開国五十年史
開国五十年史 | ||
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編集者 |
伯爵 大隈重信 撰 編集兼発行者 副島八十六 | |
著者 | 大隈重信、伊藤博文、松方正義、山縣有朋、西園寺公望など65名 | |
発行日 |
日本 上巻 1907年12月25日、下巻 1908年2月29日、附録 1908年10月18日 清 1909年9月19日 イギリス 1909年 アメリカ合衆国 1909年 | |
発行元 | 開国五十年史発行所 | |
ジャンル | 歴史書 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
形態 | 上製本 | |
ページ数 |
日本 上巻 1052、下巻 1078、附録 474 清 1368 イギリス I 646、II 616 アメリカ合衆国 I 646、II 616 | |
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『開国五十年史』(かいこくごじゅうねんし、中国語: 開國五十年史、英語: Fifty Years of New Japan )は、大隈重信が撰した日本の歴史書。1907年(明治40年)から1908年(明治41年)にかけて上下巻・附録の全3冊が、1909年(明治42年)に漢文版・英文版が刊行された[注釈 1]。当時の権威者に各分野の執筆を委嘱し[2]、それまでにない総合的日本近代史と言える広範囲な分野別史書となっている[3]。
概要
[編集]開国の契機となった1853年(嘉永6年)のペリー来航から、1904年(明治37年)の日露戦争開戦までの50年間の日本の近代化の過程を[注釈 2]、国内外に知らしめるために、各分野につきそれぞれの専門家(政治家・実業家・研究家・芸術家など)により執筆されている。
出版までの経緯
[編集]1904年、英文新誌社の雑誌『The Student』において、ペリー来航から満50年を経過したことを記念して、開国以来の日本の進歩を海外諸国に知らしめるために、諸名士の執筆したものを英文に訳し、大隈重信監修の下で“ANGLO-AMERICAN INFLUENCE IN JAPAN”(『開国五十年』)という本を出版する計画が生まれる[5][注釈 3]。5月までに発行するという当初の計画が遅れ、代わりに『The Student』の特別二倍号が5月1日に出版される[7]。その後、英文新誌社から分離した事業として「開国五十年編纂所」が別に設置され、編纂作業が続けられる[8]。
漢文版
[編集]漢文版は醇親王、慶親王、粛親王、鹿伝霖、袁世凱、徐世昌などの題辞・序文を付記した上で、邦文版と同様に「開国五十年史発行所」から出版される[9]。
副島八十六を派遣して清国皇帝に献呈する[10]。この書の献呈により、1909年12月17日、大隈は清国皇帝から「頭等第三宝星」を授けられる[11][12]。
1929年に北京の商務印書館から「万有文庫漢訳世界名著叢書」の1つとして、題名を『日本開國五十年史』に改め、13冊に分冊して再版される[9]。
英文版
[編集]1906年頃から英文版出版のための出版社の選定が始まり、数社を経て1909年1月22日にスミス・エルダー商会(Smith, Elder & Co.)及び英訳校正者のマルクス・B・ハイシュ(英語: Marcus Bourne Huish)との契約が交わされ、同年1月27日、大隈に柳谷卯三郎からその契約書が送付される[13]。
1909年、イギリスにおいてロンドンのスミス・エルダー商会から、アメリカではニューヨークのダットン商会(英語: E. P. Dutton)から出版される[13][14]。同年11月15日、イギリスにいる小野英二郎から大隈に「英米両国に於ける開国五十年史の売行頗る宜しく、出版社は初版発送即日再販に着手」という電報が届く[13]。
英国皇帝エドワード7世、英国首相ハーバート・ヘンリー・アスキス、第26代大統領セオドア・ルーズベルトを始めとする欧米の元首、政治家などに献呈する[1]。
その他
[編集]- 1904年3月31日、日米和親条約が締結された1854年3月31日(嘉永7年3月3日)から満50年を経過したことを紀念して、開国開港五十年記念事業の一環として、『開国五十年史』の刊行に先駆けて「開国五十年紀念祝賀会」が開催される[15]。
- 1907年11月18日、大隈邸において「開国五十年史完成披露園遊会」が開催される[16]。
- 大隈の文明運動の一環として[注釈 4]、『開国五十年史』の姉妹篇(副産物)となる『国民読本』(1910年3月、丁未出版社)及び『開国大勢史』(1913年4月、早稲田大学出版部)が刊行される。『国民読本』は、海外に向けて著作された『開国五十年史』を元に日本国民に向けて書かれたものであり、『開国大勢史』は日本の文明史を著述した『開国五十年史』を元に文明が生まれるまでの経路を回顧して書かれたものである[18]。
- 矢内原忠雄編『現代日本小史』の「総説」において、「近代日本小史として本書の先駆をなすものは、伯爵大隈重信撰『開国五十年史』である。」と紹介される[19]。
- 2016年4月19日から6月19日まで、日比谷図書文化館において特別研究室企画展示「『開国五十年史』に見る明治日本の国づくり自己評価 ~総論・政治・経済編~」が開催される[20]。
- 稿本の一部や編集日誌など11部14冊が『開国五十年史草稿』として筑波大学附属図書館に収蔵されている[21][22]。
構成
[編集]邦文版
[編集]出版前の広告などでは、巌本善治「婦人の社会事業」、アーサー・ロイド「教育上に於ける泰西の感化」、新渡戸まり子「家庭」、都築馨六「日欧米人間の社交」、津田梅子「女子教育」、下田歌子「上流社会の女子教育」、物集高重「図書の沿革」などを本書の項目として紹介しているが[23][24]、英文版で収録された都築馨六を除き、実際に出版されたものには収録されていない。
上巻
[編集]標題 | 著者 | 頁数 | 備考 |
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例言 | 発行者 | 奥付に「編集兼発行者 副島八十六」とある。 | |
開国五十年史論 | 伯爵 大隈重信 | 1~76 | |
徳川慶喜公回顧録 | 伯爵 大隈重信 | 77~118 | 最初、徳川慶喜は執筆を自体したが、大隈の懇望により到頭承諾した[6]。 |
帝国憲法制定の由来 | 公爵 伊藤博文 | 119〜138 | |
開国事歴 | 島田三郎 | 139〜168 | |
明治の外交 | 伯爵 副島種臣 | 169〜210 | 刊行前に歿したため、未定稿のまま収録される[4]。 |
帝国財政 | 侯爵 松方正義 | 211〜254 | |
陸軍史 | 公爵 山縣有朋 | 255〜292 | |
海軍史 | 伯爵 山本権兵衛 | 293〜310 | |
政党史 | 伯爵 板垣退助閲 伯爵 大隈重信閲 浮田和民稿 |
311〜382 | |
法制史略 | 法学博士 富井政章 | 383〜408 | |
法制一斑 | 法学博士 鳩山和夫 ドクトルユーリス 阪本三郎 |
409〜448 | |
自治制度 | 法学博士 清水澄 | 449〜468 | |
警察制度 | 男爵 大浦兼武 | 469〜492 | |
監獄誌 | 法学博士 小河滋次郎 留岡幸助 |
493〜520 | |
交通及通信(明治以前) | 男爵 前島密 | 521〜542 | |
逓信事業 | 男爵 田健治郎 | 543〜568 | |
鉄道誌 | 子爵 井上勝 | 569〜598 | |
海運業 | 近藤廉平 | 599〜654 | |
本邦教育史要(明治以前) | 伯爵 大隈重信 | 655〜684 | |
明治教育史要 | 侯爵 西園寺公望 | 685〜702 | |
教育瑣談 | 子爵 田中不二麿 | 703〜748 | |
高等教育 | 法学博士 文学博士 男爵 加藤弘之 | 749〜764 | |
民間教育 | 浮田和民 | 765〜818 | |
商業教育 | 法学博士 天野為之 ドクトル、オブ、フヰロソフヰー 塩澤昌貞 |
819〜848 | |
女子教育 | 成瀬仁蔵 | 849〜888 | |
欧洲学術伝来史 | 大槻如電 | 889〜934 | |
数物学 | 理学博士 桜井錠二 | 935〜982 | |
博物学 | 理学博士 箕作佳吉 | 983〜1014 | |
医術の発達 | 医学博士 青山胤通 ドクトル 富士川游 |
1015〜1036 | |
医学及び衛生 | 医学博士 三宅秀 | 1037〜1052 |
標題 | 解説者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|
高貴御真影 | 口絵 | 明治天皇と昭憲皇太后の御真影。解説文は無い。 | |
孝明天皇御尊影 | 文学博士 三上参次 | ||
紫宸殿 | |||
清凉殿 | |||
桓武天皇 | |||
後醍醐天皇 | |||
聖徳太子 | |||
藤原鎌足(中臣鎌足) | 目次の項目は「藤原鎌足」、解説文の標題は「中臣鎌足」。 | ||
和気清麻呂 | 76~77 | ||
菅原道真 | |||
平清盛 | |||
源頼朝 | |||
北条時宗 | |||
北畠親房 | |||
楠木正成 | |||
織田信長 | 118~119 | ||
豊臣秀吉 | |||
徳川家康 | |||
徳川家光 | |||
徳川吉宗 | |||
徳川光圀 | |||
徳川斉昭 | |||
徳川慶喜 | |||
ペルリ提督饗応の図 | 紀淑雄 | 168~169 | |
ペルリ提督 | 文学博士 三上参次 | ||
ハリス | |||
パークス | |||
井伊直弼 | |||
鍋島直正(閑叟) | |||
松平慶永(春嶽) | |||
二条城 | 292~293 | ||
名古屋城 | |||
馬関砲撃の図 | |||
勝安芳 | |||
大村益次郎 | |||
蒙古襲来画巻 | 紀淑雄 | 310~311 | |
大久保利通 | 文学博士 三上参次 | 382~383 | |
西郷隆盛 | |||
木戸孝允 | |||
島津斉彬 | 408~409 | ||
毛利慶親 | |||
山内豊信(山内容堂) | |||
三条実美 | 448~449 | ||
岩倉具視 | |||
大宝二年美濃国戸籍 | 468~469 | ||
東大寺墾田図 | |||
末吉船 | 654~655 | ||
海外渡航朱印 | |||
羅馬に於ける支倉六右衛門 | |||
羅馬字印章 | |||
昌平黌講釈の図 | 684~685 | ||
寺子屋の図 | |||
長崎致遠館(フルベッキ及び其門弟) | 702~703 | ||
藤田東湖 | 748~749 | ||
佐久間象山 | |||
吉田松陰 | |||
杉田玄白 | 818~819 | ||
前野良沢 | |||
緒方洪庵 | |||
福沢諭吉 | |||
中村正直 | |||
新島襄 | |||
南蛮人上陸図 | 934~935 |
下巻
[編集]標題 | 著者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|
神道と君道 | 久米邦武 | 1〜30 | |
儒教 | 文学博士 井上哲次郎 | 31〜62 | |
仏教 | 文学博士 高楠順次郎 | 63〜86 | |
基督教 | 本多庸一 山路弥吉 |
87〜132 | |
哲学的思想 | 文学博士 三宅雄二郎 | 133〜160 | |
泰西思想の影響 | 法学博士 農学博士 新渡戸稲造 | 161〜198 | |
新日本智識上の革新 | 横井時雄 | 199〜210 | |
明治文学 | 文学博士 芳賀矢一 | 211〜250 | |
美術小史 | 正木直彦 | 251〜294 | |
音楽小史 | 東儀季治 | 295〜322 | |
国劇小史 | 文学博士 坪内雄蔵 | 323〜344 | |
政論界に於ける新聞紙 | 福地源一郎 | 345〜368 | 刊行前に歿したため、未定稿のまま収録される[4]。 |
新聞紙雑誌及び出版事業 | 鳥谷部銑太郎 | 369〜414 | |
農政及び林政 | 農学博士 酒匂常明 | 415〜466 | |
水産業 | 村田保 | 467〜484 | 標題「水産業ノ發達」の稿本が残されている[25]。 |
鉱業誌 | 古河潤吉 | 485〜518 | 刊行前に歿したため、未定稿のまま収録される[4]。標題「鑛業」の稿本が残されている[26]。 |
工業誌 | 工学博士 手島精一校 真野文二校 鈴木純一郎稿 |
519〜544 | 標題「日本工業史要」、署名「手嶋精一、鈴木純一郎共編」の稿本が残されている[27]。 |
織物誌 | 川島甚兵衛 | 545〜568 | |
染織業 | 高橋義雄 | 569〜580 | |
銀行誌 | 男爵 渋沢栄一 | 581〜676 | |
会社誌 | 男爵 渋沢栄一 | 677〜716 | |
外国貿易 | 益田孝 | 717〜770 | 標題「日本ノ外國貿易及將來」の稿本が残されている[28]。 |
北海道誌 | 農学博士 佐藤昌介 | 771〜806 | 標題「開國五十年ノ北海道ノ進歩」、署名「佐藤昌介」の稿本が残されている[29]。 |
台湾誌 | 男爵 後藤新平 | 807〜838 | |
慈善事業 | 三好退蔵 | 839〜864 | |
赤十字事業 | 男爵 石黒忠悳 | 865〜882 | |
都府の発達 | 尾崎行雄 | 883〜930 | |
風俗の変遷 | 文学博士 藤岡作太郎 | 931〜954 | |
社会主義小史 | 安部磯雄 | 955〜982 | 岸本英太郎編『明治社会主義史論』に、年月、固有名詞、統計数字を訂正したものが収録されている[30]。 |
日本人の体格 | ドクトル エルウヰン ベルツ | 983〜996 | |
国語略史 | 藤岡勝二 | 997〜1032 | |
開国五十年史結論 | 伯爵 大隈重信 | 1033〜1058 | |
年表 | 1059〜1078 | 1843年(天保14年)から1905年(明治38年)まで。標題「正本開国五十年年表」、署名「伊東 |
標題 | 解説者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|
皇大神宮 | 文学博士 三上参次 | 口絵 | |
法隆寺金堂塔婆及び金堂の壁画 | |||
釈契冲 | 30~31 | ||
賀茂真淵 | |||
本居宣長 | |||
平田篤胤 | |||
藤原惺窩 | |||
林道春 | |||
中江藤樹 | 62~63 | ||
山崎闇斎 | |||
新井白石 | |||
伊藤仁斎 | |||
室鳩巣 | |||
貝原益軒 | |||
山鹿素行 | |||
頼山陽 | |||
二宮尊徳 | |||
行基 | 86~87 | ||
伝教 | |||
弘法 | |||
道元 | |||
法然 | |||
栄西 | |||
親鸞 | |||
日蓮 | |||
紀貫之 | 250~251 | ||
紫式部 | |||
松尾芭蕉 | |||
近松門左衛門 | |||
滝沢馬琴 | |||
阿弥陀二十五菩薩来迎図 | 294~295 | ||
東大寺戒壇院四天王像 | |||
運慶 | |||
雪舟 | |||
探幽 | |||
応挙 | |||
舞楽の図 | 東儀季治 | 322~323 | |
胡飲酒 | |||
蘭陵王 | |||
能楽の図 | 文学博士 三上参次 | ||
菱川師宣 演劇の図 | 344~345 | ||
九代目市川団十郎 | 文学博士 坪内雄蔵 | ||
五代目尾上菊之助 | |||
正倉院 | 文学博士 三上参次 | 544~545 | |
唐招提寺講堂 | |||
平等院鳳凰堂及び本尊阿弥陀仏像 | |||
角倉了以 | |||
伊能忠敬 | |||
平治物語絵巻 | 568~569 | ||
日光東照宮の陽明門及び大猷院廟内部 | |||
甲冑の図 | 580~581 | ||
太刀の図 | |||
鹿苑寺金閣 | |||
高野山陣歿塔 | 864~865 | ||
百万塔 | |||
後奈良院宸筆心経奥書 | |||
陀羅尼 | |||
狩野芳崖筆悲母観音 | 882~883 | ||
西本願寺唐門及び鴻之間 | 930~931 | ||
尾形光琳筆杜若図 | |||
朝鮮来聘使 | 954~955 |
附録
[編集]標題 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|
例言 | 1~2 | 末尾に「発行者識」とあり、奥付に「編集兼発行者 副島八十六」とある。 |
帝国鉄道庁所管線路 | 1~16 | |
成田鉄道株式会社 | 17 | |
東武鉄道株式会社 | 18 | |
南海鉄道株式会社 | 18 | |
中国鉄道株式会社 | 19 | |
博多湾鉄道株式会社 | 19 | |
韓国統監府鉄道 | 20~23 | |
南満洲鉄道株式会社 | 24~26 | |
台湾総督府事業 | 27~29 | |
東京鉄道株式会社 | 30 | |
横浜電気鉄道株式会社 | 31 | |
阪神電気鉄道株式会社 | 32 | |
鉄道車両及諸機械製造 天野工場 | 33 | |
日本車輛製造株式会社 | 34 | |
汽車製造合資会社 | 34 | |
日本郵船株式会社 | 35~38 | |
東洋汽船株式会社 | 39~41 | |
日清汽船株式会社 | 42 | |
大阪商船株式会社 | 43 | |
北海道炭礦汽船株式会社 | 44~47 | |
横浜船渠株式会社 | 48~49 | |
函館船渠株式会社 | 50 | |
日本商船株式会社 | 51 | |
帝国中牛馬合資会社 | 51 | |
日本運輸株式会社 | 52 | |
