ライヴ・イン・ジャパン (カーペンターズのアルバム)
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『ライヴ・イン・ジャパン』 | ||||
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カーペンターズ の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1974年6月6日 - 6月8日 大阪フェスティバルホール | |||
ジャンル | ポップス | |||
時間 | ||||
レーベル |
キングレコード[1] A&Mレコード | |||
プロデュース | リチャード・カーペンター、カレン・カーペンター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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カーペンターズ アルバム 年表 | ||||
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『ライヴ・イン・ジャパン』(Live in Japan)は、カーペンターズが1975年に発表したライヴ・アルバム。
解説
[編集]カーペンターズにとって初のライヴ・アルバム。日本限定企画で、オリジナルLPは2枚組だった。1974年の5月から6月にかけて行われた日本ツアーのうち、大阪での3日間公演の音源を使用している。この頃は、日本でカーペンターズの人気が頂点に達しており、東京公演のチケットを抽選制にしたところ、38万通以上の応募があったという[2]。初回盤には、リチャード・カーペンターとカレン・カーペンターの和服姿を撮影したピンナップが付いており、2009年にユニバーサルミュージックが発売した紙ジャケット仕様のSHM-CDでは、同ピンナップのミニチュアが封入された。
「オールディーズ・メドレー」と題されたメドレーでは、ピート・ヘンダーソンがボーカルでゲスト参加した。「シング」では、カレン・カーペンターと京都少年少女合唱団が日本語で歌っている。
収録曲
[編集]サイド1
[編集]- メドレー - Medley
- a) スーパースター - "Superstar" (Leon Russell, Bonnie Bramlett) - 2:58
- b) 雨の日と月曜日は - "Rainy Days and Mondays" (Paul Williams, Roger Nichols) - 1:53
- c) 愛にさよならを - "Goodbye to Love" (Richard Carpenter, John Bettis) - 3:29
- トップ・オブ・ザ・ワールド - "Top of the World" (R. Carpenter, J. Bettis) - 2:50
- ヘルプ - "Help" (John Lennon, Paul McCartney) - 4:32
サイド2
[編集]- ミスター・グーダー - "Mr. Guder" (R. Carpenter, J. Bettis) - 3:52
- 遙かなる影 - "(They Long to Be) Close to You" (Hal David, Burt Bacharach) - 4:07
- ジャンバラヤ - "Jambalaya (On the Bayou)" (Hank Williams) - 3:22
- イエスタデイ・ワンス・モア - "Yesterday Once More" (R. Carpenter, J. Bettis) - 1:38
- ハーティング・イーチ・アザー - "Hurting Each Other" (Peter Udell, Gary Geld) - 2:13
サイド3
[編集]- オールディーズ・メドレー – Oldies Medley
- a) リトル・ホンダ - "Little Honda" (Brian Wilson, Mike Love) - 2:15
- b) この世の果てまで - "The End of the World" (Sylvia Dee, Arthur Kent) - 2:04
- c) 悲しき街角 - "Runaway" (Del Shannon, Max D. Crook) - 2:09
- d) ハイ・ロン・ロン - "Da Doo Ron Ron" (Jeff Barry, Ellie Greenwich, Phil Spector) - 1:37
- e) リーダー・オブ・ザ・パック - "Leader of the Pack" (J. Barry, Ben Raleigh) - 2:17
- f) ジョニー・エンジェル - "Johnny Angel" (Lee Pockriss, Lyn Duddy) - 1:03
- g) ブック・オブ・ラヴ - "Book of Love" (Warren Davis, Charles Patrick, G. Malone) - 1:18
- h) シュブン - "Shuboom" (Carl Fester, James Keyes, Franklin McRay, William Edward) - 1:32
- i) ダディーズ・ホーム - "Daddy's Home" (James Sheppard, William Miller) - 1:47
- j) ジョニー・B.グッド - "Johnny B. Goode" (Chuck Berry) - 3:29
サイド4
[編集]- イントロダクション〜クワイ河マーチ / シング - "Introduction Colonel Borgy" (Kenneth Alford) / "Sing" (Joe Raposo / 訳詞:星加ルミ子) - 4:26
- サムタイムズ - "Sometimes" (Henry Mancini) - 2:39
- 愛のプレリュード - "We've Only Just Begun" (P. Williams, R. Nichols) - 4:22
- ふたりの誓い - "For All We Know" (Fred Karlin, Robb Wilson, Arthur James) - 3:13
参加ミュージシャン
[編集]- カレン・カーペンター - ボーカル、ドラムス
- リチャード・カーペンター - ボーカル、ピアノ、エレクトリックピアノ、シンセサイザー
- トニー・ペルーソ - エレクトリックギター、ベース、オルガン、シンセサイザー
- ダニー・ウッダムス - ベース
- カビー・オブライエン - ドラムス
- ボブ・メッセンジャー - サックス、フルート、ベース
- ダグ・ストローン - クラリネット、オルガン
- ピート・ヘンダーソン - ボーカル(on "Oldies Medley")
- 京都少年少女合唱団 - コーラス(on "Sing")
脚注
[編集]- ^ 1975年当時は、A&Mレコードが原盤権を持つ作品はキングレコードから発売されていた。2009年現在の発売元はユニバーサルミュージック。
- ^ a b 『文藝別冊[総特集]カーペンターズ』(河出書房新社、2003年、ISBN 4-309-97652-2)p.115, 117