ジェネシス (ジェネシスのアルバム)
『ジェネシス』 | ||||
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ジェネシス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1983年4月 イングランド サリー The Farm | |||
ジャンル | ポップ・ロック、シンセポップ、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | カリスマ・レコード、アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ジェネシス、ヒュー・パジャム | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジェネシス アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Mama」 - YouTube 「That's All」 - YouTube 「Illegal Alien」 - YouTube |
『ジェネシス』(Genesis)は、ジェネシスが1983年に発表した12作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]ライブ・アルバム『スリー・サイズ・ライヴ』(1982年)から本作発表までの間に、各メンバーはそれぞれ自身2作目のソロ・アルバムを発表した。1982年にはマイク・ラザフォードの『眩惑のマクシーン(原題:Acting Very Strange)』とフィル・コリンズの『フィル・コリンズ 2:心の扉』がリリースされ、1983年6月にはトニー・バンクスの『ザ・フュージティヴ』がリリースされている。
『アバカブ』(1981年)以降のアルバムでエンジニアを務めていたヒュー・パジャムが、本作よりプロデューサーとしても参加した[11]。「ママ」はドラムマシンとコード・シークエンスから作られた曲で、「セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー」と「シルヴァー・レインボウ」ではシモンズ製のエレクトリック・ドラムが使用された[12]。
反響・評価
[編集]全英アルバムチャートではジェネシスにとって3作目の1位獲得作品となり、51週チャート・インした[1]。ニュージーランドでは1983年11月11日付のアルバム・チャートで初登場11位となり、その後合計126週トップ50入りするロング・ヒットとなって、リリースから3年以上後の1987年2月から3月にかけて、合計4週にわたり2位を記録した[6]。アメリカのBillboard 200では9位に達し、バンドにとって3作目のトップ10入りとなった[8]。
本作からは「ママ」(全英4位[1]・全米73位[13])、「ザッツ・オール」(全英16位[1]・全米6位[13])、「イリーガル・エイリアン」(全英46位[1]・全米44位[13])、「オール・トゥー・ハード」(全米50位[13])といったシングル・ヒットが生まれた。
第27回グラミー賞では、本作が最優秀ロック・ボーカル・パフォーマンス賞(デュオ・グループ)にノミネートされ、「セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー」が最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[14]。
音楽評論家のStephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「本作はいささか、すべてにおいて過剰である―過剰にポップ、過剰に芸術的、過剰にばかばかしい―そして、それらはまとまりを見せていないが、たとえ長年のファンが愛聴しなくとも、これらの要素の大部分はそれぞれ力強く、トリオの自信とポップな力が増していったことの証明である」と評している[15]。
収録曲
[編集]全曲ともフィル・コリンズ、マイク・ラザフォード、トニー・バンクスの共作。
- 「ママ」 - "Mama" - 6:52
- 「ザッツ・オール」 - "That's All" - 4:26
- 「ホーム・バイ・ザ・シー」 - "Home by the Sea" - 5:07
- 「セカンド・ホーム・バイ・ザ・シー」 - "Second Home by the Sea" - 6:07
- 「イリーガル・エイリアン」 - "Illegal Alien" - 5:15
- 「オール・トゥー・ハード」 - "Taking It All Too Hard" - 3:58
- 「ジャスト・ア・ジョブ・トゥ・ドゥ」 - "Just a Job to Do" - 4:47
- 「シルヴァー・レインボウ」 - "Silver Rainbow" - 4:30
- 「イッツ・ゴナ・ゲット・ベター」 - "It's Gonna Get Better" - 5:14
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e GENESIS songs and albums | full Official Chart history
- ^ Offizielle Deutsche Charts
- ^ Genesis - Genesis - austriancharts.at
- ^ dutchcharts.nl - Genesis - Genesis
- ^ Genesis - Genesis - hitparade.ch
- ^ a b charts.org.nz - Genesis - Genesis
- ^ norwegiancharts.com - Genesis - Genesis
- ^ a b “Genesis - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2024年4月14日閲覧。
- ^ swedishcharts.com - Genesis - Genesis
- ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.160
- ^ Hugh Padgham | Credits | AllMusic
- ^ 日本盤紙ジャケットSACD(TOCG-15016)ライナーノーツ(鬼形智)
- ^ a b c d “Genesis - Chart History - Billboard Hot 100”. Billboard. 2024年4月14日閲覧。
- ^ Rock On The Net: 27th Annual Grammy Awards - 1985
- ^ Genesis | Genesis | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine