光岡駅
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光岡駅 | |
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待合室を兼ねる「すこやか光岡」(2007年7月) | |
てるおか Teruoka | |
◄夜明 (6.1 km) (2.4 km) 日田► | |
所在地 | 大分県日田市大字友田[1] |
所属事業者 | 九州旅客鉄道(JR九州) |
所属路線 | ■久大本線 |
キロ程 | 45.2 km(久留米起点) |
電報略号 | テル |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
110人/日(降車客含まず) -2016年[2]- |
乗降人員 -統計年度- |
227人/日 -2016年[2]- |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)6月25日[3]。 |
備考 | 無人駅[4] |
光岡駅 | |
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日田彦山線BRTのりば(2024年3月) | |
てるおか Teruoka | |
◄南友田 (1.0 km) | |
所在地 | 大分県日田市大字友田 |
所属事業者 |
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所属路線 | ■日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン) |
キロ程 | 35.3 km(添田起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 2023年(令和5年)8月28日** |
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光岡駅(てるおかえき)は、大分県日田市大字友田にある、九州旅客鉄道(JR九州)久大本線の駅[1]および、JR九州バスが運行を行っている日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)のバス停留所である。
歴史
[編集]- 1934年(昭和9年)6月25日:鉄道省(国有鉄道)の駅として開業[3]。
- 1971年(昭和46年)2月20日:駅員無配置駅となる[5][注釈 1]。ただし、経過措置として当面の間は駅員を管理駅から派遣して対応[5]。
- 1984年(昭和59年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道(JR九州)の駅となる[8]。
- 2007年(平成19年)3月:駅舎代替施設として「すこやか光岡」(木造平屋建て・約45m2)が完成[9]。
- 2012年(平成24年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 7月14日:当駅 - 日田駅間運転再開[14]。久大線の代行バスは前日で終了。引き続き日田彦山線代行バスは停車。
- 2023年(令和5年)8月28日:日田彦山線の添田駅 - 日田駅間で日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)の運行を開始。駅前に乗降場を設置。
-
旧駅舎(2005年3月)
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当駅 - 日田駅間の代行バス(2018年3月)
駅構造
[編集]1971年(昭和46年)2月10日から無人駅になった[6]。
島式ホーム1面2線を有する地上駅[1]。2007年に「すこやか光岡」と名づけられた待合所室とトイレが一体となった施設が設けられた[9]。当初、JR九州は駅舎を新築しない予定だったが、地元住民からの要望により日田市とJR九州が事業費1450万円を負担して建設したものである[9]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している[1]。
日田彦山線BRTは駅舎前が乗降場となっている。
のりば
[編集]のりば[15] | 路線 | 方向 | 行先[15] | 備考 |
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1・2 | ■久大本線 | 上り | 久留米方面 | 駅発着の上下線とも大半が2番のりばからの発着 |
2 | 下り | 日田方面 |
利用状況
[編集]1965年(昭和40年)度には乗車人員が202,065人(定期外:56,905人、定期:145,160人)、降車人員が194,502人で、手荷物(発送:457個、到着:353個)や小荷物(発送:4,406個、到着:3,566個)も取り扱っていた[16]。
2013年(平成25年)度の乗車人員は45,627人(定期外:6,678人、定期:38,949人)、降車人員は48,281人である[17]。
※1日平均乗車人員の数値は各年度版「大分県統計年鑑」による年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
年度 | 年間 乗車人員 |
定期外 乗車人員 |
定期 乗車人員 |
一日平均 乗車人員* |
年間 降車人員 |
出典 |
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1965年(昭和40年) | 202,065 | 56,905 | 145,160 | - | 194,502 | [16] |
- | - | - | - | - | - | - |
1990年(平成2年) | 74,462 | 12,776 | 61,686 | - | 84,214 | [18] |
1991年(平成3年) | 74,494 | 17,654 | 56,840 | - | 76,710 | [19] |
1992年(平成4年) | 63,632 | 11,369 | 52,263 | - | 70,752 | [20] |
1993年(平成5年) | 62,758 | 11,760 | 50,998 | - | 70,752 | [21] |
1994年(平成6年) | 60,065 | 12,545 | 47,520 | - | 60,493 | [22] |
1995年(平成7年) | 59,185 | 13,081 | 46,104 | - | 59,720 | [23] |
1996年(平成8年) | 62,137 | 18,371 | 43,766 | - | 60,314 | [24] |
1997年(平成9年) | 57,591 | 18,116 | 39,475 | - | 55,646 | [25] |
1998年(平成10年) | 53,336 | 16,979 | 36,357 | - | 52,273 | [26] |
1999年(平成11年) | 57,250 | 20,700 | 36,550 | - | 54,973 | [27] |
2000年(平成12年) | 55,424 | 18,650 | 36,774 | 152 | 56,523 | [28] |
2001年(平成13年) | 57,916 | 14,582 | 43,334 | 159 | 59,026 | [29] |
2002年(平成14年) | 50,845 | 13,377 | 37,468 | 139 | 51,423 | [30] |
2003年(平成15年) | 44,928 | 12,885 | 32,043 | 123 | 46,716 | [31] |
2004年(平成16年) | 37,639 | 6,784 | 30,855 | 103 | 39,643 | [32] |
2005年(平成17年) | 53,523 | 9,982 | 43,541 | 147 | 56,978 | [33] |
2006年(平成18年) | 58,613 | 7,865 | 50,748 | 161 | 62,695 | [34] |
2007年(平成19年) | 54,604 | 6,320 | 48,284 | 149 | 59,073 | [35] |
2008年(平成20年) | 52,078 | 5,801 | 46,277 | 143 | 55,893 | [36] |
2009年(平成21年) | 54,294 | 6,435 | 47,859 | 149 | 57,837 | [37][注釈 2] |
2010年(平成22年) | 52,905 | 6,529 | 46,376 | 145 | 55,818 | [39][注釈 2] |
2011年(平成23年) | 50,228 | 6,683 | 43,545 | 137 | 52,704 | [40][注釈 2] |
2012年(平成24年) | 46,758 | 6,307 | 40,451 | 128 | 49,343 | [41][注釈 2] |
2013年(平成25年) | 45,627 | 6,678 | 38,949 | 125 | 48,281 | [17][注釈 2] |
- * 一日平均乗車人員は年間乗車人員の値を各年度の日数で割った値。
駅周辺
[編集]駅北側は民家が多く、駅前を「日田往還」という街道が通る。北へ進むと朝日トンネルを経て、朝日天神山古墳に至るが古墳は駅からやや離れている。朝日トンネルの西側には野球場があり、高校が隣接する。野球場から北へ進むと職業能力開発校に至る。駅から南へ少し離れた所を花月川が流れており、(その川に架かる)光岡橋を渡ると国道386号に至る。
