コンテンツにスキップ

野村将希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
野村真樹から転送)
のむら まさき
野村 将希
本名 野村 正樹(読み同じ)
別名義 野村 真樹(旧芸名)
生年月日 (1952-11-13) 1952年11月13日(72歳)
出生地 日本の旗 日本福岡県北九州市
出身地 日本の旗 日本兵庫県
身長 181cm
血液型 A型
職業 俳優演歌歌手
ジャンル テレビ・映画・演歌
活動期間 1970年 - 現在
配偶者 あり
著名な家族 野村政孝
野村祐希
事務所 サンミュージックプロダクション
主な作品
ドラマ
水戸黄門柘植の飛猿
テンプレートを表示
YouTube
チャンネル
活動期間 2023年2月1日 -
登録者数 480人
総再生回数 36,602 回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年12月13日時点。
テンプレートを表示

野村 将希(のむら まさき、本名、野村 正樹(読み同じ)、1952年11月13日 - )は、日本俳優演歌歌手である。旧芸名、野村 真樹(読み同じ)。

所属事務所サンミュージックプロダクション。所属レコード会社はテイチクエンタテインメント

経歴・人物

[編集]

福岡県北九州市生まれの、兵庫県尼崎市育ち。尼崎市立尼崎産業高等学校を中退し、1969年に歌手を目指して上京。デビュー前に高崎競馬場で約3か月間厩務員のバイトをしていた。そして靴屋でバイト中、サンミュージック相沢社長の目にとまりスカウトされた。決め手は『笑顔』だったそうである。

1970年RCAレコードと契約、同年4月に『ひるのプレゼント』(NHK総合テレビジョン)の新人コーナーに出演し、『涙をかついで行こうよ』(デビュー曲『一度だけなら』のB面収録曲)を歌い注目を集めた。

1970年6月5日に『一度だけなら』をリリース、正式に男性アイドル歌手としてデビューを果たす。抜群の歌唱力と精悍なルックスから、デビュー当時のキャッチフレーズは「歌謡界の若獅子」とも言われた。同年『野良猫ロック ワイルド・ジャンボ』にスリーNの一人として映画初出演(残りの2人はにしきのあきら夏夕介)を果たす。さらにデビュー曲「一度だけなら」はいきなり大ヒットと成り、第12回日本レコード大賞新人賞・第1回日本歌謡大賞放送音楽新人賞・第3回日本有線大賞新人賞などを総なめに受賞、同年末放映の第21回NHK紅白歌合戦には初出場をそれぞれ達成した。

その後修行のため2年間海外に渡り[1]、帰国後の1982年、芸名を現在の野村将希に改名した。

その一方で役者としても才能を開花させ、1987年放送の『水戸黄門第17部』から柘植の飛猿役としてレギュラー入りし、当たり役となった。

私生活では2男の父で、長男はプロサッカー選手アスルクラロ沼津ゴールキーパー)の野村政孝[2]、次男は俳優の野村祐希[3] である。

少年時代より野球で鍛えた抜群の運動神経から芸能人スポーツ大会などでも活躍し、『スポーツマンNo.1決定戦』では2007年10月現在、芸能人大会19回中18回に出場しており、「コロッセオの鉄人」の異名を持つ(ただ腰痛を患っていた時期があり、その時に行われた数回は途中棄権してしまっている)。パワー系が得意で芸能人サバイバルバトルのパワー系の一通りの種目は制覇している。

ディスコグラフィ

[編集]