原鉄運送店 | 52 | |
三鱗合資会社 | 53 | |
大日本共同運輸株式会社 | 53 | |
高木回漕店 | 54 | |
松下回漕店 | 54 | |
朝松組 | 55 | |
尾崎商店 | 55 | |
広海本店 | 56~57 | |
京三運輸株式会社 | 58 | |
渋沢倉庫部 | 58 | |
商業倉庫株式会社 | 59 | |
東京倉庫株式会社 | 60~61 | |
中央倉庫株式会社 | 62~63 | |
三菱合資会社 | 64~69 | |
三井物産合名会社 | 70~73 | |
村井本店 | 74 | |
安田家の事業 | 75~76 | |
浅野総一郎氏の事業 | 77~78 | |
大谷嘉兵衛氏の事業 | 79 | |
住友家の事業 | 80~83 | |
伊藤小左衛門氏の事業 | 84 | |
大和田氏の事業 | 85 | |
日本銀行 | 86~90 | |
横浜正金銀行 | 91~94 | |
株式会社 日本勧業銀行 | 95~97 | |
株式会社 台湾銀行 | 98~99 | |
株式会社 北海道拓殖銀行 | 100~101 | |
株式会社 日本興業銀行 | 102~104 | |
株式会社 第一銀行 | 105~108 | |
株式会社 十五銀行 | 109~110 | |
株式会社 帝国商業銀行 | 111 | |
株式会社 明治商業銀行 | 112 | |
株式会社 金城貯蓄銀行 | 112 | |
株式会社 東海銀行 | 113 | |
株式会社 第三銀行 | 114 | |
株式会社 第百銀行 | 115 | |
株式会社 二十銀行 | 116 | |
株式会社 八十四銀行 | 117 | |
株式会社 二十七銀行 | 118 | |
株式会社 京橋銀行 | 119 | |
株式会社 丁酉銀行 | 120 | |
株式会社 豊国銀行 | 120 | |
合名会社 三井銀行 | 121~122 | |
合名会社 安田銀行 | 123 | |
合資会社 川崎銀行 | 124 | |
株式会社 川崎貯蓄銀行 | 125 | |
合名会社 中井銀行 | 126 | |
合資会社 田中銀行 | 127~128 | |
合資会社 森村銀行 | 129 | |
合資会社 岡本銀行 | 129 | |
株式会社 万世銀行 | 130 | |
株式会社 横浜貿易銀行 | 130 | |
株式会社 第二銀行 | 131 | |
株式会社 横浜七十四銀行 | 132 | |
株式会社 横浜銀行 | 133 | |
株式会社 左右田銀行 | 134 | |
株式会社 横浜商業銀行 | 135 | |
株式会社 横浜実業銀行 | 135 | |
株式会社 吉原銀行 | 135 | |
株式会社 三十五銀行 | 136 | |
株式会社 西遠銀行 | 136 | |
株式会社 明治銀行 | 137 | |
開戸銀行 | 137 | |
株式会社 名古屋銀行 | 138 | |
株式会社 愛知銀行 | 138 | |
株式会社 伊藤銀行(附株式会社伊藤貯蓄銀行) | 139 | |
株式会社 金城銀行 | 139 | |
株式会社 六十八銀行 | 139 | |
株式会社 十六銀行 | 140 | |
株式会社 真利銀行 | 140 | |
株式会社 大垣共立銀行 | 141 | |
株式会社 京都商工銀行 | 141 | |
株式会社 第四十九銀行 | 142 | |
株式会社 京都銀行 | 142 | |
合名会社 加島銀行 | 143 | |
合名会社 鴻池銀行 | 144~145 | |
株式会社 四十三銀行 | 146 | |
株式会社 日本商業銀行 | 147 | |
株式会社 第六十五銀行 | 147 | |
岸本銀行 | 148 | |
株式会社 倉敷銀行 | 148 | |
株式会社 二十二銀行 | 149 | |
株式会社 第六十六銀行 | 150 | |
株式会社 広島銀行 | 150 | |
株式会社 広島商業銀行 | 151 | |
株式会社 百十銀行 | 152 | |
株式会社 高松百十四銀行 | 152 | |
株式会社 十七銀行 | 153 | |
株式会社 伊万里銀行 | 153 | |
株式会社 所沢銀行 | 154 | |
株式会社 第八十五銀行 | 154 | |
株式会社 熊谷銀行 | 155 | |
株式会社 四十銀行 | 155 | |
株式会社 第四十一銀行 | 156 | |
株式会社 下野銀行 | 156 | |
株式会社 宇都宮銀行 | 157 | |
株式会社 足利銀行 | 157 | |
株式会社 第百七銀行 | 158 | |
株式会社 宮城商業銀行 | 158 | |
株式会社 第五十九銀行 | 159 | |
株式会社 六十三銀行 | 159 | |
株式会社 信濃銀行 | 160 | |
株式会社 新潟銀行 | 160 | |
株式会社 百三十九銀行 | 161 | |
株式会社 加州銀行 | 161 | |
株式会社 十二銀行 | 162 | |
株式会社 高岡銀行 | 162 | |
株式会社 百十三銀行 | 163 | |
株式会社 函館銀行 | 163 | |
大阪商業会議所 | 164~165 | |
府立大阪商品陳列所 | 166 | |
府立大阪工業試験所 | 166 | |
商業興信所 | 167 | |
東京興信所 | 168 | |
株式会社 東京商品取引所 | 168 | |
株式会社 東京株式取引所 | 169~170 | |
株式会社 大阪株式取引所 | 171 | |
株式会社 大阪三品取引所 | 172 | |
株式会社 東京米穀取引所 | 173 | |
大阪堂島米穀取引所 | 174 | |
株式会社 神戸米穀株式取引所 | 175 | |
株式会社 下関米取引所 | 175 | |
東京精米株式会社 | 176 | |
日本精米株式会社 | 177 | |
廻米問屋山崎商店 | 178 | |
日本生命保険株式会社 | 179 | |
明治生命保険株式会社 | 180 | |
明治火災保険株式会社 | 180 | |
帝国海上運送火災保険株式会社 | 181 | |
東京火災海上運送保険株式会社 | 182~183 | |
三井鉱山合名会社 | 184~186 | |
古河鉱業会社 | 187~190 | |
茨城採炭株式会社 | 191 | |
合名会社藤田組 | 192~195 | |
茨城無煙炭礦株式会社 | 196 | |
釜石鉄鉱山 | 197 | |
金田炭坑 | 198~199 | |
明治鉱業株式合資会社 | 200~201 | |
貝島鉱業合名会社 | 202~203 | |
麻生商店 | 204~205 | |
金谷炭坑 | 206 | |
赤坂口炭坑 | 207 | |
芳谷炭坑株式会社 | 208~209 | |
波佐見鉱山 | 210~211 | |
岸嶽炭坑 | 212 | |
日本煉炭株式会社 | 213 | |
横山鉱業部 | 214 | |
株式会社 東京堅鉄製作所 | 214 | |
金子工場 | 215 | |
株式会社 芝浦製作所 | 216~217 | |
鈴木鉄工部 | 218~219 | |
中島工場 | 220 | |
諸機械製作 平尾製作所 | 220 | |
合資会社 池貝鉄工所 | 221 | |
大塚工場 | 221 | |
山本螺旋鋲製造所 | 222 | |
日本鉛管製造所 | 222 | |
新潟鉄工所 | 223 | |
大阪鉄工所 | 224~225 | |
木本鉄工 株式合資 会社 | 226 | |
増田合名会社 | 226 | |
大阪電気分銅株式会社 | 227 | |
谷口鉄工場 | 228~229 | |
京都製銅株式会社 | 230 | |
岡谷商店 | 230 | |
三好硝子製造所 | 230 | |
日本坩堝株式会社 | 231 | |
市原喞筒諸機械製作所 | 231 | |
宮田製作所 | 232 | |
金丸銃砲店 | 233 | |
金庫 製造販売 竹内商店 | 233 | |
日本石油株式会社 | 234~237 | |
宝田石油株式会社 | 238~241 | |
南北石油株式会社 | 242~243 | |
東京瓦斯株式会社 | 244~245 | |
東京電灯株式会社 | 246~247 | |
横浜共同電灯株式会社 | 248~249 | |
大阪電灯株式会社 | 250~251 | |
京都電灯株式会社 | 252 | |
名古屋電灯株式会社 | 252 | |
東京電気株式会社 | 253 | |
合資会社 田中商会 | 253 | |
原安商会 | 254 | |
電線一式製造販売 藤倉電線護謨合名会社 | 255 | |
横浜電線製造株式会社 | 256 | |
摂津製油株式会社 | 257 | |
横浜魚油株式会社 | 258 | |
日本セメント株式会社 | 258 | |
浅野セメント合資会社 | 259~261 | |
