サッポロクラシックカップ
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サッポロクラシックカップ | |
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競走名の由来となった「サッポロクラシック」 | |
開催国 | 日本 |
主催者 | 北海道 |
競馬場 | 門別競馬場 |
第1回施行日 | 2014年10月21日 |
2024年の情報 | |
距離 | ダート1200m |
格付け | H3 |
賞金 |
1着賞金400万円 |
出走条件 | サラ系2歳、ホッカイドウ所属 |
負担重量 | 定量(55kg) |
出典 | [1] |
サッポロクラシックカップは、ホッカイドウ競馬で施行される地方競馬の重賞競走(H3)である。
競走名の「サッポロクラシック」は、サッポロビールが北海道で限定発売しているビールの商品名。
概要
[編集]2009年に特別競走として創設された、2歳馬による競走。2014年より重賞(H2)に格付けされた。2022年までは地方競馬全国交流競走となっており、他地区所属馬も出走可能であったが、2023年にホッカイドウ所属馬限定戦となった。
2008年までは特定種牡馬の種付料相当額を賞金としたスタリオン・プレミアムシリーズのひとつとして「アグネスタキオン・プレミアムII」の名称で施行していた[2]。2009年度も当初予定では「アグネスタキオン・スーパープレミアム」の名称で行われる予定だったが、アグネスタキオンが6月に急死したため、急遽レース名を「サッポロクラシックカップ」に変更して施行された[3]。
2009年の創設時から2019年まで未来優駿の対象競走となっていた[3]ほか、2012年以降はJRA認定競走(上級認定競走)としても施行されている。
2019年までは1200mで施行されていたが、2020年より1700mで施行されることになった。
2023年よりH3に降格して1着賞金が400万円に減額となり[4]、1200mで施行される[5]。
負担重量は2019年までは55kg(牝馬1kg減)、2020年から2023年は定量で54kgで、2024年からは定量で55kgとなっている。
競走条件・賞金(2024年)
[編集]- 出走条件
- サラブレッド系2歳、ホッカイドウ所属。
- 負担重量[1]
- 定量(55kg)
- 賞金等
- 賞金額は1着400万円、2着112万円、3着84万円、4着56万円、5着28万円[6]。
- スタリオンシリーズ競走にされており、アドマイヤマーズの次年度配合権利が優勝馬馬主への副賞となっている[6]。
副賞
[編集]スタリオンシリーズ競走に指定されており、以下の種牡馬の種付権が副賞となっている。
年 | 種牡馬 | 付与対象者 | 出典 |
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2014年 | メイショウボーラー | 馬主 | [7] |
2015年 | ヘニーヒューズ | 馬主 | [8] |
2016年 | パイロ | 馬主 | [9] |
2017年 | |||
2018年 | |||
2019年 | |||
2020年 | [10] | ||
2021年 | [11] | ||
2022年 | [12] | ||
2023年 | アドマイヤマーズ | [13] | |
2024年 | [6] |
歴代優勝馬
[編集]すべてダートコースでの施行。
回数 | 施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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第1回 | 2014年10月21日 | 門別 | 1200m | 9頭 | コールサインゼロ | 牡2 | 北海道 | 1:13.7 | 石川倭 | 原孝明 |
第2回 | 2015年10月20日 | 門別 | 1200m | 6頭 | リンダリンダ | 牝2 | 北海道 | 1:14.1 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
第3回 | 2016年10月19日 | 門別 | 1200m | 11頭 | フライングショット | 牡2 | 北海道 | 1:15.0 | 五十嵐冬樹 | 桑原義光 |
第4回 | 2017年10月25日 | 門別 | 1200m | 9頭 | ソイカウボーイ | 牡2 | 北海道 | 1:12.8 | 岩橋勇二 | 田中淳司 |
第5回 | 2018年10月30日 | 門別 | 1200m | 6頭 | エムオータイショウ | 牡2 | 北海道 | 1:11.6 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
