甲西駅
甲西駅 | |
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駅舎(北口、右手前の蒸気機関車は移設済み) | |
こうせい Kōsei | |
◄三雲 (3.8 km) (3.3 km) 石部► | |
所在地 | 滋賀県湖南市平松20-14 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■草津線 |
キロ程 | 24.3 km(柘植起点) |
電報略号 | セイ |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
2,015人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 1981年(昭和56年)10月1日[2] |
備考 | 業務委託駅 |
甲西駅(こうせいえき)は、滋賀県湖南市平松にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)草津線の駅である[1]。
歴史
[編集]草津線の駅では最も新しい駅であり[1]、当駅はびわこ国体に際して設置された。
年表
[編集]- 1981年(昭和56年)10月1日:日本国有鉄道草津線の三雲駅 - 石部駅間に新設開業[2]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる[2]。
- 1999年(平成10年)1月20日:自動改札機を設置し、供用開始[3]。
- 2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる。
- 2015年(平成27年)3月18日:エレベーター使用開始[4]。
駅構造
[編集]草津方面に向かって左側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅(停留所)。棒線構造のため、柘植方面行きと草津方面行きの双方が同一ホームに発着する。沿線自治体では、当駅への行き違い設備導入を要望している[5]。橋上駅舎を有しており、改札口は1ヵ所のみで、簡易式の自動改札機が設置されている。駅前にはロータリーと駐輪所がある。
草津駅が管理し、JR西日本交通サービスが駅業務を受託する業務委託駅で窓口が設置されているが、早朝と深夜は無人となる。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
-
構内(2007年9月、踏切から)
利用状況
[編集]「滋賀県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1992年 | 1,857 | [統計 1] |
1993年 | 1,936 | [統計 2] |
1994年 | 2,088 | [統計 3] |
1995年 | 2,171 | [統計 4] |
1996年 | 2,226 | [統計 5] |
1997年 | 2,148 | [統計 6] |
1998年 | 2,181 | [統計 7] |
1999年 | 2,150 | [統計 8] |
2000年 | 2,190 | [統計 9] |
2001年 | 2,260 | [統計 10] |
2002年 | 2,293 | [統計 11] |
2003年 | 2,234 | [統計 12] |
2004年 | 2,304 | [統計 13] |
2005年 | 2,422 | [統計 14] |
2006年 | 2,397 | [統計 15] |
2007年 | 2,336 | [統計 16] |
2008年 | 2,395 | [統計 17] |
2009年 | 2,327 | [統計 18] |
2010年 | 2,390 | [統計 19] |
2011年 | 2,334 | [統計 20] |
2012年 | 2,320 | [統計 21] |
2013年 | 2,333 | [統計 22] |
2014年 | 2,358 | [統計 23] |
2015年 | 2,432 | [統計 24] |
2016年 | 2,454 | [統計 25] |
2017年 | 2,410 | [統計 26] |
2018年 | 2,355 | [統計 27] |
2019年 | 2,318 | [統計 28] |
2020年 | 1,923 | [統計 29] |
2021年 | 1,917 | [統計 30] |
2022年 | 2,015 | [統計 31] |
駅周辺
[編集]湖南市(旧・甲賀郡甲西町)の中心市街地にあり、駅西側を
北口
[編集]- 湖南市役所東庁舎
- 湖南市甲西文化ホール
- 湖南市立甲西図書館
- 甲賀警察署甲西駅前交番
- 甲賀広域行政組合消防本部湖南中央消防署
- 滋賀県立甲西高等学校
- 湖南市立甲西中学校
- 医療生協こうせい駅前診療所
- 関西みらい銀行甲西支店
- 滋賀銀行甲西中央支店
- イトマンスイミングスクール甲西校
- 滋賀県道・三重県道4号草津伊賀線
南口
[編集]- 備考
かつては駅北側のロータリー内にD51形蒸気機関車が静態保存されていたが[注釈 2]、駅周辺整備事業を行うため湖南市は2008年6月に引き取り希望者の募集を行った[13]。その結果、ヤマザキマザックが引き取ることとなり、同年8月に譲渡された[14][15]。同機はその後、2019年にヤマザキマザック工作機械博物館へ移設し、同館の保存機として展示している[16]。
バス路線
[編集]北口のロータリー内に「甲西駅北口」停留所があり、湖南市コミュニティバスの路線が発着する。南口のロータリー内には「甲西駅南口」停留所を設けているが、2022年4月1日のダイヤ改正以降はコミュニティバスの発着が無くなったため、デマンドタクシー専用停留所となった。
甲西駅北口 | ||
---|---|---|
運行事業者 | 系統または路線名・行先 | 備考 |
湖南市コミュニティバス | 菩提寺線(甲西駅ルート):甲西駅北口 / イオンタウン湖南 下田線(甲西駅ルート):甲西駅北口 / イオンタウン湖南 ひばりヶ丘線:甲西駅北口 / イオンタウン湖南 リハビリ病院線:甲西リハビリ病院 甲西南線(三雲小学校ルート):三雲小学校 |
菩提寺線(甲西駅ルート):イオンタウン湖南行きは1日2便のみ。最終便は平日のみ運行。 下田線(石部ルート):イオンタウン湖南行きは1日2便のみ。一部便は平日のみ運行。 ひばりヶ丘線:イオンタウン湖南行きは1日2便のみ。最終便は平日のみ運行。 リハビリ病院線:平日のみ運行 甲西南線(三雲小学校ルート):学校登校日に朝1便のみ運行 |
- 付記事項
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 16号 奈良駅・新今宮駅・王寺駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年11月25日、24頁。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、348頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ “甲西駅バリアフリー設備供用開始に伴う記念式典の開催について” (PDF). 湖南市 (2015年3月6日). 2023年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月15日閲覧。
- ^ 「JR草津線複線化 行き違い施設をJR西へ要望 促進期成同盟会が総会」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2007年12月3日、大阪朝刊、34面。
- ^ a b “家棟川(由良谷川)広域河川改修事業”. 滋賀県 (2015年9月17日). 2023年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ a b “農地の整備 甲西南部地区”. 滋賀県 (2015年9月18日). 2021年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月20日閲覧。
