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品川リフラクトリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
品川リフラクトリーズ株式会社
SHINAGAWA REFRACTORIES CO.,LTD.
本社のある新大手町ビル
本社のある新大手町ビル
種類 株式会社
市場情報
大証1部(廃止) 5351
2013年7月12日上場廃止
本社所在地 日本の旗 日本
100-0004
東京都千代田区大手町2丁目2番1号
新大手町ビル8F
設立 1903年(明治36年)6月25日
業種 ガラス・土石製品
法人番号 9010001008685 ウィキデータを編集
事業内容 耐火物の製造販売など
代表者 代表取締役社長 藤原 弘之
資本金 33億円
発行済株式総数 9,429,366株
売上高 単独842億40百万円
連結1,249億63百万円
(2023年3月期)
経常利益 単独73億31百万円
連結114億57百万円
(2023年3月期)
純資産 単独568億49百万円
連結714億25百万円
(2023年3月現在)
総資産 単独1,110億83百万円
連結1,439億01百万円
(2023年3月現在)
従業員数 単独1,221名 連結3,340名
(2023年3月現在)
決算期 3月
会計監査人 有限責任あずさ監査法人
主要株主 JFEスチール株式会社 34.00%
日本マスタートラスト信託銀行(信託口) 7.74%
株式会社神戸製鋼所 3.77%
三井住友信託銀行株式会社 3.49%
日本カストディ銀行(信託口) 2.69%
富国生命保険相互会社 2.14%
(2023年3月現在)
主要子会社 イソライト工業株式会社 100% 他
関係する人物 西村勝三(創業者)
渋沢栄一(創業時の出資者,相談役)
青木均一(元社長)
大谷武雄(元社長)
藤原弘之(現社長)
金重利彦(イソライト工業現社長)
外部リンク https://www.shinagawa.co.jp/
特記事項:創業は1875年(明治8年)
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品川リフラクトリーズ株式会社(しながわリフラクトリーズ、英文社名 SHINAGAWA REFRACTORIES CO.,LTD.)は、東京都千代田区に本社を置く耐火物メーカー。

事業内容

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  • 耐火れんが、不定形耐火物の製造販売
  • 高炉などの築炉工事
  • 不動産の賃貸

沿革

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  • 1875年明治8年) - 東京芝浦西村勝三が創業。民間として初めて耐火煉瓦の製造を開始
  • 1884年(明治17年)9月 - 東京深川に伊勢勝白煉瓦製造所が発足。
  • 1887年(明治20年)10月 - 東京品川に工場を移転、品川白煉瓦製造所に改名。
  • 1903年(明治36年)6月 - 品川白煉瓦株式会社に改組。
  • 1916年大正5年)12月 - 日本窯業株式会社を合併。
  • 1936年(昭和11年)6月 - 帝国窯業株式会社を子会社化。
  • 1938年(昭和13年)8月 - 品川ゼネラル株式会社を設立。
  • 1949年(昭和24年)5月 - 東京証券取引所に上場。
  • 1952年(昭和27年)5月 - 日本で最初に企業年金制度(社外積立方式)を導入。
  • 1965年(昭和40年)10月 - 品川ロコー株式会社を設立。
  • 1997年平成9年) 3月 - 現 瀋陽品川冶金材料有限公司を設立。
  • 1998年(平成10年)6月 - 現 Shinagawa Refractories Australasia Pty.Ltd.を設立。
  • 1999年(平成11年)10月 - 現 株式会社セラテクノを子会社化。
  • 2002年(平成14年)11月 - 品川ファインセラミックスを設立。
  • 2004年(平成16年)11月 - イソライト工業の株式を約5割取得し、子会社化。
  • 2006年(平成18年)7月 - 現 Shinagawa Advanced Materials Americas Inc.を子会社化。
  • 2006年(平成18年)10月 - 品川ロコー株式会社を吸収合併。
  • 2008年(平成20年)4月 - 遼寧品川和豊冶金材料有限公司を設立。
  • 2009年(平成21年)10月 - JFE炉材株式会社を吸収合併。品川リフラクトリーズ株式会社へ社名変更。
  • 2011年(平成23年)4月 - 会社分割により新たに品川ロコー株式会社を設立。
  • 2014年(平成26年)10月 - PT Shinagawa Refractories Indonesiaを設立。
  • 2019年(平成31年)8月 - SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.を設立。
  • 2022年令和4年)
    • 3月 - イソライト工業株式会社を完全子会社化。
    • 4月 - 東京証券取引所のプライム市場に移行。Shinagawa Refractories Korea Corporationを設立。
    • 12月 - サンゴバン社(本社:パリ)のブラジルの耐火物事業(Shinagawa Refratários do Brasil Ltda.)と、米国の耐摩耗性セラミックス事業(Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLC)を買収。
  • 2023年(令和5年)4月 - グループの事業ドメインを4セクター(耐火物、断熱材、セラミックス、エンジニアリング)に分けるセクター制を導入。