隣の駅
[編集]- JR九州バス・JR九州
- ■日田彦山線BRT(BRTひこぼしライン)
- 光岡 - 日田直通
- 南友田駅 - 光岡駅 - 日田駅
- 高校ルート
- 南友田駅 - 光岡駅 - 林工西口駅
- 光岡 - 日田直通
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、20頁。
- ^ “平成29年版ひた市勢情報” (PDF). 日田市. 2018年5月17日閲覧。
- ^ a b 「久大西線 光岡驛の盛な開業式」『豊州新聞』豊州新聞社、1934年6月27日、朝刊、4面。
- ^ a b 「通報 ●久大本線南久留米駅ほか13駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1984年2月10日、2面。
- ^ a b 「久大、日田彦山両線近代化」『交通新聞』交通協力会、1971年2月17日、1面。
- ^ a b 『大分県労働運動史 第2巻 昭和41-50年』 大分県、1980年。
- ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、739頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
- ^ a b c 「交流スペース完成 JR光岡駅 住民の活動拠点に」『大分合同新聞』大分合同新聞社、2007年4月11日、朝刊、13面。
- ^ a b c d 「日田彦山線が復旧」『大分合同新聞』大分合同新聞社、2012年7月26日、朝刊、27面。
- ^ 「九州北部豪雨/被災地 懸命の復旧作業/JR久大線 一部で代行輸送」『読売新聞』読売新聞社、2012年7月16日、朝刊、31面。
- ^ 「久大線が全線復旧」『大分合同新聞』大分合同新聞社、2012年8月25日、夕刊、11面。
- ^ a b 7月18日からの久大本線・日田彦山線の運転計画について (お知らせ) - 九州旅客鉄道株式会社(2017年7月17日閲覧)
- ^ “災害に伴う運行状況のご案内について”. 九州旅客鉄道 (2018年7月14日). 2018年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年7月14日閲覧。
- ^ a b 光岡駅時刻表(JR九州2019.3.16改正)
- ^ a b 大分県総務部統計課 『昭和41年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1966年3月。
- ^ a b “平成26年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2015年3月10日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月26日閲覧。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成3年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1991年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成4年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1992年12月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成5年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1994年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成6年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1995年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成7年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1996年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成8年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1997年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成9年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1998年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成10年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、1999年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成11年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2000年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成12年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2001年3月31日。
- ^ 大分県総務部統計課 『平成13年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2002年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成14年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2003年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成15年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2004年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成16年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2005年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成17年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2006年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成18年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 132 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成19年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2007年3月31日。 - 11運輸および通信 - 130 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成20年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2009年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ 大分県総務部統計課 『平成21年版 大分県統計年鑑』 大分県統計協会、2010年3月31日。 - 11運輸および通信 - 129 鉄道各駅別運輸状況(JR九州・JR貨物) (ウェブ版XLS)
- ^ “平成22年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 129.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年2月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ 池端真理 『全国都道府県統計協会刊行の統計資料調査について』 地域総合研究 第38巻 第2号 (鹿児島国際大学地域総合研究所) (2011年)
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成24年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2013年8月5日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “平成23年版 大分県統計年鑑 11 運輸および通信 128.鉄道各駅別運輸 状況(JR九州・JR貨物) 2012年6月15日”. 大分県総務部統計課. 2015年6月26日閲覧。
- ^ “(3) 市指定(有形文化財・有形民俗文化財、無形民俗文化財・史跡・天然記念物) - 【史跡】” (PDF). 日田市 指定等文化財一覧表. 日田市 (2022年2月15日). 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月16日閲覧。
- ^ “光岡史跡探訪 vol.1”. 光岡公民館 (2015年2月12日). 2022年12月16日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 光岡駅(駅情報) - 九州旅客鉄道