小野田セメント株式会社 | 262~263 | |
北海道セメント株式会社 | 264 | |
合資会社 鈴木セメント製造所 | 265 | |
愛知セメント株式会社 | 265 | |
三河セメント株式会社 | 266 | |
大阪セメント株式会社 | 266 | |
中央セメント株式会社 | 267 | |
九州セメント株式会社 | 267 | |
佐賀セメント株式会社 | 268 | |
日本防腐木材株式会社 | 268 | |
日本煉瓦製造株式会社 | 269 | |
品川白煉瓦株式会社 | 270~271 | |
日本ペイント製造株式会社 | 272 | |
商号登録 福岡商店調帯製造所 | 273 | |
日本皮革株式会社 | 274 | |
合資会社桜組 | 275 | |
新田帯革製造所 | 276~277 | |
東京製綱株式会社 | 278 | |
蘆森製綱所 | 279 | |
日本護謨株式会社 | 279 | |
合資会社 明治護謨製造所 | 280~281 | |
東洋護謨株式会社 | 282 | |
三田土ゴム製造合名会社 | 283 | |
土木建築請負業 清水満之助本店 | 284 | |
土木請負 鹿島組 | 284 | |
大倉書店 | 285 | |
丸善株式会社 | 286~287 | |
博文館 | 288~291 | |
金港堂書籍株式会社 | 292~293 | |
三省堂 | 294 | |
合資会社 冨山房 | 295 | |
大日本図書株式会社 | 296 | |
明治書院 | 296 | |
南江堂書店 | 297 | |
株式会社 東京築地活版製造所 | 297 | |
株式会社 秀英舎 | 298 | |
日本楽器製造株式会社 | 299 | |
鈴木ヴァイオリン工場 | 299 | |
合資会社 共益商社楽器店 | 300 | |
同文館楽器校具店 | 300 | |
三光堂本店 | 301 | |
美満津商店 | 302 | |
島津製作所 | 302~303 | |
小川写真製版所 | 304 | |
村松合資会社 | 305 | |
小西本店 | 306 | |
時計製造 精工舎 | 307 | |
王子製紙株式会社 | 308~309 | |
富士製紙株式会社 | 310~311 | |
東京板紙株式会社 | 312 | |
山路壁紙製造所 | 313 | |
合資会社 三立商会製紙場 | 313 | |
武井紙類合資会社 | 314 | |
四日市製紙株式会社 | 314 | |
大阪製紙株式会社 | 315 | |
勅使河原合資会社 | 315 | |
後藤商店 | 316 | |
博多人形製造兼卸売 井上商店 | 316 | |
歌伎舞座株式会社 | 317~318 | |
日本形染株式会社 | 318 | |
日本製布株式会社(元京都綿ネル株式会社) | 320 | |
日本製布株式会社 桐生工場(元桐生織物株式会社) | 321 | |
桐生織物同業組合 | 322 | |
足利織物同業組合 | 322 | |
山保織物工場 | 323 | |
岐阜絹織物株式会社 | 323 | |
川島織物所 | 324 | |
千切屋織物店 | 325 | |
西村織物店 | 325 | |
白川友禅 | 327 | |
天満織物株式会社 | 327 | |
石川県輸出織物同業組合 | 327 | |
柴林織工所 | 328 | |
松居織工場 | 328 | |
川俣絹布整練株式会社 | 329 | |
東京製絨株式会社 | 330~331 | |
日本毛織株式会社 | 332~333 | |
三越呉服店 | 334~335 | |
大丸呉服店 | 336~337 | |
白木屋呉服店 | 338 | |
高島屋呉服店 | 339 | |
合名会社茂木商店 | 340 | |
十合呉服店 | 342 | |
原合名会社 | 343~344 | |
合資会社三竜社 | 345 | |
近江製糸株式会社 | 346 | |
製糸業 尾沢組 | 347 | |
製糸業 片倉組 | 348 | |
窪田合名会社 | 349 | |
須坂製糸同業組合 | 349 | |
合資岡谷製糸会社 | 350 | |
林製糸所 | 351 | |
絹糸紡績株式会社 | 352~353 | |
毛斯綸紡織株式会社 | 353 | |
東京モスリン紡織株式会社 | 354 | |
鐘淵紡績株式会社 | 355~356 | |
富士瓦斯紡績株式会社 | 357~358 | |
東京紡績株式会社 | 359 | |
三重紡績株式会社 | 360~362 | |
日本紡績株式会社 | 362 | |
福島紡績株式会社 | 363 | |
帝国撚糸織物株式会社 | 363 | |
中央製綿株式会社 | 364 | |
小津細糸紡績所 | 364 | |
大阪紡績株式会社 | 365~366 | |
和歌山紡績株式会社 | 367 | |
讃岐紡績株式会社 | 367 | |
倉敷紡績株式会社 | 368 | |
笠岡紡績株式会社 | 368 | |
帝国製麻株式会社 | 369 | |
江屋伴商店 | 370 | |
近江帆布株式会社 | 371 | |
小泉合名会社支店 都賀浜印度麻工場 | 372 | |
合資会社 高見沢商店 | 372 | |
石井莫大小工場 | 373 | |
東京帽子株式会社 | 374 | |
帝国製帽株式会社 | 374 | |
株式会社 浜谷帽子会社 | 375 | |
帝国ブラシ株式会社 | 375 | |
仙女香 | 376 | |
大西白牡丹 | 377 | |
御木本真珠店 | 378 | |
大日本麦酒株式会社 | 379~381 | |
大黒天印 甲斐産葡萄酒 | 382 | |
キリンビール株式会社 | 383 | |
合名会社 明治屋 | 384 | |
神谷酒造合資会社 | 385 | |
亀屋商店 | 386 | |
肥塚酒造店 | 387 | |
大塚商店 | 388 | |
宅合名会社 | 389 | |
清酒桜正宗醸造元 | 390~391 | |
桜正宗一手販売 鹿島本店 鹿島乃婦 | 391 | |
合名会社 本嘉納商店 | 392 | |
白鹿醸造元 | 393 | |
本辰馬商店 | 394 | |
清酒富久娘醸造元 | 395 | |
若林合名会社 | 395 | |
鷲尾本店 | 396 | |
大日本捕鯨株式会社 | 396 | |
渡辺商店 | 397 | |
神戸布引礦泉所 | 398 | |
日本醤油醸造株式会社 | 399~400 | |
ヒゲタ印醤油醸造元 | 401~404 | |
山十印醤油醸造元 | 405~406 | |
水上印醤油醸造元 | 407 | |
亀甲万印醤油醸造元 | 408~409 | |
木白印醤油醸造元 | 410~411 | |
誉印醤油醸造元 | 412 | |
京印醤油醸造元 | 413 | |
竜野醤油株式会社 | 413 | |
味噌醸造 乳熊屋商店 | 414 | |
八木合名会社 仙台味噌醸造所 | 414 | |
八丁味噌製造元 | 415 | |
帝国冷蔵株式会社 | 415 | |
大日本製糖株式会社 | 416~418 | |
台湾製糖株式会社 | 419~420 | |
増田商店 | 421 | |
木村屋製菓合資会社 | 422 | |
増田屋商店 | 423 | |
和洋菓子製造西洋料理営業 風月堂 | 423 | |
大阪製菓株式会社 | 424 | |
粟おこし福おこし 製造本店 | 424 | |
茶業組合中央会議所 | 425~426 | |
静岡県茶業組合聯合会議所 | 427 | |
日本製茶輸出株式会社 | 427 | |
東亜煙草株式会社 | 428 | |
札幌製粉株式会社 | 429 | |
楽牛園牧田牧場 | 429 | |
ライオン歯磨 | 430 | |
花王石鹸本店 長瀬商店 | 431 | |
春元石鹸製造所 | 431 | |
日本売薬株式会社 | 432 | |
守田宝丹 | 432 | |
清心丹清婦湯 本舗 高木薬店 | 435 | |
喜谷実母散発売元 喜谷商店 | 433 | |
薬種貿易 松村商店 | 434 | |
大日本製薬株式会社 | 434 | |
東洋内科医院 | 435 | |
野毛山病院 | 436 | |
いわしや商店 | 436 | |
合資会社 いわしや松本器械店 | 437 | |
理化学医療器械薬品標本類営業 田中合名会社 | 437 | |
合名会社 佐々木商店 | 438 | |
横浜肥料株式会社 | 438 | |
東京人造肥料株式会社 | 439~440 | |
大阪アルカリ株式会社 | 441 | |
多木製肥所 | 442~443 | |
大阪硫曹株式会社 | 444~446 | |
新潟硫酸株式会社 | 446 | |
大阪舎密工業株式会社 | 447 | |
日本舎密製造株式会社 | 448~449 | |