シングル

[編集]
# 発売日 A/B面 タイトル 作詞 作曲 編曲 規格品番
1 1970年
6月5日
A面 一度だけなら 山口洋子 猪俣公章 JRT-1085
B面 涙をかついで行こうよ 阿里あさみ 鈴木邦彦
2 1970年
10月15日
A面 信じてほしい なかにし礼 猪俣公章 竹村次郎 JRT-1118
B面 女なんかに
3 1971年
2月5日
A面 歌舞伎町の女 吉川文郎 馬飼野俊一 JRT-1138
B面 最后の夜 鳥井実 竹村次郎
4 1971年
5月25日
A面 ちょっと淋しいの 山口洋子 さの秀祐 竹村次郎 JRT-1158
B面 雨物語 平尾昌晃
5 1971年
9月5日
A面 幸せ行きの汽車が出る 太田武彦 小谷充 JRT-1188
B面 優しくだまして 山口洋子 竹村次郎
6 1971年
12月25日
A面 何処か遠くへ 橋本淳 中村泰士 高田弘 JRT-1208
B面 風に吹かれて
7 1972年
3月25日
A面 船乗りになりたい 有馬三恵子 馬飼野俊一 JRT-1220
B面 あの人は故郷
8 1972年
6月25日
A面 夕闇の果て 山口洋子 野々卓也 JRT-1232
B面 海を去ってゆく男 たかたかし 杉村拳 竹村次郎
9 1972年
10月25日
A面 雪の炎 阿久悠 小林亜星 小杉仁三 JRT-1253
B面 雨が降る風景 池田孝
10 1972年
12月20日
A面 別れのときまで 久仁京介 堀征爾 竹村次郎 JRT-1268
B面 君は今日嫁ぐ たかたかし 竹村次郎
11 1973年
4月25日
A面 雨に濡れてきた杏子 吉田旺 曽根幸明 小谷充 JRT-1285
B面 おんな傘
12 1973年
8月25日
A面 すすきのの女 志摩美之 牧野昭一 竹村次郎 JRT-1306
B面 想い出の町 山口洋子 四方明 馬飼野俊一
13 1973年
12月20日
A面 東京八景 阿久悠 井上忠夫 小谷充 JRT-1329
B面 下町っ娘 吉松三枝子
14 1974年
7月25日
A面 女の純情 山口洋子 鈴木淳 湯野カオル JRT-1359
B面 同じ東京に住みながら 京建輔
15 1975年
1月25日
A面 今度逢えたら 竜崎孝路 JRT-1408
B面 移り香 池多孝春
16 1975年
10月5日
A面 夜のブルース はぞのなな 福田徳朗 竹村次郎 JRT-1450
B面 汽車を待つ女 千家和也 浜圭介
17 1976年
3月25日
A面 わたしと踊って 中野良一 西村秀雄 JRT-1466
B面 私から言わせて
18 1976年
9月25日
A面 横浜あたり たかたかし 八木架寿人 馬飼野俊一 RVS-1030
B面 愛の終りに 中野良一 西村秀雄
19 1977年
2月25日
A面 昼下りの喫茶店 たかたかし 八木架寿人 馬飼野俊一 RVS-1053
B面 泣かないで、泣かないで 聖川湧 土持城夫
20 1977年
9月5日
A面 北のブルース たかたかし 八木架寿人 馬飼野俊一 RVS-1082
B面 白壁のホテル 永山和雄
21 1978年
6月25日
A面 ブルーグレーロマンス 島武実 宇崎竜童 大村雅朗 RVS-1137
B面 わかるかい 松山晴介
22 1983年
2月21日
A面 愛は行方不明 小林和子 B.Crewe
B.Gaudio
川口真 07TR-1033
B面 すれ違った女へ 阿部敏郎
23 1983年
9月21日
A面 なかにし礼 浜圭介 馬飼野俊一 07TR-1041
B面 男の詩集 藤田まさと 曽根幸明 竹村次郎
24 1984年
6月21日
A面 つぐない 荒木とよひさ 三木たかし 川口真 07TR-1066
B面 ゆきずり酒場[注釈 1] 水木かおる 遠藤実 池多孝春
25 1985年
5月22日
A面 今夜だけは[注釈 2] 水木れいじ 浜圭介 馬飼野俊一 07TR-1092
B面 うわさ街 山口洋子 猪俣公章 竹村次郎
26 1986年
9月21日
A面 ついておいでよ 松本礼児 森山慎也 竜崎孝路 07TR-1131
B面 想い出づくり[注釈 3] 水木かおる 遠藤実 斉藤恒夫
27 1998年
5月21日
01 赤い花 弦哲也 前田俊明 TEDA-10420
02 桜月夜の女
28 2001年
7月25日
01 夕子 池田充男 徳久広司 南郷達也 TEDA-10511
02 夕顔の花
29 2002年
9月26日
01 アカシアの女 TEDA-10556
02 ふたりの走り雨
30 2004年
8月4日
01 北の別離 仁井谷俊也 大谷明裕 伊戸のりお TECA-11643
02 男の忘れな草
31 2005年
9月21日
01 一度だけなら 山口洋子 猪俣公章 TECA-12014
02 信じてほしい なかにし礼
32 2013年
2月20日
01 冬花火 大久保よしお 徳久広司 前田俊明 TECA-12419
02 夜の朝顔

アルバム

[編集]
  1. 野村将希 全曲集〜夕子〜2001年9月21日)
  2. 野村将希 全曲集〜アカシアの女〜2002年9月26日)
  3. 野村将希 2005年全曲集2004年10月21日)
  4. 野村将希 2006年全曲集2005年9月21日)
  5. 野村真樹 ゴールデン☆ベスト2009年11月25日)

出演

[編集]

映画

[編集]


テレビドラマ

[編集]

Vシネマ

[編集]
  • 実録・関東やくざ抗争史 松田組(2005年) - 菅長一郎(新聞記者)
  • 実録・不退の松葉 完結編(2006年) - 新日本國真会常任相談役 舵沢芳樹
  • 修羅の軍団(2006年)
  • 千年の松(2009年)全2作 - 住越連合幹部 浜野政吉
  • 極道の掟 第二章(2016年) - 黒崎組若頭 堂島組組長 堂島健吾 ※特別出演

バラエティ

[編集]

NHK紅白歌合戦出場歴

[編集]
年度/放送回 曲目 出演順 対戦相手
1970年(昭和45年)/第21回 一度だけなら 03/24 ザ・ピーナッツ
注意点
  • 出演順は「出演順/出場者数」で表す。

CM

[編集]

その他

[編集]
  • かげろうお銀のお年寄りの交通安全(2003年、東映教育映像部) ‐ 柘植の飛猿

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 歌手・野村将希さんは1979年の渡米が人生の転機 演技スクール発表した「狂言」が自信に 日刊ゲンダイ 2021年12月13日閲覧
  2. ^ パパは俳優、息子はJリーガー 野村将希の長男が来季J1名古屋入り スポーツニッポン 2013年12月2日閲覧
  3. ^ 女優の土屋太鳳は、自らの公式ブログで、『2016年10月8日の『オールスター感謝祭2016秋』で再会した野村祐希とは、幼少期からの幼なじみだった。』と語っている。(2016年10月10日付 『たおのSparkling day』『おさななじみ(^^)』 より)

注釈

[編集]
  1. ^ デュエット:牧村三枝子
  2. ^ デュエット:山加朱美
  3. ^ デュエット:神保美喜
  4. ^ 月曜ゴールデン枠での放送

外部リンク

[編集]