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三雲駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三雲駅
北口駅舎(2019年8月)
みくも
Mikumo
貴生川 (5.2 km)
(3.8 km) 甲西
地図
所在地 滋賀県湖南市三雲荒川457
北緯34度58分59.68秒 東経136度7分3.02秒 / 北緯34.9832444度 東経136.1175056度 / 34.9832444; 136.1175056座標: 北緯34度58分59.68秒 東経136度7分3.02秒 / 北緯34.9832444度 東経136.1175056度 / 34.9832444; 136.1175056
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 草津線
キロ程 20.5 km(柘植起点)
電報略号 ミモ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
1,763人/日(降車客含まず)
-2022年-
開業年月日 1889年(明治22年)12月15日[2]
備考 業務委託駅
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南口駅舎(2017年10月、ロータリー整備前)

三雲駅(みくもえき)は、滋賀県湖南市三雲荒川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)草津線である。

歴史

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駅構造

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相対式ホーム2面2線を持つ[1]地上駅で、交換可能駅である。現在の駅舎は3代目で、2017年平成29年)築である[4]。両乗り場ともに8両編成まで停車が可能であるが、橋上駅舎化と同時に行われたホームの嵩上げは一部のみとなっており、ホームの中間部がスロープ状になっている。

草津駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅である。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。

自動改札機は簡易式のものを3台、自動券売機は定期券購入可能なタッチパネル券売機1台を備えており、トイレは改札外のみ設置されている。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 C 草津線 上り 貴生川柘植方面[8]
2 下り 草津京都方面[8]
付記事項
  • 長らくのりば番号の設定がなかったが、2009年頃にのりば番号標が設置された。
  • 2番のりばの南側に引込み線があり、保線車両が使用する。
  • 駅前広場は大変狭く、朝夕は送迎の自家用車やコミュニティバス湖南市および隣接する甲賀市が運行)で大変混雑していたが、駅南側に仮ロータリーが整備されたのに伴い、2016年3月からは一般車進入禁止となり、さらに橋上駅舎化と同時にバス乗り場も北口から南口仮ロータリーに移設された。

利用状況

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「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。

年度 1日平均
乗車人員
出典
1992年 2,279 [統計 1]
1993年 2,289 [統計 2]
1994年 2,241 [統計 3]
1995年 2,222 [統計 4]
1996年 2,301 [統計 5]
1997年 2,286 [統計 6]
1998年 2,248 [統計 7]
1999年 2,085 [統計 8]
2000年 2,017 [統計 9]
2001年 1,952 [統計 10]
2002年 1,860 [統計 11]
2003年 1,806 [統計 12]
2004年 1,802 [統計 13]
2005年 1,799 [統計 14]
2006年 1,839 [統計 15]
2007年 1,871 [統計 16]
2008年 1,898 [統計 17]
2009年 1,832 [統計 18]
2010年 1,885 [統計 19]
2011年 1,920 [統計 20]
2012年 1,929 [統計 21]
2013年 1,945 [統計 22]
2014年 1,922 [統計 23]
2015年 1,932 [統計 24]
2016年 1,964 [統計 25]
2017年 1,982 [統計 26]
2018年 1,987 [統計 27]
2019年 1,957 [統計 28]
2020年 1,573 [統計 29]
2021年 1,615 [統計 30]
2022年 1,763 [統計 31]

駅周辺

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北口・南口とも、住宅が多い。北口側はロードサイド店舗が所在し、南口側は寺院が多く所在する。駅から北へ進むと滋賀県道13号線に至るが、駅前の交差点で東海道と交差する。そこから北東へ進むと野洲川を渡り、TOTOなどで構成される工業地に至る。東側には甲賀市(旧甲賀郡水口町)との市町境があり、甲賀市側には商業施設や積水化学工業の工場がある。西(旧甲賀郡石部町方面)へ進むとイオンタウン湖南に至るが、こちらは駅からやや離れた所にある。

北口
南口

バス路線

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南口に設けられたロータリー(2019年8月、上屋を設置する前)

駅南口のロータリー内に「三雲駅」停留所があり、湖南市コミュニティバス甲賀市コミュニティバスの各路線が発着する。かつては北口のロータリー内に停留所があり、そこから発着していた。

三雲駅
運行事業者 系統または路線名・行先 備考
湖南市コミュニティバス 下田線(三雲駅ルート)下田 / 三雲駅 / 夏見新田 / 石部駅 三雲駅行き以外は平日のみ運行
甲賀市コミュニティバス 広野台線:笹が丘 / 貴生川駅
三雲駅・市役所線:綾野天満宮 / 甲賀市役所 / 水口東高校
柏木巡回線:綾野天満宮
広野台線:笹が丘行きは平日朝に運行
三雲駅・市役所線:水口東高校行きは平日朝に運行
柏木巡回線:晩に2便のみ運行
付記事項

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
C 草津線
貴生川駅 - 三雲駅 - 甲西駅

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 同日午前5時頃にも、貴生川 - 当駅間で信号トラブルが発生したが、この時は約2時間後に運転を再開した。
  2. ^ 2005年までは同地に「コスモス」というパチンコ店(コスモス甲西店(運営:コスモス興業))があった。同施設はその建物を再活用している。なお、店舗に設けられた「コスモス」の看板はそのまま残されたが、スペースシャトルなどのオブジェは撤去された。
  3. ^ 停留所の看板(両方向)・待合所(草津方面のみ)はともに残存するが(2021年3月時点)、コミュニティバスの停留所は設けられていない。

出典

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  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、24頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、348頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1 
  4. ^ a b 「橋上駅舎と自由通路完成 JR三雲駅 8日利用開始」『中日新聞中日新聞社、2017年4月5日、びわこ版/朝刊、14面。
  5. ^ 「三雲駅 開業130年祝う 湖南 周辺整備事業完成も」『読売新聞読売新聞大阪本社、2019年12月16日、大阪朝刊、25面。
  6. ^ JR時刻表2022年8月号及びJTB時刻表2022年8月号
  7. ^ JR草津線の草津ー柘植間で6時間超運転見合わせ 信号トラブル、1万1千人に影響」『京都新聞』2022年8月18日。オリジナルの2023年6月25日時点におけるアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
  8. ^ a b 三雲駅|構内図”. 西日本旅客鉄道. 2022年9月6日閲覧。
  9. ^ サテライト湖南コスモス 公式サイト
  10. ^ 横田渡常夜燈”. 滋賀県. 2023年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
  11. ^ あいのりこなん 甲西南線エリア” (PDF). 湖南市 (2023年4月1日). 2023年4月30日閲覧。
  12. ^ 柏木・貴生川コミタク” (PDF). 甲賀市. 2023年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月30日閲覧。

利用状況

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関連項目

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外部リンク

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