日本種苗株式会社 | 450 | |
日本燐寸製造株式会社 | 451~452 | |
燐寸製造 公益社 | 453~454 | |
清燧社滝川燐寸工場 | 455~456 | |
濤川七宝 | 457 | |
東焼製造元(オランダ焼) | 457 | |
陶磁器貿易製造販売 田代屋 | 458 | |
錦光山 | 459 | |
化学工業用陶磁器製造業 耕山製陶所 | 459 | |
香蘭合名会社 | 460 | |
合名会社 大倉組 | 461~463 | |
高田商会 | 464~465 | |
直輸出入 野沢組 | 466~467 | |
米井商店 | 468 | |
菅川商店 | 469 | |
合資会社 愛知物産組 | 470 | |
多治見貿易合資会社 | 470 | |
池田合名会社 | 471 | |
製竹業 長田本店 | 472 | |
赤尾森村商会 | 473 | |
浅井友太郎商店 | 474 |
漢文版
[編集]邦文版の上・下巻をほぼ同じ内容構成で1冊に纏めて出版された[9]。
標題 | 著者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|
開国五十年史序 | 伯爵 大隈重信 | ||
開国五十年史序論 | 伯爵 大隈重信 | 1~52 | |
徳川慶喜公回顧録 | 伯爵 大隈重信 | 53~81 | |
帝国憲法制定之由来 | 公爵 伊藤博文 | 83~94 | |
開国事歴 | 島田三郎 | 95~115 | |
明治之外交 | 伯爵 副島種臣 | 117~143 | |
帝国財政 | 侯爵 松方正義 | 145~174 | |
陸軍史 | 公爵 山県有朋 | 175~204 | |
陸軍史 | 伯爵 山本権兵衛 | 205~219 | |
政党史 | 法学博士 浮田和民稿 伯爵 板垣退助閲 伯爵 大隈重信閲 |
221~271 | |
法制史略 | 法学博士 富井政章 | 273~289 | |
法制一斑 | 法学博士 鳩山和夫 徳国 法学博士 阪本三郎 |
291~318 | |
自治制度 | 法学博士 清水澄 | 319~330 | |
警察制度 | 男爵 大浦兼武 | 331~349 | |
監獄誌 | 法学博士 小河滋次郎 留岡幸助 |
351~373 | |
交通及通信 | 男爵 前島密 | 375~391 | |
逓信事業 | 男爵 田健治郎 | 393~412 | |
鉄道誌 | 子爵 井上勝 | 413~431 | |
海運業 | 近藤廉平 | 433~489 | |
本邦教育史略 | 伯爵 大隈重信 | 491~509 | |
明治教育史要 | 侯爵 西園寺公望 | 511~522 | |
民間教育事業 | 法学博士 浮田和民 | 523~557 | |
商業教育 | 法学博士 天野為之 法学博士 塩澤昌貞 |
559~577 | |
女子教育 | 成瀬仁蔵 | 579~601 | |
数物学 | 理学博士 桜井錠二 | 603~631 | |
博物学 | 理学博士 箕作佳吉 | 633~653 | |
医術之発達 | 医学博士 青山胤通 徳国 医学博士 富士川游 |
655~668 | |
神道 | 文学博士 久米邦武 | 669~695 | |
儒教 | 文学博士 井上哲次郎 | 697~715 | |
仏教 | 文学博士 高楠順次郎 | 717~740 | |
基督教 | 本多庸一 山路弥吉 |
741~768 | |
哲学思想 | 文学博士 三宅雄二郎 | 769~785 | |
泰西思想之影響 | 法学博士 農学博士 新渡戸稲造 | 787~807 | |
明治之文学 | 文学博士 芳賀矢一 | 809~833 | |
美術小史 | 正木直彦 | 835~869 | |
音楽小史 | 東儀季治 | 871~891 | |
国劇小史 | 文学博士 坪内雄蔵 | 893~908 | |
新聞紙雑誌及印行事業 | 鳥谷部銑太郎 | 909~938 | |
農政及林政 | 農学博士 酒匂常明 | 939~979 | |
水産業 | 村田保 | 981~993 | |
鉱業誌 | 古川潤吉 | 995~1026 | |
工業誌 | 工学博士 手島精一校 真野文二校 鈴木純一郎稿 |
1027~1042 | |
織布誌 | 川島甚兵衛 | 1043~1058 | |
銀行誌 | 男爵 渋沢栄一 | 1059~1121 | |
会社誌 | 男爵 渋沢栄一 | 1123~1149 | |
外国貿易 | 益田孝 | 1151~1196 | |
慈善事業 | 三好退蔵 | 1197~1216 | |
赤十字事業 | 男爵 石黒忠悳 | 1217~1229 | |
都府之発達 | 尾崎行雄 | 1231~1266 | |
風俗之変遷 | 文学博士 藤岡作太郎 | 1267~1280 | |
社会主義 | 安部磯雄 | 1281~1300 | |
日本人之体格 | 徳国 医学博士 衣爾文・倍爾梓 | 1301~1309 | |
国語略史 | 藤岡勝二 | 1311~1332 | |
開国五十年史結論 | 伯爵 大隈重信 | 1333~1347 | |
開国五十年史補遺 | 伯爵 大隈重信 | 1349~1368 |
標題 | 解説者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|
大日本天皇陛下 | 口絵 | ||
大日本皇后陛下 | |||
孝明天皇 | |||
桓武天皇 | |||
後醍醐天皇 | |||
聖徳太子 | |||
菅原道真 | |||
平清盛 | 文学博士 三上参次 | 52 | |
源頼朝 | |||
北条時宗 | |||
北畠親房 | |||
楠木正成 | |||
織田信長 | 82 | ||
豊臣秀吉 | |||
徳川家康 | |||
徳川家光 | |||
徳川吉宗 | |||
徳川光圀 | |||
徳川斉昭 | |||
徳川慶喜 | |||
三条実美 | 94 | ||
岩倉具視 | |||
島津斉彬 | |||
毛利慶親 | |||
山内豊信 | |||
井伊直弼 | 116 | ||
鍋島直正 | |||
松平慶永 | |||
西郷隆盛 | 204 | ||
大久保利通 | |||
大村益次郎 | |||
木戸孝允 | |||
勝安芳 | |||
二条城 | |||
名古屋城 | |||
海外渡航朱印 | 490 | ||
末吉船 | |||
藤田東湖 | 510 | ||
佐久間象山 | |||
吉田松陰 | |||
昌平黌講釈図 | |||
寺子屋之図 | |||
杉田玄白 | 558 | ||
前野良沢 | |||
緒方洪庵 | |||
福沢諭吉 | |||
中村正直 | |||
新島襄 | |||
紫式部 | 696 | ||
釈契冲 | |||
賀茂真淵 | |||
本居宣長 | |||
平田篤胤 | |||
紀貫之 | 紀淑雄 | 696 | |
藤原惺窩 | 文学博士 三上参次 | 716 | |
林道春 | |||
中江藤樹 | |||
山崎闇斎 | |||
新井白石 | |||
伊藤仁斎 | |||
貝原益軒 | |||
室鳩巣 | |||
山鹿素行 | |||
頼山陽 | |||
二宮尊徳 | |||
夫子之像 | |||
行基 | 740 | ||
弘法 | |||
伝教 | |||
道元 | |||
法然 | |||
栄西 | |||
親鸞 | |||
日蓮 | |||
松尾芭蕉 | 808 | ||
近松門左衛門 | |||
滝沢馬琴 | |||
法隆寺金堂及塔婆 | 紀淑雄 | 834 | |
二十五菩薩来迎図 | |||
東大寺戒壇院四天王像 | |||
運慶 | 870 | ||
雪舟 | |||
探幽 | |||
応挙 | |||
舞楽の図 | 東儀季治 | 892 | |
胡飲酒及蘭陵王 | |||
能楽之図 | 紀淑雄 | ||
第九代市川団十郎 | 文学博士 坪内雄蔵 | 908 | |
第五代尾上菊之助 | |||
高野山陣歿塔 | 文学博士 三上参次 | 1216 | |
後奈良院宸筆心経奥書 | |||
百万塔及陀羅尼 | |||
狩野芳崖筆悲母観音 | 紀淑雄 | ||
金閣寺 | 1266 | ||
西本願寺唐門及鴻之間 | |||
日光陽明門及大猷院廟内部 | |||
尾形光琳筆杜若図 | |||
平治物語絵巻 | 1280 |
英文版
[編集]全2巻。邦文版と章立てが大きく変わり[注釈 5]、邦文版の図版は挿入されず、附録篇は出版されていない[13]。
章番号 | 標題 | 著者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
PREFACE | SHIGÉNOBU ŌKUMA | MARCUS B. HUISHのNOTE付き。 | ||
Ⅰ | A SUMMARY OF THE HISTORY OF JAPAN | COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA | 1~54 | |
