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スズキ・ビターラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ビターラVITARA )は、スズキが製造・販売しているSUVである。

初代(1988年-1998年)

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スズキ・ビターラ(初代)
前期型 JLX ハードトップ(フロント)
前期型 JLX ハードトップ(リア)
概要
別名 スズキ・エスクード(初代)
マツダ・プロシードレバンテ(初代)
ジオ・トラッカー
シボレー・トラッカー(初代)
ポンティアック・サンランナー
販売期間 1988年 - 1998年
ボディ
ボディタイプ 3/5ドアSUV
3ドアハードトップ
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2代目(2014年-)

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スズキ・ビターラ(2代目)
フロント
リア
概要
別名 スズキ・エスクード(4代目)
販売期間 2014年 -
ボディ
ボディタイプ 5ドアSUV
車両寸法
ホイールベース 2,500 mm
全長 4,175 mm
全幅 1,775 mm
全高 1,610 mm
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2013年9月10日に、コンパクトSUVのコンセプトモデル「iV-4」をフランクフルトモーターショーで発表。貝殻形状のボンネットフードや5分割形状のフロントグリルをデザインモチーフとして、今後新たに投入される車種の方向性を示すパーソナルコンパクトクロスオーバーSUVとして発表されたもので、日本では同年11月23日から開催された第43回東京モーターショー2013に、中国でも2014年4月20日から開催された2014年北京国際モーターショーに順次出展した。

2014年10月3日にはこの「iV-4」をベースにフロントグリルなどを変更した量販モデルを新型ビターラとして2014年パリモーターショーで初公開。2015年3月5日にハンガリー子会社のマジャールスズキにてラインオフ式典を執り行い、同社での生産を開始した。

本代から、初代から続いてきた「ラダーフレーム+後輪駆動の専用アーキテクチャー」に代わり、SX4 S-クロスとの共通設計となった。そのため基本駆動方式は歴代初のFF(前輪駆動)仕様となり、ラダーフレームが無くなったことで4WD車は410kgの大幅な軽量化が行われたとともに、高張力鋼板を多用することで衝突安全性も確保した。ボディーサイズは全長×全幅×全高=4175×1775×1610mm ホイールベースは2500mm。パワーユニットには1.6 Lガソリンエンジン「M16A」と、1.6 Lディーゼルエンジン「D16AA」の2種類が用意されている[1]。トランスミッションは5速および6速MTが組み合わされるほか。1.6 Lガソリンエンジンにはパドルシフト付きの6速ATも用意されている。

一部改良(2018年)

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2018年には、30周年を記念して一部改良モデルを発表。主な変更点は、フロントロアグリルを高くし、フロントにミリ波レーダー用のスペースを確保したことや、従来のデジタルマルチインフォメーションディスプレイを4.2インチカラー液晶MIDに置き換え、ジムニースイフトと同様に、スズキセーフティサポートの採用である。

一部改良(2022年)

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2022年1月、ビターラ初のハイブリッドモデルが発表。 同年3月には、英国アイルランドなどのヨーロッパ諸国で発売を開始した。パワートレインは、デュアルインジェクターを装備する新開発の1.5 Lガソリンエンジンを搭載し、33 PS(24 kW; 33 bhp)および60N⋅m(44lb⋅ft)を生成する高容量リチウムイオンバッテリーを搭載。ガソリンエンジンと電気モーターの合計出力は115PS(85 kW; 113 bhp)。トランスミッションは6速AGSのみの設定となっている。駆動方式は、前輪駆動四輪駆動の2種類になっている。

脚注

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  1. ^ スズキ、コンパクトSUVの新型「ビターラ」発表【パリサロン2014】 【ニュース】”. webCG. 2022年7月26日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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