山口県済生会下関総合病院
山口県済生会下関総合病院 | |
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情報 | |
正式名称 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部山口県済生会下関総合病院 |
英語名称 | Shimonseki saiseikai General Hospital |
前身 |
下関診療所 下関病院[1] |
標榜診療科 | 内科、神経内科、呼吸器科、循環器科、消化器科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚科、泌尿器科、肛門科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、麻酔科、歯科口腔外科、精神科、リハビリテーション科、病理診断科、消化器外科、緩和ケア内科、呼吸器外科、腎臓内科、膠原病内科[2] |
許可病床数 |
373[2] 一般病床:373[2] |
機能評価 | 主たる機能:一般病院2/機能種別版評価項目3rdG:Ver.1.1 |
開設者 | 社会福祉法人恩賜財団済生会支部山口県済生会 |
開設年月日 | 1959年(昭和34年)3月31日[2] |
所在地 |
〒759-6603 |
位置 | 北緯34度1分53.3秒 東経130度55分51.2秒 / 北緯34.031472度 東経130.930889度座標: 北緯34度1分53.3秒 東経130度55分51.2秒 / 北緯34.031472度 東経130.930889度 |
PJ 医療機関 |
社会福祉法人恩賜財団済生会支部 山口県済生会下関総合病院(しゃかいふくしほうじんおんしざいだんさいせいかいしぶ やまぐちけんさいせいかいしものせきそうごうびょういん)は、山口県下関市にある恩賜財団済生会に属する急性期病院。
救急告示病院、地域がん診療連携拠点病院、輪番制2次救急指定病院、地域小児救急医療拠点病院、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、地域災害拠点病院である[3][4]。
沿革
[編集]- 1924年(大正13年)3月 - 下関市長崎町に恩賜財団済生会委嘱による下関診療所開設
- 1939年(昭和14年)4月 - 下関市上田中町に病床数50床の下関病院開設
- 1959年(昭和34年)3月 - 下関市新町に病床数119床で新築移転
- 1967年(昭和42年)5月 - 中央棟を増設、病床数175床となる
- 1973年(昭和48年)4月 - 中央棟を一部増築、病床数225床となる
- 1977年(昭和52年)3月 - 外来棟を増築、既設棟を改築、病床数300床となる
- 1980年(昭和55年)9月 - 地下1階を増築、病床数350床となる
- 1984年(昭和59年)8月 - 周産期母子センター23床増床し、病床数373床となる
- 2000年(平成12年)4月 - 居宅介護支援事業所を開設
- 2003年(平成15年)4月 - 臨床研修指定病院の許可
- 2005年(平成17年)4月 - 下関市安岡町に新病院を新築移転[5][6][7][8][9][10]
- 2007年(平成19年)5月 - 日本医療機能評価機構認定を取得(Ver.5.0)
- 2009年(平成21年)4月 - DPC対象病院へ移行
- 2009年(平成21年)6月 - 院外処方へ完全移行
- 2010年(平成22年)8月 - 新管理棟完成
- 2011年(平成23年)11月 - 地域医療支援病院の承認
- 2011年(平成23年)12月 - 災害拠点病院の指定
- 2012年(平成24年)5月 - 日本医療機能評価機構認定を取得(Ver.6.0)
- 2015年(平成27年)4月 - 地域がん診療連携拠点病院の指定
- 2017年(平成29年)5月 - 日本医療機能評価機構認定を取得(3rdG)[1]
特色
[編集]医療機関の認定
[編集]この節の出典[16]
- 保健医療機関
- 労災保険指定医療機関
- 臨床研修病院
- 指定自立支援医療機関(更生医療)
- 指定自立支援医療機関(育成医療)
- 指定自立支援医療機関(精神通院医療)
- がん診療連携拠点病院
- 医療保護施設
- 結核指定医療機関
- 指定小児慢性特定疾患医療機関
- 戦傷病者特別援護法指定医療機関
- 原子爆弾被害者医療指定医療機関
- 母体保護法指定医の配置されている医療機関
- 災害拠点病院
- 小児救急医療拠点病院
- 身体障害者福祉法指定医の配置されている医療機関
- 生活保護法指定医療機関
- 特定疾患治療研究事業委託医療機関
- 指定養育医療機関
- DPC対象病院
- 無料低額診療事業実施医療機関
- 原子爆弾被害者一般疾病医療取扱医療機関
- 公害医療機関
- 地域医療支援病院
人材育成
[編集]看護部門を中心とした人材育成と安全管理の取り組みで知られている[17][18][19][20][21][22][23][24]。
新病院
