上土方工業団地
上土方工業団地 | |
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大字 | |
上土方工業団地の航空写真 (2020年6月16日撮影) | |
北緯34度42分24.22994秒 東経138度1分55.19834秒 / 北緯34.7067305389度 東経138.0319995389度座標: 北緯34度42分24.22994秒 東経138度1分55.19834秒 / 北緯34.7067305389度 東経138.0319995389度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 静岡県 |
市町村 | 掛川市 |
人口情報(平成27年国勢調査[1]) | |
人口 | 0 人 |
世帯数 | 0 世帯 |
面積(1993年) | |
0.405 km² | |
人口密度 | 0 人/km² |
郵便番号 | 437-1432 |
市外局番 | 0537(掛川MA) |
ナンバープレート | 浜松 |
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上土方工業団地(かみひじかたこうぎょうだんち、英語: Kamihijikatakōgyōdanchi)は、静岡県掛川市にある大字。また、同地には同名の工業団地として上土方工業団地(かみひじかたこうぎょうだんち、英語: Kamihijikata Industrial Park)が設置されている。
地理
[編集]静岡県掛川市の南部に位置する。合併前の旧大東町においては北西部に位置していた。40.5ヘクタールほどの広さであり[2]、概ね楕円形の大字である。全域が平地であり工業用地などに利用されている。居住者はおらず[1]、人家は存在しない。ただし、工場のみが立地しているわけではなく、認可外保育施設なども開設されている[3]。
工業団地としての「上土方工業団地」が開設されることになり、それに合わせて一帯の大字も同名の「上土方工業団地」にしたものである。ただし、大字には含まれていても、工業団には含まれていない土地も存在する。たとえば、中部電力パワーグリッドの土方変電所は、工業団地としての上土方工業団地には含まれていないが[2]、大字としての上土方工業団地には含まれている[4]。なお、集落としては、隣接する大字とともに「今滝」として扱われている。掛川市の自治区としては上土方区に属している[1]。
歴史
[編集]上土方工業団地と呼ばれている地は、もともとは自然村である遠江国城東郡今滝村の一部であった[5]。内山真龍の『遠江国風土記伝』によれば今滝村の石高は212石9斗1升8合であったとされている[6][† 1]。また、今瀧寺の寺田が5石とされている[7]。この今滝村の一部がのちの上土方工業団地に該当する[5]。
町村制が施行された1889年(明治22年)時点では、この地は静岡県城東郡土方村の一部となっていた。その後の度重なる市町村合併を経て、1973年(昭和48年)4月よりこの地は大東町の一部となった。のちに静岡県庁企業局により工業団地として開発され[2]、1993年(平成5年)に工業団地としての上土方工業団地が完成した[2]。それに伴い、独立した大字として上土方工業団地が設置された。その後、大東町が掛川市、大須賀町と合併することになり、2005年(平成17年)4月よりこの地は掛川市の一部となった。
地名の由来
[編集]「上土方工業団地」と呼ばれている地は、かつては土形郷の一部であり、時代が下ると土方村の一部となっていた。のちに自治区としては「上土方区」に属すことになった。「上土方工業団地」はその名前に因んでいる。
沿革
[編集]- 1871年 - 城東郡が静岡県に移管。
- 1871年 - 城東郡が浜松県に移管。
- 1876年 - 城東郡が静岡県に移管。
- 1889年 - 静岡県城東郡下土方村、入山瀬村、今滝村、上土方村、川久保村の大部分、中村の一部が合併して土方村を設置。
- 1896年 - 静岡県佐野郡、城東郡が合併して小笠郡を設置。
- 1955年 - 静岡県小笠郡佐束村、土方村が合併して城東村を設置。
- 1973年 - 静岡県小笠郡大浜町、城東村が合併して大東町を設置。
- 1993年 - 上土方工業団地竣工[2]。
- 2005年 - 静岡県掛川市、小笠郡大東町、大須賀町が合併して掛川市を設置。
世帯数と人口
[編集]2015年(平成27年)現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
大字 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上土方工業団地 | 0世帯 | 0人 |
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の事業所数と従業員数は以下の通りである[8]。
大字 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
