キッス・ファースト 地獄からの使者
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『地獄からの使者』 | ||||
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キッス の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
1973年10月‐11月![]() | |||
ジャンル | ハードロック、ショック・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | カサブランカ | |||
プロデュース | ケニー・カーナー、リッチー・ワイズ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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キッス アルバム 年表 | ||||
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『キッス・ファースト 地獄からの使者』(KISS)は、1974年に発売されたキッスのデビュー・アルバムである。
解説
[編集]ケニー・カーナー(Kenny Kerner)[1]とリッチー・ワイズ(Richie Wise)[2]がプロデュースに起用され、同年2月8日に発表された。
アルバム・ジャケットは、ビートルズのアルバム『ミート・ザ・ビートルズ』のパロディ。発売当初はホラー的なジャケットが影響して色物系バンドとして扱われ、売上は今一つだったが、2年後にゴールド・ディスクを記録した。
本作の発売に先駆け、アメリカ国内で小規模なツアーが行なわれた。
収録曲のほとんどは、現在もライブで演奏されている。
収録曲
[編集]※()内は原題
- ストラッター - "Strutter" (ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ)
- リードヴォーカルはスタンレー。
- ナッシング・トゥ・ルーズ - "Nothin' To Lose" (シモンズ)
- リードヴォーカルはシモンズ。
- ファイヤーハウス - "Firehouse" (スタンレー)
- リードヴォーカルはスタンレー。ステージでは最後にシモンズが口にエーテルを含み松明に吹きかける。初期の頃は、スタンレーは消防士のヘルメットを被って演奏していた。
- コールド・ジン - "Cold Gin" (エース・フレーリー)
- リードヴォーカルはシモンズ[注釈 1]。
- レット・ミー・ノウ - "Let Me Know" (スタンレー)
- リードヴォーカルはスタンレーとシモンズ。元々のタイトルは「サンデー・ドライバー(Sunday Driver)」で、スタンレーが初めてシモンズに会った時に披露した曲。
- キッシン・タイム - "Kissin' Time" (カル・マン、バーニー・ロウ)
- ジュース - "Deuce" (シモンズ)
- リードヴォーカルはシモンズ。初期のステージではオープニングで演奏される事が多かった。本作収録版はライヴ・テイクと最もかけ離れた印象を与える。
- キッスのテーマ - "Love Theme From Kiss" (スタンレー、シモンズ、フレーリー、ピーター・クリス)
- インストゥルメンタル。ごく初期のステージでは、本曲を含めた「アクロバット(Acrobat)」として演奏されていた。同曲は未発表曲だったが、後にCDボックス・セットとDVD『キッソロジー』に収録された。
- 10万年の彼方 - "100,000 Years" (スタンレー、シモンズ)
- リードヴォーカルはスタンレー。初期のステージではドラム・ソロが入った[注釈 3]。
- ブラック・ダイヤモンド - "Black Diamond" (スタンレー)
- イントロのヴォーカルはスタンレー、本編のヴォーカルはクリス。ライブでは終盤の見せ場の一つで、必ずドラマーによって歌われる。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]外部リンク
[編集]- Kiss FAQ - Kiss, Accessed on July 9, 2005.