- ^ “国の天然記念物「平松のウツクシマツ自生地」とは”. 湖南市 (2021年8月21日). 2022年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月15日閲覧。
- ^ “甲西駅前の「うつくし松」の説明板。” (PDF). しがぎん経済文化センター (2010年2月23日). 2023年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “【滋賀の酒蔵を訪ねる(5)】[北島酒造/甲西]”. M [エム] KYOTO by Leaf. リーフ・パブリケーションズ (2022年4月21日). 2022年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月20日閲覧。
- ^ “事業拠点”. 大和川紙工&大和川ポリマー. 2023年3月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “西教寺 | 滋賀県湖南市”. 八百万の神. INFO UNITE. 2020年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年10月9日閲覧。
- ^ “甲西駅前蒸気機関車(D51)引き取り希望者の募集” (PDF). 湖南市 (2008年6月). 2023年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
- ^ 「湖南市・甲西駅前の「D51」 岐阜県に引っ越し」『産経新聞』2008年7月30日。オリジナルの2009年12月30日時点におけるアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
- ^ “さよならD51●甲西駅前のSLを撤去”. まちのわだい. 湖南市. 2023年8月18日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “【環境カウンセラーと行く! ものづくりの歴史と現場を訪ねる旅】第1回:古代から未来へ! ようこそ、ものづくりのタイムトラベルへ(ヤマザキマザック工作機械博物館)”. READING LIFE. 天狼院書店. 2023年6月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月18日閲覧。
- ^ “あいのりこなん 甲西南線エリア” (PDF). 湖南市 (2023年4月1日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ “あいのりこなん 医療センターエリア” (PDF). 湖南市 (2023年4月1日). 2023年4月30日閲覧。
- ^ a b 滋賀県. “横浜流星主演映画「線は、僕を描く」10月21日(金)より、映画の舞台を巡るデジタルスタンプラリーを開始!”. 共同通信ピー・アール・ワイヤー. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月11日閲覧。
- ^ a b 「4作連続、県内ロケ 小泉監督映画「線は、僕を描く」10月公開」『朝日新聞デジタル』2022年9月4日。オリジナルの2022年12月11日時点におけるアーカイブ。2023年11月11日閲覧。
- ^ a b 滋賀ロケーションオフィス (2022年11月15日). “映画『線は、僕を描く』 ロケ裏話(7) 甲西駅”. X(旧 Twitter). 2023年11月11日閲覧。 “(滋賀観光バス(滋賀交通グループ)の大型バスが同シーンの撮影に使われた(添付画像より))”
- ^ “★【せんぼくデジタルスタンプラリーロケ地情報】JR甲西駅★”. オフィスニュース. 滋賀ロケーションオフィス (2022年10月18日). 2022年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月11日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ 平成4年滋賀県統計書[リンク切れ]
- ^ 平成5年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成6年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成7年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成8年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成9年滋賀県統計書[リンク切れ]
- ^ 平成10年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成11年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成12年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成13年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成14年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成15年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成16年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成17年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成18年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成19年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成20年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成21年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成22年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成23年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成24年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成25年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成26年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成27年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成28年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成29年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 平成30年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和元年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和2年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和3年滋賀県統計書 (PDF)
- ^ 令和4年滋賀県統計書 (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 甲西駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道