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中村優斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中村 優斗
東京ヤクルトスワローズ #15
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 長崎県諫早市[1]
生年月日 (2003-02-08) 2003年2月8日(22歳)
身長
体重
176 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2024年 ドラフト1位
年俸 1600万円(2025年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

中村 優斗(なかむら ゆうと、2003年2月8日 - )は、長崎県諫早市出身のプロ野球選手投手)。右投左打。東京ヤクルトスワローズ所属。

経歴

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諫早市立長田小学校で2年生の時に野球を始め、諫早市立長田中学校では軟式野球部に所属していた[3]

「県庁で働いて地元に貢献したい」という思いから、公務員への就職実績が高かった長崎県立諫早農業高等学校へ進学[1]。1年秋からエースを務めた。3年夏は新型コロナウイルスの影響で公式戦が中止となり、県で行われた独自大会では初戦敗退。思うような形で高校野球を終えられず、公務員よりも野球への思いが強くなった[1]

プロ野球選手平井光親が監督を務める愛知工業大学へ進学し、1年春から先発を任された[1]投球の幅を広げるために山本由伸の動画を参考に変化球を習得したり、走り込みや本格的なウエイトトレーニングに取り組んだことで、150km/hを超える速球が投げられるようになった[1]2024年3月に開催された「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」では大学生ながら日本代表に選出された[4]

2024年10月24日に行われたプロ野球ドラフト会議東京ヤクルトスワローズから1位指名を受けた[5][注 1]。11月18日に名古屋市内のホテルで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高、年俸1600万円で仮契約を結んだ(金額は推定)[2]。背番号は15[2]。担当スカウトは余田雄飛[7]

詳細情報

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背番号

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  • 15(2025年[2] - )

代表歴

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脚注

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注釈

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  1. ^ 宗山塁に5球団、金丸夢斗に4球団、西川史礁に2球団と1位指名が競合する中、12球団で唯一の単独1位指名となった[6]

出典

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  1. ^ a b c d e 野球 - 愛知工業大・中村優斗 「侍ジャパン」選出の157キロ右腕 中学時代は公務員志望」『4years.』2024年3月7日。2024年10月21日閲覧
  2. ^ a b c d ヤクルトのドラフト1位・愛知工業大の中村優斗が仮契約 「1年目から10勝」」『中日新聞Web』2024年11月17日。2024年12月29日閲覧
  3. ^ 中村優斗 愛知工大」『週刊ベースボールONLINE』。2024年10月21日閲覧
  4. ^ 侍ジャパン・井端監督「先を見据えた…」大学生を4人選出した意図 | ショウアップナイター」『BASEBALL KING』2024年2月14日。2024年10月21日閲覧
  5. ^ 【ドラフト】愛知工大・中村優斗はヤクルトが1位指名 最速160キロ&フォーク武器に打者圧倒」『日刊スポーツ』2024年10月24日。2024年10月24日閲覧
  6. ^ 5球団競合の宗山塁は楽天へ!金丸夢斗は中日!【ドラフト1位指名一覧】」『BASEBALL KING』2024年10月24日。2025年1月12日閲覧
  7. ^ ヤクルト1位指名 中村「大瀬良、隅田投手 越えたい」 GMあいさつに意気込み」『長崎新聞』2024年10月26日。2025年1月12日閲覧

関連項目

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外部リンク

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