Ⅱ | THE LAST OF THE SHŌGUNS AND HIS VIEWS ON THE RESTORATION | COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA | 55~70 | |
Ⅲ | JAPAN'S INTRODUCTION TO THE COMITY OF NATIONS | SABURŌ SHIMADA, M.P. | 71~92 | |
Ⅳ | JAPAN'S INTRODUCTION TO THE COMITY OF NATIONS | THE LATE COUNT TANÉOMI SOYÉSHIMÁ | 93~121 | |
Ⅴ | SOME REMINISCENCES OF THE GRANT OF THE NEW CONSTITUTION | PRINCE HIROBUMI ITŌ | 122~132 | |
Ⅵ | THE HISTORY OF POLITICAL PARTIES IN JAPAN | PROFESSOR KAZUTAMI UKITA, D.C.L. (JAPAN), AND COUNT ITAGAKI AND ŌKUMA | 133~193 | |
Ⅶ | THE JAPANESE ARMY | FIELD-MARSHAL PRICE ARITOMO YAMAGATA | 194~217 | |
Ⅷ | THE JAPANESE NAVY | ADMIRAL COUNT GOMBEY YAMAMOTO | 218~230 | |
Ⅸ | THE DEVELOPMENT OF JAPANESE LEGAL INSTITUTIONS | PROFESSOR MASAAKIRA TOMII, D.C.L. (JAPAN), MEMBER OF THE HOUSE OF LORDS | 231~250 | |
Ⅹ | JAPANESE PERSONAL LEGISLATION | KAZUO HATOYAMA, D.C.L. (JAPAN), LL.D., M.P., AND PROFESSOR SABURŌ SKAMOTO, J.D. | 251~280 | |
Ⅺ | THE POLICE OF JAPAN | BARON KANÉRAKÉ ŌURA | 281~295 | |
Ⅻ | PRISONS AND PRISONERS | SHIGÉJIRŌ OGAWA, D.C.L. (JAPAN), AND KŌSUKÉ TOMÉOKA | 296~319 | |
ⅩⅢ | LOCAL GOVERNMENT IN JAPAN | PROFESSOR S. SHIMIZU, D.C.L. (JAPAN) | 320~333 | |
ⅩⅣ | MUNICIPAL PROGRESS IN JAPAN | YUKIO OZAWA, M.P., MAYOR OF TŌKYŌ | 334~358 | |
ⅩⅤ | JAPAN'S FINANCE | MARQUIS MASAYOSHI MATSUGATA | 359~389 | |
ⅩⅥ | JAPANESE COMMUNICATIONS IN THE PAST | BARON HISOKA MAYÉJIMA | 390~407 | |
ⅩⅦ | JAPANESE COMMUNICATIONS: THE POST, TELEGRAPH, AND TELEPHONE | BARON KENJIRO DEN | 408~423 | |
ⅩⅧ | JAPANESE CNMMUNICATIONS: RAILROADS | VISCOUNT MASARU INOUYÉ | 424~446 | |
ⅩⅨ | JAPANESE COMMUNICATIONS: THE MERCANTILE MARINE | REMPÉI KONDŌ, PRESIDENT OF THE NIPPON YŪSÉN KAISHA | 447~464 | |
ⅩⅩ | JOINT-STOCK ENTERPRISE IN JAPAN | BARON YÉIICHI SHIBUSAWA, PESIDENT OF THE FIRST NATIONAL BANK | 465~485 | |
ⅩⅩⅠ | THE DEVELOPMENT OF BANKING IN JAPAN | BARON YÉIICHI SHIBUSAWA, PESIDENT OF THE FIRST NATIONAL BANK | 486~532 | |
ⅩⅩⅡ | A RÉSUMÉ OF THE HISTORY OF JAPANESE INDUSTRIES | JUNICHIRŌ SUZUKI (REVISED BY PROFESSOR BUNJI MANO, D.Eng. (Japan), AND SÉIICHI TÉJIMA) | 533~549 | |
ⅩⅩⅢ | JAPANESE INDUSTRIES: WEAVING AND DYEING | JIMBÉI KAWASHIMA, ARTIST TO THE IMPERIAL HOUSEHOLD | 550~563 | |
ⅩⅩⅣ | JAPANESE INDUSTRIES: AGRICULTURE AND FORESTRY | THE LATE TSUNÉAKI SAKŌ, D.AGR. (JAPAN) | 564~593 | |
ⅩⅩⅤ | JAPANESE INDUSTRIES: MARINE PRODUCTS | BARON TAMOTHU MURATA | 594~603 | |
ⅩⅩⅥ | JAPANESE INDUSTRIES: MINING | THE LATE JUNKICHI FURUKAWA | 604~619 | |
ⅩⅩⅦ | THE FOREIGN TRADE OF JAPAN AND ITS FUTURE PROSPECTS | TAKASHI MATSUDA, TŌKYŌ CHAMBER OF COMMERCE | 620~646 |
章番号 | 標題 | 著者 | 頁数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
Ⅰ | THE JAPANESE LANGUAGE | KATSUJI FUJIOKA, ASSISTANT-PROFESSOR, TŌKYŌ IMPERIAL UNIVERSITY | 1~21 | |
Ⅱ | JAPANESE RELIGIOUS BELIEFS: SHINTŌ―THE KAMI | PROFESSOR KUNITAKÉ KUMÉ | 22~43 | |
Ⅲ | JAPANESE RELIGIOUS BELIEFS: CONFUCIANISM | PROFESSOR TÉTSUJIRŌ INOUYÉ, D.LITT. (JAPAN) | 42~64 | |
Ⅳ | JAPANESE RELIGIOUS BELIEFS: BUDDHISM | PROFESSOR J. TAKAKUSU, D.LITT. (JAPAN), D.PHIL., M.A. | 65~75 | |
Ⅴ | JAPANESE RELIGIOUS BELIEFS: CHRISTIANITY | YOICHI HONDA, BISHOP OF THE JAPANESE METHODIST CHURCH, AND YAKICHI YAMAJI | 76~100 | |
Ⅵ | PHILANTHROPY IN JAPAN | THE LATE TAIZŌ MIYOSHI, MEMBER OF THE HOUSE OF PEERS | 101~112 | |
Ⅶ | CULTURE AND EDUCATION IN OLD JAPAN | COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA | 113~133 | |
Ⅷ | EDUCATIONALISTS OF THE PAST, AND THEIR SHARE IN THE MODERNIZATION OF JAPAN | PROFESSOR KAZUTAMI UKITA, D.C.L. (JAPAN) | 134~160 | |
Ⅸ | NATIONAL EDUCATION IN THE MÉIJI ERA | MARQUIS KIMMOCHI SAIONJI, LATE PRIME MINISTER AND MINISTER OF EDUCATION | 161~174 | |
Ⅹ | COMMERCIAL EDUCATION IN JAPAN | PROFESSOR TAMÉYUKI AMANO, D.C.L. (JAPAN), AND MASASADA SHIOZAWA, D.PH. | 175~191 | |
