コンテンツにスキップ

紀ノ川駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紀ノ川駅
駅舎
きのかわ
KINOKAWA
地図
所在地 和歌山県和歌山市市小路162番地3
北緯34度15分17.83秒 東経135度9分56.83秒 / 北緯34.2549528度 東経135.1657861度 / 34.2549528; 135.1657861座標: 北緯34度15分17.83秒 東経135度9分56.83秒 / 北緯34.2549528度 東経135.1657861度 / 34.2549528; 135.1657861
駅番号 NK 44
所属事業者 南海電気鉄道
電報略号 キノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
[南海 1]2,437人/日
-2022年-
開業年月日 1898年明治31年)10月22日*
乗入路線 2 路線
所属路線 南海本線
キロ程 61.6 km(難波起点)
NK43 和歌山大学前 (3.6 km)
(2.6 km) 和歌山市 NK45
所属路線 加太線
キロ程 0.0km(紀ノ川起点)
和歌山市から2.6 km
NK45 (**和歌山市) (2.6 km)
(2.6 km) 東松江 NK44-1
* 前身である和歌山北口駅の開業日。紀ノ川駅としての開業日は1903年明治36年)3月21日
** 加太線列車は和歌山市駅まで乗り入れ
テンプレートを表示

紀ノ川駅(きのかわえき)は、和歌山県和歌山市にある、南海電気鉄道駅番号NK44

利用可能な鉄道路線

[編集]

加太線は線路名称上の始発駅であるが、運転系統上は隣の和歌山市駅が起点となっている。

日中の当駅 - 和歌山市駅間は本線普通車に加え、加太線列車も走行するため、上下線とも毎時6本(本線普通車4本・加太線普通車2本)設定されている。

歴史

[編集]

年表

[編集]

鉄道唱歌

[編集]

鉄道唱歌第5集(関西・参宮・南海篇)(1900年(明治33年)作詞)55番の歌詞にて、南海本線の和歌山側ターミナルとして和歌山北口駅が登場する[3]

北口いでて走りゆく 南海線の道すがら 窓に親しむ朝風の 深日はこゝよ夢のまに

駅構造

[編集]
ホーム
加太線(左)と南海本線(右)の分岐

相対式2面2線のホームを持つ地上駅。南海本線と加太線は、ホームの難波駅寄りで平面分岐している。

1番ホーム側に駅舎と改札、車椅子対応トイレがある。2つのホームは跨線橋で結ばれているが、エレベーターが無く1番ホームのみバリアフリーになっている。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先[4]
1 南海線 下り 和歌山市行き
加太線 上り
2 南海線 上り なんば関西空港方面
加太線 下り 加太方面

南海本線と加太線は進行方向毎にホームを共有している。

紀ノ川駅配線図

南海本線
難波方面
紀ノ川駅配線図
南海本線
和歌山市方面
↓ 加太線
加太方面
凡例
出典:鉄道ピクトリアル 2008年8月臨時増刊「南海電気鉄道」


利用状況

[編集]

2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員2,437人で、南海の駅(100駅)では63位である[南海 1]

年度 1日平均
乗降人員
順位 出典
2000年(平成12年) 3,478 [県統計 1]
2001年(平成13年) 3,304 [県統計 1]
2002年(平成14年) 3,199 [県統計 1]
2003年(平成15年) 2,857 [県統計 1]
2004年(平成16年) 2,639 [県統計 1]
2005年(平成17年) 2,557 [県統計 1]
2006年(平成18年) 2,480 [県統計 1]
2007年(平成19年) 2,423 [県統計 1]
2008年(平成20年) 2,393 [県統計 1]
2009年(平成21年) 2,391 [県統計 1]
2010年(平成22年) 2,401 [県統計 1]
2011年(平成23年) 2,413 [県統計 1]
2012年(平成24年) 2,471 65位 [県統計 1]
2013年(平成25年) 2,586 64位 [県統計 1]
2014年(平成26年) 2,953 63位 [県統計 1]
2015年(平成27年) 2,968 64位 [県統計 2]
2016年(平成28年) 2,916 63位 [県統計 3]
2017年(平成29年) 2,829 63位 [県統計 4]
2018年(平成30年) 2,823 63位 [南海 2]
2019年(令和元年) 2,786 63位 [県統計 5]
2020年(令和02年) 2,272 63位 [県統計 6]
2021年(令和03年) 2,259 63位 [南海 1]
2022年(令和04年) 2,427 63位 [南海 1]

駅周辺

[編集]

周囲は住宅が多い。なお、当駅から東へ3kmほど行くと阪和線JR西日本)の六十谷駅がある。

バス路線

[編集]

和歌山県道152号線に「紀の川駅前」停留所があり、下記の路線が発着する。

和歌山バス

隣の駅

[編集]
南海電気鉄道
南海本線
特急サザン・急行
通過
区間急行・普通
和歌山大学前駅 (NK43) - 紀ノ川駅 (NK44) - 和歌山市駅 (NK45)
加太線(和歌山市 - 当駅間は南海本線)
和歌山市駅 (NK45) - 紀ノ川駅 (NK44) - (梶取信号所) - 東松江駅 (NK44-1)

脚注

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  2. ^ 南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
  3. ^ ウィキソース出典 大和田建樹鉄道唱歌/關西・參宮・南海篇』。ウィキソースより閲覧。  2024年7月28日閲覧.
  4. ^ 紀ノ川駅 立体構内図”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
南海電鉄の一日平均利用客数
  1. ^ a b c d 南海電気鉄道株式会社 (2023年8月). “2023 HAND BOOK NANKAI”. p. 68. 2024年1月21日閲覧。
  2. ^ 南海電気鉄道株式会社 (2019年7月). “2019 HAND BOOK NANKAI”. p. 74. 2020年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月21日閲覧。
和歌山県公共交通機関等資料集
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 平成26年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2016年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年7月18日閲覧。
  2. ^ 平成27年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2016年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月7日閲覧。
  3. ^ 平成28年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2018年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  4. ^ 平成29年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2020年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月10日閲覧。
  5. ^ 令和元年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2021年1月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年1月18日閲覧。
  6. ^ 令和2年度和歌山県公共交通機関等資料集” (PDF). 和歌山県企画部地域振興局総合交通政策課. 2023年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月31日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]