馬場
第1回施行日 2002年6月6日
2024年の情報
距離 ダート1700m
格付け H3
賞金 1着賞金500万円
出走条件 サラブレッド系3歳牝馬
負担重量 定量(55kg)
出典 [1]
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フロイラインカップは、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬重賞競走平地競走)である。格付けはH3

概要[編集]

2002年サラブレッド系3歳牝馬限定の重賞競走として新設。ホッカイドウ競馬のグレードではH3に格付けされている。

2008年までは札幌競馬場旭川競馬場で開催されてきたが、2009年より門別競馬場に変更された。2010年をもって一旦廃止された[2]

地方交流競走で、地方他地区所属馬も出走が可能であった。

廃止から14年後の2024年度に、3歳牝馬競走の充実を図る目的で本競走が再開されることになった。施行距離はダート1700m、1着賞金は500万円となる。なお、回次は引き継がれ、これまでと同じく6月に施行されるが、地方全国交流ではなくホッカイドウ所属限定の条件となる[3]。また、2着までに入った馬にノースクイーンカップの優先出走権が与えられる同競走のトライアルに位置づけられた[1]

スタリオンシリーズ競走に指定されている。2010年ステイゴールドの種付権が副賞として贈られた。2024年の対象種牡馬はシャープアステカ

条件・賞金等(2024年)[編集]

出走条件
サラブレッド系3歳牝馬、ホッカイドウ所属
負担重量
定量、55kg。
賞金額
1着500万円、2着140万円、3着105万円、4着70万円、5着35万円[4]
副賞
スタリオンシリーズに指定されており、シャープアステカの次年度配合権利が優勝馬馬主に贈られる[4]
優先出走権付与
2着以上の馬にノースクイーンカップの優先出走権が付与される。

歴代優勝馬[編集]

回数 施行日 開催地 距離 頭数 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師
第1回 2002年6月6日 札幌 1700m 11頭 オリガミ 牝3 北海道 1:50.1 佐々木国明 若松平
第2回 2003年6月5日 札幌 1700m 14頭 ウィナーズキャロル 牝3 北海道 1:51.7 宮崎光行 村上正和
第3回 2004年6月3日 札幌 1700m 7頭 ユミコトヨーコ 牝3 北海道 1:49.4 千葉津代士 田部和則
第4回 2005年6月30日 札幌 1700m 13頭 タケノマーキュリ 牝3 北海道 1:52.8 服部茂史 角川秀樹
第5回 2006年6月28日 札幌 1700m 10頭 アヤパン 牝3 北海道 1:48.7 山口竜一 角川秀樹
第6回 2007年6月28日 旭川 1500m 11頭 ティンバーランド 牝3 北海道 1:39.6 馬渕繁治 田中正三
第7回 2008年6月26日 旭川 1500m 8頭 ディアダンサー 牝3 北海道 1:39.7 服部茂史 谷口常信
第8回 2009年6月25日 門別 1200m 15頭 ベレンバン 牝3 北海道 1:13.6 山口竜一 林和弘
第9回 2010年6月24日 門別 1200m 9頭 クラキンコ 牝3 北海道 1:11.5 小国博行 堂山芳則
第10回 2024年6月18日 門別 1700m 11頭 ポルラノーチェ 牝3 北海道 1:49.6 落合玄太 田中淳司

各回競走結果の出典[編集]

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年6月15日閲覧。
  2. ^ ホッカイドウ競馬からのお知らせ” (PDF). HRA北海道軽種馬振興公社 (2011年2月10日). 2014年12月9日閲覧。
  3. ^ 令和6年度ホッカイドウ競馬の取組概要について (PDF) - ホッカイドウ競馬、2024年2月16日配信・閲覧
  4. ^ a b 令和6年度 第5回門別競馬番組表[更正]” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2024年6月15日閲覧。