2007年愛知県議会議員選挙
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2007年愛知県議会議員選挙は、2007年4月8日に執行された愛知県議会の議員を改選するための一般選挙。第16回統一地方選挙の一つとして実施された。
概要
[編集]県議会議員の任期4年が満了したことに伴って行われた。この選挙から以下のように選挙区と定数が変わった。全体を合わせて定数は2つ減り「104」となった。
- 「名古屋市千種区選挙区」(定数3) → 定数2に減った。
- 「豊田市及び東加茂郡選挙区」 → 「豊田市選挙区」に名称変更。
- 「新城市選挙区」(定数1)と「北設楽郡及び南設楽郡選挙区」(定数1) → 統合されて「新城市及び北設楽郡選挙区」(定数1)となった。
- 「渥美郡選挙区」 → 「田原市選挙区」に名称変更。
58選挙区104議席に対し157人が立候補した。そのうち15選挙区で28人が無投票当選となった[1]。投票率は43.10%で、2003年の前回選を0.87ポイント下回り、過去最低を記録した。
基礎データ
[編集]- 選挙事由:任期満了
- 告示日:2007年3月30日
- 投票日:2007年4月8日
- 議員定数:104人
- 選挙区:58選挙区(うち15選挙区で無投票)
- 候補者数:157人(うち28人が無投票当選)
選挙結果
[編集]党派 | 計 | 新旧別 | 無投票 当選 | ||
---|---|---|---|---|---|
現職 | 元職 | 新人 | |||
自由民主党 | 57 | 48 | 1 | 8 | (17) |
民主党 | 38 | 27 | 0 | 11 | (10) |
公明党 | 7 | 7 | 0 | 0 | (1) |
日本共産党 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
無所属 | 2 | 0 | 0 | 2 | |
104 | 82 | 1 | 21 | (28) |
当選者
[編集]無投票となった選挙区
- 4人区:豊田市
- 3人区:海部郡
- 2人区:西区、中村区、昭和区、守山区、半田市、刈谷市、安城市、西尾市
- 1人区:中区、蒲郡市、中島郡、額田郡、宝飯郡
自民党
民主党
公明党
無所属
名古屋市 | 千種区 | 山田幸洋 | 小出典聖 | 東区 | 佐藤夕子 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
北区 | 塚本久 | 松川浩明 | 桂俊弘 | 西区 | 渡辺雅司 | 熊田裕通 | ||||
中村区 | 寺西学 | 松山登 | 中区 | 加藤南 | ||||||
昭和区 | 吉田徳保 | 谷口知美 | 瑞穂区[2] | 高木浩司 | 川嶋太郎 | |||||
熱田区 | 華地山義章 | 中川区 | 西川厚志 | 立松誠信 | 鬼頭英一 | |||||
港区 | 直江弘文 | 刀禰勝之 | 南区 | 久野哲生 | 伊藤辰夫 | 岩田隆喜 | ||||
守山区 | 森井元志 | 田辺克宏 | 緑区 | 中村友美 | 渡辺昇 | 杉岡和明 | ||||
名東区 | 富田昭雄 | 筒井隆彌 | 天白区 | 水谷満信 | 須崎幹 | |||||
豊橋市 | 小久保三夫 | 柏熊光代 | 浅井由崇 | 鈴木孝昌 | 渡会克明 | 岡崎市及び額田郡 | 浜崎利生 | 内田康宏 | 青山秋男 | 中根義一 |
一宮市 | 高橋正子 | 木藤俊郎 | 栗田宏 | 吉田真人 | 岩村進次 | 豊田市 | 中村晋 | 小島丈幸 | 倉知俊彦 | 三浦孝司 |
半田市 | 加藤精重 | 近藤良三 | 春日井市 | 金澤利夫 | 神戸洋美 | 米田展之 | 伊藤勝人 | |||
豊川市 | 鈴木彰伯 | 山本和明 | 津島市 | 中野治美 | ||||||
安城市 | 仲敬助 | 大見正 | 刈谷市 | 住田宗男 | 酒井庸行 | |||||
瀬戸市[2] | 長江正成 | 川本明良 | 碧南市 | 小林秀央 | ||||||
西尾市 | 川上万一郎 | 榊原康正 | 蒲郡市 | 大竹正人 | ||||||
犬山市 | 原欣伸 | 常滑市[2] | 澤田丸四郎 | |||||||
江南市[2] | 奥村悠二 | 尾西市[2] | 長坂康正 | |||||||
小牧市 | 山下史守朗 | 天野正基 | 稲沢市 | 鈴木純 | 久保田浩文 | |||||
新城市及び北設楽郡 | 峰野修 | 東海市 | 原田信夫 | 神野博史 | ||||||
大府市[2] | 深谷勝彦 | 知多市[2] | 古俣泰浩 | |||||||
知立市 | 柴田高伸 | 尾張旭市[2] | 水野豊明 | |||||||
高浜市[2] | 杉浦孝成 | 岩倉市 | 石黒栄一 | |||||||
豊明市 | 坂田憲治 | 日進市 | 波形昌洋 | |||||||
田原市 | 鈴木愿 | 愛知郡[2] | 石井芳樹 | |||||||
清須市、北名古屋市及び西春日井郡 | 水野富夫 | 安藤敏殻 | 愛西市、弥富市及び海部郡 | 浜田一徳 | 横井五六 | 黒川節男 | ||||
西加茂郡 | 小山祐 | 中島郡 | 吉川伸二 | |||||||
丹羽郡 | 藤川政人 | 知多郡第一[2] | 日高昇 | |||||||
知多郡第二[2] | 森下利久 | 幡豆郡 | 浅井喜代治 | |||||||
額田郡 | 鈴木正 | 宝飯郡 | 小林功 |
年表
[編集]- 2007年
- 5月21日 - 青山秋男(岡崎市)が第87代議長に就任。
- 2008年
- 5月21日 - 栗田宏(一宮市及び葉栗郡)が第88代議長に就任。
- 10月10日 - 小久保三夫(豊橋市)が豊橋市長選挙に出馬するため辞職。
- 2009年
- 5月21日 - 吉川伸二(中島郡)が第89代議長に就任。
- 5月31日 - 加藤精重(半田市)が半田市長選挙に立候補の届出をし、自動失職。
- 6月28日 - 榊原康正(西尾市)が西尾市長選挙に立候補の届出をし、自動失職。
- 7月21日 - 佐藤夕子(名古屋市東区)が第45回衆議院議員総選挙に出馬するため辞職。
- 8月30日 - 名古屋市東区選挙区の補欠選挙実施。安藤雅彦が無投票で当選。
- 2010年
- 5月21日 - 日高昇(知多郡第一)が第90代議長に就任。
- 6月16日 - 藤川政人(丹羽郡)が第22回参議院議員通常選挙に出馬するため辞職。
- 7月20日 - 金澤利夫(春日井市)が参院選に関連し供応買収容疑で逮捕される。同日、辞職。
- 8月1日 - 丹羽郡選挙区の補欠選挙実施。鈴木喜博が当選。
- 2011年
- 1月30日 - 山下史守朗(小牧市)が小牧市長選挙に立候補の届出をし、自動失職。