HRT・F112
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2012年マレーシアGPにてペドロ・デ・ラ・ロサが ドライブするF112 | |||||||||||
カテゴリー | F1 | ||||||||||
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コンストラクター | HRT | ||||||||||
先代 | ヒスパニア・F111 | ||||||||||
主要諸元 | |||||||||||
エンジン | コスワース CA2012 | ||||||||||
タイヤ | ピレリ | ||||||||||
主要成績 | |||||||||||
チーム | HRT F1チーム | ||||||||||
ドライバー |
ペドロ・デ・ラ・ロサ ナレイン・カーティケヤン | ||||||||||
出走時期 | 2012年 | ||||||||||
コンストラクターズタイトル | 0 | ||||||||||
ドライバーズタイトル | 0 | ||||||||||
通算獲得ポイント | 0 | ||||||||||
初戦 | 2012年オーストラリアGP | ||||||||||
最終戦 | 2012年ブラジルGP | ||||||||||
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HRT・F112はHRT F1チームが2012年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カー。
概要
[編集]2012年のレギュレーション改正により、安全基準を検査するクラッシュテストに合格しなければ、開幕前の合同テストでマシンを使用することができなくなった。F112はクラッシュテストの数項目を通過できず、合格後も準備が遅れたため、合同テスト日程が終了した翌日、フィルミング走行枠[1]を利用してカタルーニャ・サーキットでシェイクダウンを行った[2]。
車体後部のパッケージは、引き続きコスワース製エンジンとウィリアムズ製ギアボックスの供給を受ける。また、ウィリアムズ製のKERSも搭載できるよう設計されているが、2012年は使用することは無いだろうと説明している[3]。
カラーリングは白をベースに、赤と金色のラインをあしらっている。
2012年シーズン
[編集]スペック
[編集]シャシー
[編集]- シャシー カーボンファイバーおよびハニカムコンポジット製モノコック
- サスペンション カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン、プッシュロッドによるロッカー制御トーションスプリングおよびアンチロールバー
- ダンパー 油圧式リニアダンパー
- 燃料タンク ケブラー強化ゴム燃料タンク
- ステアリングホイール カーボンファイバー製 電子システムおよび電子機器を統合
- ステアリングシステム HRT製油圧サーボ・アシストシステム
- ギアボックス ウィリアムズ セミオートマチック"クイックシフト" 7速+リバース1速
- クラッチ カーボン製マルチプレート
- ブレーキ素材 カーボンファイバー製ディスクおよびパッド
- ブレーキキャリパー 6ピストン式
- 冷却システム アルミニウム製オイル 冷却水 ギアボックス冷却
- シートベルト OMP
- コックピット 解剖学的に成型された取り外し可能カーボン・コンポジット製シート 6点式シートベルト HANSシステム
- 電子制御装置 FIA標準ECUおよびFIA認可電子機器、電子システム
- ホイール マグネシウム合金製
- タイヤ ピレリ P Zero
- 全幅 1,800 mm
- 全高 950 mm
- フロントトレッド 1,445 mm
- リアトレッド 1,420mm
- 重量 640kg(FIA規定による最低重量)
エンジン
[編集]記録
[編集]年 | No. | ドライバー | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | ポイント | ランキング |
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AUS |
MAL |
CHN |
BHR |
ESP |
MON |
CAN |
EUR |
GBR |
GER |
HUN |
BEL |
ITA |
SIN |
JPN |
KOR |
IND |
ABU |
USA |
BRA | |||||
2012 | 22 | デ・ラ・ロサ | DNQ | 21 | 21 | 20 | 19 | Ret | Ret | 17 | 20 | 21 | 22 | 18 | 18 | 17 | 18 | Ret | Ret | 17 | 21 | 17 | 0 | 12位 |
23 | カーティケヤン | DNQ | 22 | 22 | 21 | Ret | 15 | Ret | 18 | 21 | 23 | Ret | Ret | 19 | Ret | Ret | 20 | 21 | Ret | 22 | 18 |
売却
[編集]HRTは2012年のシーズンをもって消滅。HRT・F112の2台は、それぞれリサイクル業者とピレリに所有権が移った[6]。
脚注
[編集]- ^ プロモーション撮影用に許可されているセッション。本番用ではないタイヤを装着し、走行距離は100km以内。
- ^ “HRT、F112を発表”. F1-Gate.com. (2012年3月6日) 2012年3月11日閲覧。
- ^ “HRT、2012年のKERS搭載の見込みはなし”. F1-Gate.com. (2012年4月4日) 2012年4月4日閲覧。
- ^ “HRT F112スペック表”. F1トップニュース 2012年3月12日閲覧。
- ^ “HRT F112”. F1-Gate.com. (2012年2月22日) 2012年3月12日閲覧。
- ^ “ピレリ、HRTの2011年F1マシンを購入”. F1 gate.com (F1 gate.com). (2013年2月15日) 2013年2月16日閲覧。