上土方工業団地 | 11事業所 | 1022人 |
小・中学校の学区
[編集]番地 | 小学校 | 中学校 |
---|---|---|
全域 | 掛川市立土方小学校 | 掛川市立城東中学校 |
施設
[編集]- トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社静岡センター[10]
- 栗田工業株式会社大東工場[11]
- 株式会社ハマキョウレックス掛川センター[12]
- 株式会社ハマキョウレックス掛川常温センター[12]
- 株式会社高山常温一括掛川センター[13]
- 多摩化学工業株式会社掛川工場[14]
- クオリテックファーマ株式会社静岡工場[15]
- 株式会社榛葉鉄工所掛川工場[16]
- QTPメロンハウス保育園[3]
- 中部電力パワーグリッド株式会社土方変電所
その他
[編集]郵便
[編集]- 郵便番号:437-1432[17](集配局:遠江大東郵便局)
警察
[編集]警察の管轄区域は以下の通りである[18]。
番地 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 掛川警察署 | 城東駐在所 |
消防
[編集]消防の管轄区域は以下の通りである[19]。
番地 | 消防署・分署 | 消防団分団 |
---|---|---|
全域 | 南消防署 | 大東第四分団 |
脚注
[編集]註釈
[編集]- ^ 今日では「遠江国風土記伝」と表記するのが一般的であるが、1900年に発行された『逺江國風圡記傳』では「逺江國風圡記傳」との表記を用いているため、同書に関する出典表記はそれに倣った。
出典
[編集]- ^ a b c d 「国勢調査/平成27年国勢調査/小地域集計――22静岡県」『国勢調査 人口等基本集計に関する集計 2 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口』統計センター。
- ^ a b c d e 「上土方工業団地」『上土方工業団地 - 掛川市』掛川市役所、2022年4月19日。
- ^ a b 「メロンハウス保育園の概要」『QTPメロンハウス保育園 | 園について』QTPメロンハウス保育園。
- ^ 「現場パトロール――収支・品質・安全の三位一体の仕事」『現場パトロール~収支・品質・安全の三位一体の仕事~ |ブログ|株式会社光建』光建、2023年11月12日。
- ^ a b 平凡社稿「今滝村」『今滝村(いまたきむら)とは? 意味や使い方 - コトバンク』DIGITALIO・C-POT。
- ^ 內山基康著述者相續人『逺江國風圡記傳』郁文舍書店、1900年、472頁。
- ^ 內山基康著述者相續人『逺江國風圡記傳』郁文舍書店、1900年、473頁。
- ^ 「経済センサス‐活動調査/令和3年経済センサス‐活動調査/事業所に関する集計――産業横断的集計――事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)」『経済センサス‐活動調査 22 静岡県 31 経営組織(2区分)、産業(中分類)別全事業所数及び男女別従業者数-市区町村、町丁・大字 | ファイル | 統計データを探す | 政府統計の総合窓口』統計センター。
- ^ 「掛川市内小・中学校通学区一覧」『掛川市内小・中学校通学区一覧 - 掛川市』掛川市役所、2024年5月1日。
- ^ 「送付先」『ご利用ガイド | 【公式】トリンプ・オンラインショップ | トリンプ直営の下着,ランジェリー通販サイト』トリンプ・インターナショナル・ジャパン。
- ^ 「会社プロフィール」『【鋳造・鋳物・機械加工】栗田工業 株式会社|会社概要』栗田工業。
- ^ a b 「中部エリア」『国内拠点一覧 | 会社案内 | ハマキョウレックス|3PL・物流アウトソーシングによる物流効率化を実現』ハマキョウレックス。
- ^ 「常温一括掛川センター」『常温一括掛川センター | お菓子の高山 TAKAYAMA』高山。
- ^ 「掛川工場」『事業所一覧 会社情報 多摩化学工業』多摩化学工業。
- ^ 「静岡工場」『静岡工場について | クオリテックファーマ株式会社』クオリテックファーマ。
- ^ 「掛川工場」『会社概要 | 会社情報 | 株式会社榛葉鉄工所|SHINBA IRON WORKS Corporation』榛葉鉄工所。
- ^ 「郵便番号・住所」『静岡県 掛川市 上土方工業団地の郵便番号 - 日本郵便』日本郵便。
- ^ 「管轄区域」『城東駐在所|静岡県警察』静岡県警察本部。
- ^ 掛川市消防本部編集『消防年報』令和2年版、掛川市消防本部、2021年4月、69頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 上土方工業団地 - 掛川市 - 上土方工業団地を紹介する掛川市役所の公式ページ
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