Ⅺ | THE EDUCATION OF JAPANESE WOMEN | JINZO NARUSÉ, PRESIDENT OF THE NIPPON WOMEN'S UNIVERSITY | 192~225 | |
Ⅻ | THE INTRODUCTION OF WESTERN PHILOSOPHY | YŪJIRŌ MIYAKÉ, D.LITT. (JAPAN) | 226~241 | |
ⅩⅢ | MATHEMATICO-PHYSICAL SCIENCE IN JAPAN | PROFESSOR JŌJI SAKURAI, TŌKYŌ IMPERIAL UNIVERSITY, D.SC. (JAPAN), LL.D. | 242~270 | |
ⅩⅣ | NATURAL SCIENCE IN JAPAN | K. MITSUKURI, D.PH, D.SC. (JAPAN), PROFESSOR OF ZOOLOGY, SCIENCE COLLEGE, IMPERIAL UNIVERSITY OF TŌKYŌ | 271~284 | |
ⅩⅤ | THE DEVELOPMENT OF MEDICINE IN JAPAN | PROFESSOR TANÉMICHI AOYAMA, M.D. (JAPAN), AND UKABU FUJIKAWA, M.D. | 285~297 | |
ⅩⅥ | MEDICINE AND HYGIENE IN JAPAN, AND THEIR INDEBTEDNESS TO ENGLAND AND AMERICA | PROFESSOR HIIZU MIYAKÉ, M.D. (JAPAN) | 298~306 | |
ⅩⅦ | THE RED CROSS IN JAPAN | SURGEON-GENERAL BARON TADANORI ISHIGURO (RET.) | 307~322 | |
ⅩⅧ | THE FINE ARTS - PAINTING, SCULPTURE, ETC. | NAOHIKO MASAKI (FORMERLY DIRECTOR OF THE GOVERNMENT SCHOOL OF ART) | 323~357 | |
ⅩⅨ | THE FINE ARTS - MUSIC | SUYÉHARU TŌGI | 358~377 | |
ⅩⅩ | THE FINE ARTS - THE DRAMA | PROFESSOR YŪZŌ TSUBOUCHI, D.LITT. (JAPAN) (PROFESSOR OF WASÉDA UNIVERSITY) | 378~392 | |
ⅩⅪ | JAPANESE JOURNALIST AND LITERATURE | THE LATE SENTARŌ TOYABÉ, EDITOR OF THE 'SUN' | 393~420 | |
ⅩⅫ | THE LITERATURE OF THE MÉIJI ERA | PROFESSOR YAICHI HAGA, D.LITT. (JAPAN) | 421~442 | |
ⅩⅩⅢ | SOCIAL CHANGES IN NEW JAPAN | PROFESSOR SAKUTARŌ FUJIOKA, D.LITT. (JAPAN) | 443~457 | |
ⅩⅩⅣ | THE INFLUENCE OF THE WEST UPON JAPAN | PROFESSOR INAZŌ NITOBÉ, D.AGR., D.C.L. (JAPAN), D.PH. | 458~476 | |
ⅩⅩⅤ | SOCIAL INTERCOURSE BETWEEN JAPANESE AND OCCIDENTALS | BARON KÉIROKU TSUZUKI | 477~493 | |
ⅩⅩⅥ | SOCIALISM IN JAPAN | PROFESSOR ISOH ABÉ (WASÉDA UNIVERSITY) | 494~512 | |
ⅩⅩⅦ | HOKKAIDŌ AND ITS PROGRESS IN FIFTY YEARS | PROFESSOR SHŌSUKÉ SATŌ, D.PH., D.AGR. (JAPAN) | 513~529 | |
ⅩⅩⅧ | THE ADMINISTRATION OF FORMOSA (TAIWAN) | BARON SHIMPÉI GOTŌ | 530~553 | |
ⅩⅩⅨ | CONCLUSION | COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA | 554~576 | |
APPENDIX A | TEXT OF THE CONSTITUTION OF THE EMPIRE OF JAPAN | 577~589 | ||
APPENDIX B | PRÉCS OF THE TREATY OF PEACE BETWEEN JAPAN AND RUSSIA, SEPTEMBER 5, 1905 | 590~591 | ||
APPENDIX C | PRÉCS OF SPEECH BY BARON KOMURA ON JAPAN'S FOREIGN POLICY | 592~593 | ||
APPENDIX D | LIST OF ZOOLOGICAL CONTRIBUTIONS TO THE 'JOURNAL OF THE COLLEGE OF SCIENCE, - PIACES IN JAPAN WHERBE ZOOLOGICAL STUDIES ARE CARRIED ON - BOTANICAT CONTRIBUTIONS TO ABOVE JOURNAL - GEOLOGICAL CONTRIBUTIONS TO THB SAME | 594~597 | ||
APPENDIX E | JAPANESE WEIGHTS, MEASURES, AND MONEYS, WITH
ENGLISH AND FRENCH EQUIVALENTS |
598~599 | ||
APPENDIX F | INDUSTRY, COMMERCE, AND AGRICULTURE - AVERAGE
DAILY WAGES OR WORKMEN |
600 | ||
INDEX | 601~616 | |||
MAP OF JAPAN, KOREA, AND FORMOSA |
書誌情報
[編集]邦文
[編集]- 伯爵大隈重信撰 編『開國五十年史』 上卷、開國五十年史發行所、1907年12月。 NCID BN0487167X。OCLC 835033728。全国書誌番号:51009917。
- 伯爵大隈重信撰 編『開國五十年史』 下卷、開國五十年史發行所、1908年2月。 NCID BN0487167X。OCLC 835033783。全国書誌番号:51009917。
- 伯爵大隈重信撰 編『開國五十年史』 附録、開國五十年史發行所、1908年10月。 NCID BN0487167X。OCLC 834737841。全国書誌番号:51009917。
復刻版
[編集]- 伯爵大隈重信撰 編『開国五十年史』 上巻、原書房〈明治百年史叢書 150〉、1970年11月。ISBN 9784562002412。 NCID BN04084788。OCLC 835419014。全国書誌番号:73004422。
- 伯爵大隈重信撰 編『開国五十年史』 下巻、原書房〈明治百年史叢書 151〉、1970年11月。ISBN 9784562002429。 NCID BN04084788。OCLC 835421004。全国書誌番号:73004422。
抄録
[編集]- 「開国五十年史(抄)」『明治史論集(一)』筑摩書房〈明治文学全集 77〉、1965年9月、310-340頁。ISBN 9784480103772。 NCID BN01411516。OCLC 674350840。全国書誌番号:56008475。
- 大隈重信の『開国五十年史論』と『開国五十年史結論』が収録されている。
漢文
[編集]万有文庫
[編集]- 「序論」、「徳川慶喜公回顧録」を収録。
- 「帝國憲法制定之由來」、「開國事歴」、「明治之外交」、「帝國財政」を収録。
- 「陸軍史」、「陸軍史」、「政黨史」を収録。
- 「法制史略」、「法制一斑」、「自治制度」、「警察制度」、「監獄誌」を収録。
- 「交通及通信」、「遞信事業」、「鐵道誌」、「海運業」を収録。
- 「本邦教育史略」、「明治教育史要」、「民間教育事業」、「商業教育」、「女子教育」を収録。
- 「數物學」、「博物學」、「醫術之發達」、「神道」を収録。
- 「儒教」、「佛教」、「基督教」、「哲學思想」、「泰西思想之影響」を収録。
- 「明治之文學」、「美術小史」、「音樂小史」、「國劇小史」を収録。
- 「新聞紙雜誌及印行事業」、「農政及林政」、「水産業」、「鑛業誌」を収録。
- 「工業誌」、「織布誌」、「銀行誌」を収録。
