今宮戎駅
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今宮戎駅 | |
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改札口(2022年) | |
いまみやえびす IMAMIYAEBISU | |
◄NK01 なんば (0.9 km) (0.5 km) 新今宮 NK03► | |
所在地 | 大阪市浪速区敷津東三丁目2番11号 |
駅番号 | NK 02 |
所属事業者 | 南海電気鉄道 |
所属路線 |
■高野線* (線路名称上は南海本線[1]) |
キロ程 | なんばから0.9 km |
電報略号 | エミ |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年次- |
958人/日 -2020年- |
開業年月日 |
1907年(明治40年)10月5日* (事業中) |
備考 |
無人駅 南海本線の列車は全て通過 * 高野線の起点は汐見橋 |
今宮戎駅(いまみやえびすえき)は、大阪市浪速区敷津東三丁目2番11号に所在する、南海電気鉄道の駅。駅番号はNK02。
線路名称上は南海本線に所属するが[1]、運行系統上高野線の列車しか停車しない。
概要
[編集]当駅は今宮戎神社の最寄駅である。
当駅の所属路線は南海本線である[1]。下図に示す通り、当駅を含む難波駅 - 岸里玉出駅間は南海本線所属でありながら、系統上では南海本線と高野線の重複区間となっており、各線の線路も別々に敷設された線路別複々線となっている。このうち、当駅および萩ノ茶屋駅には高野線列車が使用する東側2線のみにホームが設けられており、西側2線には運行系統上の南海本線の上下線が通過する。以前は、東側2線を経由し当駅・萩ノ茶屋駅に停車する南海本線の各駅停車も存在したが、現在は高野線の各駅停車のみが停車する。
図 - 難波・岸里玉出間の路線状況 |
歴史
[編集]- 1907年(明治40年)10月5日:南海鉄道(現、南海電気鉄道)の恵美須駅として開業。
- 1915年(大正4年)7月1日:今宮戎駅に改称[2]。
- 1937年(昭和12年)11月1日:東線(現在の運行系統上の高野線)高架化。
- 1938年(昭和13年)9月10日:高架化完成。
- 1944年(昭和19年)6月1日:戦時統制における会社合併により、旧・南海鉄道が関西急行鉄道に合併、近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日:近鉄から旧・高野山電気鉄道への路線譲渡により、現・南海電気鉄道の駅となる。
- 1970年(昭和45年)11月23日:南海本線の東線各駅停車が廃止。以降運行系統上の高野線各駅停車のみの停車となる。
- 2012年(平成24年)4月1日 :駅ナンバリングが導入され、使用を開始[3][4]。
- 2013年(平成25年)4月1日:無人駅となる。
- 2023年(令和5年)12月23日:リニューアル工事が完了し、エレベーターと多機能トイレが設置される。
駅構造
[編集]島式1面2線のホームを持つ高架駅。ホームが東側に少し張り出している分、下り線が東側に少し湾曲しており、通過列車は速度制限を受ける。
無人駅のため窓口は、閉鎖されている。
2階にホーム、1階の新今宮駅寄りに改札口がある。便所は改札内にあり、男女別の水洗式。
新今宮駅とは駅間距離が500mしか離れていないため、当駅ホームから新今宮駅ホームやそこに停まっている電車が見える。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 高野線 | 下り | 高野山・泉北高速線方面[5] |
2 | 上り | なんば行き[6] |
-
駅全景
-
プラットホーム
-
改札口
利用状況
[編集]「大阪府統計年鑑」によると、2019年(令和元年)次の1日平均乗降人員は1,544人(乗車人員:783人、降車人員:761人)で、南海全100駅中70位である[7]。
両隣りの駅が優等列車停車駅であることや、徒歩圏内にあるためか、利用客は少ない。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通りである。
年次 | 1日平均 乗降人員 |
1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|---|
1990年 | 2,770 | 1,225 | [8] |
1991年 | 2,917 | 1,245 | [9] |
1992年 | 2,650 | 1,162 | [10] |
1993年 | 2,470 | 1,071 | [11] |
1994年 | 2,448 | 1,056 | [12] |
1995年 | 2,341 | 990 | [13] |
1996年 | 2,223 | 928 | [14] |
1997年 | 2,116 | 867 | [14] |
1998年 | 1,834 | 781 | [15] |
1999年 | 1,587 | 726 | [16] |
2000年 | 1,521 | 692 | [17] |
2001年 | 1,415 | 626 | [18] |
2002年 | 1,361 | 595 | [19] |
2003年 | 1,424 | 611 | [20] |
2004年 | 1,392 | 598 | [21] |
2005年 | 1,345 | 582 | [22] |
2006年 | 1,373 | 597 | [23] |
2007年 | 1,369 | 582 | [24] |
2008年 | 1,364 | 585 | [25] |
2009年 | 1,362 | 597 | [26] |
2010年 | 1,319 | 586 | [27] |
2011年 | 1,309 | 587 | [28] |
2012年 | 1,292 | 587 | [29] |
2013年 | 1,331 | 613 | [30] |
2014年 | 1,336 | 617 | [31] |
2015年 | 1,394 | 659 | [32] |
2016年 | 1,406 | 679 | [33] |
2017年 | 1,425 | 697 | [34] |
2018年 | 1,520 | 766 | [35] |
2019年 | 1,544 | 783 | [36] |
2020年 | 958 |
駅周辺
[編集]社寺・観光
[編集]- 今宮戎神社 - 毎年1月9日から11日にかけて「十日戎(とおかえびす)」が開催され、商売繁盛の神様として知られる。
- 廣田神社
- 木津卸売市場
- Zepp Namba (OSAKA)
- でんでんタウン
- 新世界
- 通天閣
学校
[編集]- 大阪府立大学 I-siteなんば(南海なんば第1ビル内)
- 大阪府立今宮高等学校
- 大阪市立木津中学校
- 大阪市立浪速小学校・日本橋中学校
- 大阪市立敷津小学校
- 大阪市立大国小学校
企業
[編集]周辺駅
[編集]隣の駅
[編集]- ( ) 内は駅番号を示す。
脚注
[編集]- ^ a b c 『2023 ハンドブック南海』(PDF)南海電気鉄道、2023年8月、54,60頁 。
- ^ 「停車場名改称」『官報』1915年7月2日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ “南海 駅ナンバリング 導入”. 鉄道コム (2012年2月27日). 2023年2月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “南海電鉄全駅に「駅ナンバリング」を導入します”. 南海電鉄. 2021年10月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月13日閲覧。
- ^ “今宮戎駅 時刻表”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- ^ “今宮戎駅 時刻表”. 南海電気鉄道. 2023年6月11日閲覧。
- ^ ハンドブック南海2020 鉄道事業 (PDF) - 南海電鉄
- ^ 大阪府統計年鑑(平成3年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成4年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成5年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成6年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成7年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成8年) (PDF)
- ^ a b 大阪府統計年鑑(平成9年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成12年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成13年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成14年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成15年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成16年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成17年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成18年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成19年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成20年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成21年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成22年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成23年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成24年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成25年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成26年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成27年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成28年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成29年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(平成30年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和元年) (PDF)
- ^ 大阪府統計年鑑(令和2年) (PDF)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 今宮戎駅 - 南海電気鉄道