鹿屋串良ジャンクション
表示
鹿屋串良ジャンクション | |
---|---|
2021年6月撮影(日南・志布志方面) | |
所属路線 | E78 東九州自動車道 |
IC番号 | 37 |
本線標識の表記 | 大隅縦貫道 鹿屋 |
起点からの距離 | 22.9 km(夏井IC起点) |
◄大崎IC (9.5 km) (6.5 km) 野方IC► | |
所属路線 | 大隅縦貫道(串良鹿屋道路) |
本線標識の表記 | 東九州道 鹿児島 熊本 福岡 |
起点からの距離 | 0 km(鹿屋串良JCT起点) |
(1.1 km) 細山田IC► | |
供用開始日 | 2014年12月21日 |
通行台数 | x台/日 |
所在地 |
〒893-1601 鹿児島県鹿屋市串良町細山田 |
鹿屋串良ジャンクション(かのやくしらジャンクション)は、鹿児島県鹿屋市串良町細山田にある東九州自動車道および大隅縦貫道(串良鹿屋道路)[1]のジャンクションである。
2014年12月21日に東九州自動車道の加治木ジャンクション方面と大隅縦貫道が供用開始。2013年9月以前の仮称は「鹿屋串良インターチェンジ」であった[2]。
概要
[編集]計画当初の旧鹿屋市と串良町(市町村合併により2006年にいずれも現鹿屋市の一部となる)の境付近に位置しているため、鹿屋市街からは離れた位置にある。鹿屋串良JCTから鹿屋市街・錦江町・肝付町方面へは、大隅縦貫道(串良鹿屋道路)で連絡をしている。鹿屋串良JCT自体には一般道との出入口がないため、車両の乗り入れには大隅縦貫道の細山田IC・東原IC・笠之原ICを利用する形になる[3]。また、東九州自動車道の清武JCT - 末吉財部IC間が新直轄方式による建設となるため、鹿屋串良JCTを含めた該当区間は通行料金が無料となる。
鹿屋串良JCTおよび大隅縦貫道の開通までは、都城IC(宮崎自動車道)と国分IC(東九州自動車道)が鹿屋市からの最寄りインターチェンジであった。ただし、鹿屋市役所では宮崎市などが目的地の場合は末吉財部ICから国道10号経由で都城ICへ乗り継ぐルートを案内している[4]。
なお、当ジャンクションの緯度・北緯31度27分02秒は、本州・四国・九州にまたがる高速道路網の薩摩側の当面の南端・谷山インターチェンジの北緯31度31分より南であり、高速自動車国道の施設としては最南端に位置する。
歴史
[編集]- 1997年(平成9年)12月:東九州自動車道 鹿屋串良IC - 末吉財部IC間に施工命令[5]。
- 1998年(平成10年)12月:東九州自動車道 志布志IC - 鹿屋串良IC間と、大隅縦貫道(串良鹿屋道路) 鹿屋串良IC - 笠之原IC間に施工命令[5][6]。
- 施工命令直後の1999年時点では鹿屋串良IC - 末吉財部IC間は2007年度、鹿屋串良IC - 志布志IC間は2008年度開通予定とされていた[7]。
- 2003年(平成15年)度:大隅縦貫道 鹿屋串良IC - 東原IC間が着工[1]。
- 2004年(平成16年):東九州自動車道の清武JCT - 末吉財部IC間が新直轄方式での建設に変更され、同時に施工命令が撤回される。
- 2007年(平成19年)
- 2013年(平成25年)9月9日:鹿屋串良ICの正式名称が鹿屋串良JCTに決定される[2]。
- 2014年(平成26年)12月21日:東九州自動車道 鹿屋串良JCT - 曽於弥五郎IC間、および大隅縦貫道(串良鹿屋道路) 鹿屋串良JCT - 笠之原IC間開通に伴い供用開始[10]。
- 2020年(令和2年)7月:令和2年7月豪雨により東九州自動車道 志布志IC - 鹿屋串良JCT間の建設現場が被災。このため同年11月に志布志IC方面の開通予定が「2020年度内」(2021年3月まで)から「2021年夏ごろ」に変更された[11]。
- 2021年(令和3年)7月17日:志布志IC - 鹿屋串良JCT間開通[12]。
接続する道路
[編集]ギャラリー
[編集]-
2013年2月撮影
-
2013年8月撮影
-
2014年10月撮影
-
2014年11月撮影
-
2015年3月撮影
-
2021年5月撮影
隣
[編集]- E78 東九州自動車道
- (36)大崎IC - (37)鹿屋串良JCT - (37-1)野方IC/道の駅野方あらさの - (38)曽於弥五郎IC
- 大隅縦貫道(串良鹿屋道路)
- 鹿屋串良JCT - 細山田IC
脚注
[編集]- ^ a b 再評価結果(平成22年度事業継続箇所) (PDF) - 国土交通省。串良鹿屋道路のうち、一般県道鹿屋串良インター線部分(鹿屋串良IC-東原IC間)の平成21年度再評価(平成22年度予算)結果。
- ^ a b 「インターチェンジ等の名称が決定!東九州自動車道(鹿屋串良〜曽於弥五郎) (PDF) 」大隅河川国道事務所、2013年9月9日。南日本新聞には翌10日付4面「東九州道、名称決定」として一部内容を掲載。
- ^ 『広報かのや』平成27年1月13日号 p.10
- ^ 『広報かのや』平成27年1月13日号 p.11
- ^ a b 高規格幹線道路の現況 鹿児島県高規格幹線道路建設促進協議会公式ウェブサイト。
- ^ 地域高規格道路の指定状況 (PDF) - 鹿児島県公式ウェブサイト(ホーム > 社会基盤 > 道路・交通 > 道路整備 > 地域高規格道路)
- ^ 「東九州自動車道 大隅の悲願実現に近づく! 「志布志〜鹿屋串良間」に待望の施行命令」『広報かのや』1999年2月号(リンク先は旧鹿屋市公式サイトの2005年12月14日時点のアーカイブ)
- ^ 東九州自動車道 鹿屋串良IC-大隅IC間が着工 (PDF) 『広報かのや』平成19年4月13日号 p.15
- ^ 志布志IC-鹿屋串良IC間が着工 (PDF) 『広報かのや』平成20年1月11日号 p.4
- ^ 東九州自動車道(鹿屋串良JCT〜曽於弥五郎IC),大隅縦貫道(串良鹿屋道路)開通日時及び開通式典のお知らせ (PDF) 大隅河川国道事務所、2014年12月15日。
- ^ “東九州自動車道(志布志IC(仮)〜鹿屋串良JCT)の事業進捗について” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 大隅河川国道事務所 (2020年11月5日). 2020年11月6日閲覧。
- ^ “東九州自動車道 志布志IC〜鹿屋串良JCT間が令和3年7月17日(土)に開通!” (PDF). 国土交通省九州地方整備局 大隅河川国道事務所 (2021年5月28日). 2021年5月28日閲覧。
参考文献
[編集]- 鹿屋市市長公室広報広聴課「特集 鹿屋大隅の未来へ」『広報かのや』平成27年1月13日号 pp.6-11