- 「會社誌」、「外國貿易」、「慈善事業」、「赤十字事業」を収録。
- 「都府之發達」、「風俗之變遷」、「社會主義」、「日本人之體格」、「國語略史」、「開國五十年史結論」、「開國五十年史補遺」を収録。
英文
[編集]イギリス(ロンドン)
[編集]- COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA, ed (1909). FIFTY YEARS OF NEW JAPAN (KAIKOKU GOJŪNEN SHI). VOLUMEⅠ. MARCUS B. HUISH. SMITH, ELDER & CO.. NCID BA1423547X. OCLC 1072007434
- COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA, ed (1909). FIFTY YEARS OF NEW JAPAN (KAIKOKU GOJŪNEN SHI). VOLUMEⅡ. MARCUS B. HUISH. SMITH, ELDER & CO.. NCID BA1423547X. OCLC 1067705608
アメリカ(ニューヨーク)
[編集]- COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA, ed (1909). FIFTY YEARS OF NEW JAPAN (KAIKOKU GOJŪNEN SHI). VOLUMEⅠ. MARCUS B. HUISH. E.P. DUTTON & COMPANY. NCID BA12691398. OCLC 1020870550
- COUNT SHIGÉNOBU ŌKUMA, ed (1909). FIFTY YEARS OF NEW JAPAN (KAIKOKU GOJŪNEN SHI). VOLUMEⅡ. MARCUS B. HUISH. E.P. DUTTON & COMPANY. NCID BA12691398. OCLC 1020870550
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 独訳版の刊行も計画されたが実現しなかった[1]。
- ^ 項目によってはそれ以前の時代から記述しているものや、執筆者の自伝的な要素が含まれているものもある[4]。
- ^ 『大隈侯八十五年史』では、大隈が『開国五十年史』の監輯を思い立った契機について、1903年秋に巌本善治等が『英米両国の文明が日本に及せる影響』(“Anglo-American influence upon Japanese Civilization”)と題した本を書く際に、大隈にその編集総裁を依頼したことに起因したとある[6]。
- ^ 「文明運動」とは大隈の行った文化的活動の総称を指す[17]。
- ^ 田中不二麿「教育瑣談」、加藤弘之「高等教育」、大槻如電「欧洲学術伝来史」、横井時雄「新日本智識上の革新」、福地源一郎「政論界に於ける新聞紙」、高橋義雄「染織業」、エルウヰンベルツ「日本人の体格」の7篇が削除され、第2巻第25章に都築馨六の“SOCIAL INTERCOURSE BETWEEN JAPANESE AND OCCIDENTALS”(日欧米人間の社交[23])が収録される[13]。
出典
[編集]- ^ a b 「著書に対する反響」『大隈侯八十五年史』 第貳卷、大隈侯八十五年史編纂會、1926年12月、653-656頁。
- ^ 佐治芳雄 編「開国五十年史」『日本近代史料解説』宗高書房、1983年6月、183-184頁。
- ^ 佐藤能丸「開国五十年史」『明治時代史大辞典』 第一巻、吉川弘文館、2011年12月、463頁。ISBN 9784642014618。
- ^ a b c d 發行者「例言」『開國五十年史』 上卷、開國五十年史發行所、1907年12月、1-6頁。
- ^ 「開國五十年(英文新誌の一大事業)」『The Student』第1巻第14号、英文新誌社、1904年1月15日、27頁。
- ^ a b 「『開国五十年史』の編著とその苦心」『大隈侯八十五年史』 第貳卷、大隈侯八十五年史編纂會、1926年12月、649-653頁。
- ^ 「EDITOR'S DESK」『The Student』第1巻第20-21号、英文新誌社、1904年5月1日、59-60頁。
- ^ 「EDITOR'S DESK」『The Student』第2巻第2号、英文新誌社、1904年7月15日、56頁。
- ^ a b c 孔穎「第三編 清末中国語訳された日本監獄学書籍の動向 第一章 清末中国語訳された日本監獄学書籍の書目 四 百科全書類の日本監獄学訳書 (二)第35の小河滋次郎・留岡幸助著『開國五十年史 監獄誌』(1909年)」『中国の監獄改良論と小河滋次郎』清文堂、2015年3月、221-227頁。ISBN 9784792410384。
- ^ 「翻訳『大隈伯の開国五十年史』の影響」『実業之世界』第7巻第5号、実業之世界社、1910年3月1日、74頁。
- ^ 孔穎「第三編 清末中国語訳された日本監獄学書籍の動向 第三章 清末中国語訳された日本監獄学書籍の伝播 五 清国皇帝及び高官への贈呈」『中国の監獄改良論と小河滋次郎』清文堂、2015年3月、263-266頁。ISBN 9784792410384。
- ^ “賞給頭等第三宝星執照 : 大日本国伯爵大隈重信”. 2019年4月29日閲覧。
- ^ a b c d e 泉正人「英版『開国五十年史』出版の経緯」『早稲田大学史記要』第21巻、早稲田大学史編纂所、1989年3月31日、141-176頁。
- ^ 関田かおる 著「大隈と『開国五十年史』」、監修者 奥島孝康、中村尚美 編『エピソード大隈重信 125話』早稲田大学出版部、1989年7月、118-121頁。ISBN 9784657897213。
- ^ 佐藤能丸「開国開港五十年記念事業」『明治時代史大辞典』 第一巻、吉川弘文館、2011年12月、462-463頁。ISBN 9784642014618。
- ^ 「大隈伯邸観菊会 開国五十年史完成披露」『東京朝日新聞』第7633号1907年11月19日、4面。
- ^ 真辺将之「大隈重信の文明運動と人生一二五歳説」『早稲田大学史記要』第44巻、早稲田大学史編纂所、2013年2月28日、37-69頁。
- ^ 柳田泉「Ⅳ 明治文明史における大隈 23 文明運動(三)著述」『明治文明史における大隈重信』早稲田大学出版部、1962年10月、397-412頁。
- ^ 矢内原忠雄 著「総説 二 『開国五十年史』」、編者・矢内原忠雄 編『現代日本小史』 上、みすず書房、1952年4月、10-15頁。
- ^ “平成28年4月20日 特別研究室企画展示「開国五十年史」に見る明治日本の国づくり自己評価~総論・政治・経済編~” (PDF). 千代田区立日比谷図書文化館 (2016年4月20日). 2019年4月29日閲覧。
- ^ 「『開国五十年史草稿』」『筑波大学附属図書館報』第7巻第1号、筑波大学図書館部、1981年7月15日、7-8頁。
- ^ 「開国五十年史草稿 一一部 一四冊」『筑波大学和漢貴重図書目録』筑波大学附属図書館、1996年3月、13-14頁。
- ^ a b 「文芸消息 開国五十年史」『早稲田文学』五月之巻、早稲田文学社、1906年5月1日、18-19頁。
- ^ 「大隈伯の大著作成る 開国五十年史の編纂」『東京朝日新聞』第7574号1907年9月18日、4面。
- ^ 水産業ノ発達 - CiNii
- ^ 鑛業 - CiNii
- ^ 日本工業史要 - CiNii
- ^ 日本ノ外国貿易及将来 - CiNii
- ^ 開国五十年ノ北海道ノ進歩 - CiNii
- ^ 岸本英太郎「凡例」『明治社会主義史論』青木書店〈青木文庫〉、1955年4月、5-6頁。
- ^ 正本開国五十年年表 - CiNii
外部リンク
[編集]- 『開国五十年史. 上巻』、『開国五十年史. 附録』- 国立国会図書館デジタルコレクション
- 『「開国五十年史」編修者名簿 [書写資料]』〈早稲田大学図書館所蔵大隈重信関係資料〉刊行年不明。hdl:2065/27189 。
- 文化活動と交流 - 古典籍総合データベース - 早稲田大学
- 平成28年4月20日 特別研究室企画展示「開国五十年史」に見る明治日本の国づくり自己評価~総論・政治・経済編~ - 千代田区ホームページ
- 2016年6月2日(木曜) 古書で紐解く近現代史セミナー第20回 大隈重信撰『開国五十年史』編纂の意義について 講師:鵜飼政志(PDF形式:873KB) | 千代田区立図書館
- 古書で紐解く近現代史セミナー 第20回 大隈重信撰『開国五十年史』編纂の意義について|千代田区立日比谷図書文化館 - ウェイバックマシン(2016年5月31日アーカイブ分)
- Fifty Years of New Japan Vol.1、Vol.2 Archive.org