事業所所在地

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関連会社

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国内

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海外

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  • 瀋陽品川冶金材料有限公司(中国)
  • 遼寧品川和豊冶金材料有限公司(中国)
  • Shinagawa Refractories Australasia Pty.Ltd.(オーストラリア)
  • Shinagawa Advanced Materials Americas Inc.(アメリカ)
  • PT Shinagawa Refractories Indonesia(インドネシア)
  • SG Shinagawa Refractories India Pvt. Ltd.(インド)
  • Shinagawa Refractories Korea Corporation(韓国)
  • Shinagawa Refratários do Brasil Ltda.(ブラジル)
  • Shinagawa Specialty Ceramics Americas LLC(アメリカ)

赤井鉄道・赤井軌道

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赤井鉄道赤井軌道は、1907年から1955年まで現在のいわき市平で運行されていた馬車鉄道である。当初、品川白煉瓦の子会社であったが、1922年に品川白煉瓦の直営となった。品川白煉瓦赤井分工場で作られるレンガの原料である石炭等を運んでいた[1][2]

  • 延長 5.76km(赤井常住-平駅間)、2.57km(赤井常住-赤井駅間)
  • 軌間 762mm
  • 動力 馬力
駅・施設・接続路線
廃止直前の状況
uKBHFa
(赤井常住) 0.0
exSTR+r uSTR STR+l
日曹常磐炭鉱専用鉄道 日曹赤井炭鉱専用線
exSTR uSTR STR STR+l
磐越東線
exSTR
uexSTR+r
uexSTR
赤井駅 2.57
STR+l STRq STRq STRr
-1917
uexSTRq uexSTRq uexKHSTeq uexKBHFe
←好間軌道 5.76
ABZql STRq STRq STRq HSTq
常磐線

沿革

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  • 1907年(明治40年)11月9日:赤井鉄道が赤井常住 - 平駅(現・いわき駅)間で開業。
  • 1908年(明治41年):赤井軌道に改称。
  • 1915年(大正4年)7月10日:平郡東線赤井駅開業。
  • 1917年(大正6年)
    • 10月10日:磐越東線全通。
    • 10月:赤井常住 - 赤井駅間に短縮
  • 1922年(大正11年):品川白煉瓦株式会社が赤井軌道を買収、専用軌道になる。
  • 1955年(昭和30年)3月:廃止

現状

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品川白煉瓦赤井分工場の跡地は品川リフラクトリーズ所有の品川グランドとなっており、駅跡(北緯37度05分24秒 東経140度50分46秒 / 北緯37.089992度 東経140.846088度 / 37.089992; 140.846088)はグランドの駐車場となっている。赤井常住-赤井駅間の跡地は並行する福島県道133号に利用されている。

脚注

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  1. ^ 廃止鉄道ノート東北a-su
  2. ^ 品川白煉瓦専用軌道

関連項目

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外部リンク

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