第6回 | 2019年10月24日 | 門別 | 1200m | 8頭 | ヘイセイメジャー | 牡2 | 北海道 | 1:12.9 | 宮崎光行 | 松本隆宏 |
第7回 | 2020年9月3日 | 門別 | 1700m | 9頭 | ラッキードリーム | 牡2 | 北海道 | 1:49.4 | 石川倭 | 林和弘 |
第8回 | 2021年8月26日 | 門別 | 1700m | 9頭 | リコーヴィクター | 牡2 | 北海道 | R1:46.7 | 山本咲希到 | 川島雅人 |
第9回 | 2022年8月24日 | 門別 | 1700m | 7頭 | ベルピット | 牡2 | 北海道 | 1:48.5 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
第10回 | 2023年7月27日 | 門別 | 1200m | 12頭 | オスカーブレイン | 牡2 | 北海道 | 1:14.2 | 阿部龍 | 角川秀樹 |
第11回 | 2024年8月8日 | 門別 | 1200m | 11頭 | イイデマイヒメ | 牝2 | 北海道 | 1:14.3 | 阿部龍 | 村上正和 |
タイム欄のRは2歳コースレコードを示す。
2013年までの優勝馬
[編集]施行日 | 開催地 | 距離 | 頭数 | 優勝馬 | 性齢 | 所属 | タイム | 優勝騎手 | 管理調教師 |
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2009年10月20日 | 門別 | 1200m | 13頭 | モエレデフィニット | 牡2 | 北海道 | 1:13.9 | 坂下秀樹 | 村上正和 |
2010年11月2日 | 門別 | 1200m | 10頭 | ピエールタイガー | 牡2 | 北海道 | 1:13.2 | 桑村真明 | 堂山芳則 |
2011年11月1日 | 門別 | 1200m | 8頭 | エンジェルツイート | 牝2 | 北海道 | 1:12.2 | 岩橋勇二 | 角川秀樹 |
2012年11月6日 | 門別 | 1200m | 9頭 | プロティアン | 牡2 | 北海道 | 1:12.9 | 桑村真明 | 山田和久 |
2013年10月29日 | 門別 | 1200m | 12頭 | ドントコイ | 牡2 | 北海道 | 1:13.1 | 桑村真明 | 角川秀樹 |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b “キャンペーン”. SPAT4プレミアムポイント. 2024年8月10日閲覧。
- ^ “2009【未来優駿ー2歳馬たちの夢舞台ー】各レース情報”. 地方競馬全国協会. 2015年10月30日閲覧。
- ^ a b web Furlong2009(未来優駿特集) - 地方競馬全国協会、2014年11月14日閲覧
- ^ 令和5年度ホッカイドウ競馬の取組概要について (PDF) - 北海道軽種馬振興公社、2023年2月17日配信・閲覧
- ^ 令和5年度 ホッカイドウ競馬 2歳馬概定番組 (PDF)
- ^ a b c “令和6年度 第9回門別競馬番組表[更正]”. ホッカイドウ競馬. 2024年8月10日閲覧。
- ^ “平成26年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2014年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月1日閲覧。
- ^ “平成27年度 スタリオンシリーズ競走”. ホッカイドウ競馬. 2015年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月1日閲覧。
- ^ “平成28年度 スタリオンシリーズ競走” (PDF). ホッカイドウ競馬. 2017年10月23日閲覧。
- ^ “第7回 サッポロクラシックカップ〔H2〕結果”. ホッカイドウ競馬 (2020年9月3日). 2020年11月3日閲覧。
- ^ “第8回 サッポロクラシックカップ〔H2〕結果”. ホッカイドウ競馬 (2021年8月26日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ “第9回 サッポロクラシックカップ〔H2〕結果”. ホッカイドウ競馬 (2022年8月24日). 2022年3月21日閲覧。
- ^ “サッポロクラシックカップ”. ホッカイドウ競馬. 2023年7月3日閲覧。
各回競走結果の出典
[編集]- サッポロクラシックカップ 歴代優勝馬(第1回以降) - 地方競馬全国協会
- netkeiba.com(最終閲覧日:2014年11月1日)
外部リンク
[編集]- サッポロクラシックカップ - ホッカイドウ競馬