[編集]下関市貴船町にあった旧施設(現在の済生会貴船福祉ケアセンター)は築30年以上を経過して老朽化し、かつ必要に応じて増改築を繰り返してきたので非絹的になっていたため、2005年に下関市安岡の敷地約六万平方メートルに新築移転している[10]。旧病院は33診療科、373床で、同規模での新築移転となった[10]。当初は2001年度内に設計案をまとめ、2002年に着工、2004年に開業の予定であった[10]。構築物のデザインについては横河建築設計事務所、山下設計、日本設計、日建設計、内藤建築事務所、佐藤総合計画、久米設計の7業者による入札が2000年10月に実施されたが著しい低価格での入札であったために安全面での懸念があり病院側が求める基準に見合わないと判断された[10]。改めてプロポーザル方式で上記7業者から提案を募った。学識経験者や済生会山口県支部関係者など6人で構成される審査委員会がプランの選定を行い[10]、久米設計のプランが選ばれた[8]。施行については4件の入札があり、2003年4月に大成建設が代表の共同企業体(JV)が中心となって請け負った[5]。
アクセス
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 略史・沿革 山口県済生会下関総合病院
- ^ a b c d e 当院概要 山口県済生会下関総合病院
- ^ 各種指定・認定 山口県済生会下関総合病院
- ^ 済生会下関病院、災害拠点病院に /山口県 朝日新聞 2011.12.21 西部地方版/山口 29頁 下関(全122字)
- ^ a b 山口県済生会下関総合病院移転関連4件入札/大成JVらに 2003.04.30 日刊建設工業新聞 15頁(全567字)
- ^ 病院移築は11月中旬にも建築確認申請へ/山口済生会下関総合病院 2002.10.09 建設通信新聞(全436字)
- ^ 病院移築は2002年度内着工へ準備/山口済生会下関総合病院 2002.08.06 建設通信新聞 (全382字)
- ^ a b 山口済生会下関総合病院移築(山口県下関市)設計プロポ/久米を特定 2001.03.16 日刊建設工業新聞 13頁 (全412字)
- ^ 山口済生会下関総合病院移築(山口県下関市)設計プロポ/7者指名、2月末まで受付 2001.01.29 日刊建設工業新聞 11頁(全436字)
- ^ a b c d e f 病院移築は7者で提案競技,3月特定へ/山口済生会下関総合病院 2001.01.26 建設通信新聞(全805字)
- ^ 牧 隆司「済生会下関総合病院周産期母子センター(特集 超低出生体重児の予後-超低出生体重児の短期予後)」 1999.08.01 周産期医学 29(8) 944-947頁 【日外整理No.Z4816032】
- ^ 不妊症の新治療を支援 平松伸子(済生会下関総合病院) 1995.05.08 Medical & Test Journal 18頁 (全997字)
- ^ 病院の特色 山口県済生会下関総合病院
- ^ 特集 Ciclosporin Pharmaco-Clinical Forum 1997 panel discussion 各施設におけるABO血液型不適合腎移植の考え方と現状 済生会下関総合病院・市立宇和島病院から-血液型不適合腎移植症例の成績- 1997.11.01 今日の移植 (全2,445字)
- ^ 高周波焼灼術で、心臓病治療に威力、済生会下関 西日本新聞 山口 1994.04.13 朝刊 20頁 20版20面3段(全682字)
- ^ “山口県医療機能情報公表システム”. 山口県救急医療情報センター. 2021年2月閲覧。
- ^ 西村 容子「社会情勢の変化にいかに対応するか(済生会下関総合病院の人材育成への取り組み)」 2010.05.15 師長主任業務実践 :看護リーダーのための専門情報誌 Vol.15, No.317, Page.3-9 (2010.05.15) 【日外整理No.Z10667260】(国立国会図書館作成)
- ^ 谷口 裕子「看護技術が向上するための臨床実践能力向上委員会(済生会下関総合病院の人材育成への取り組み)」2010.05.15 師長主任業務実践 :看護リーダーのための専門情報誌 15(317) 9~17頁 【日外整理No.Z10667266】(国立国会図書館作成)
- ^ 藤田 恵「入院基本料7対1導入後の教育体制の整備(済生会下関総合病院の人材育成への取り組み) 」 2010.05.15 師長主任業務実践 :看護リーダーのための専門情報誌 15(317) 17-24頁 【日外整理No.Z10667274】(国立国会図書館作成)
- ^ 「済生会下関総合病院の人材育成への取り組み その1)社会情勢の変化にいかに対応するか~人材育成・教育/看護基準・手順/医療安全」 2010.05.15 師長主任業務実践 (全959字)
- ^ 「済生会下関総合病院の人材育成への取り組み その2)看護技術が向上するための臨床実践能力向上委員会 2010.05.15 師長主任業務実践 (全852字)
- ^ 「済生会下関総合病院の人材育成への取り組み その3)入院基本料7対1導入後の教育体制の整備 2010.05.15 師長主任業務実践 (全857字)
- ^ パンフレットを使用しない当院〔山口県済生会下関総合病院〕の術前訪問の評価 / 武田 洋美;宮下 悦子;築地 純子 2000.01.01 日本看護学会論文集. 成人看護. 1 31 194~196頁 【日外整理No.Z6329332】
- ^ 済生会下関病院、女子高生が「一日看護婦」 西日本新聞 山口 1996.05.12 朝刊 26頁 20版26面2段 (全403字)
- ^ 交通アクセスのご案内 山口県済生会下関総合病院
外部リンク
[編集]- 山口県済生会下関総合病院 公式サイト