第44独立砲兵旅団 (ウクライナ陸軍)
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第44独立砲兵旅団 | |
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創設 | 2014年9月9日 |
所属政体 | ウクライナ |
所属組織 | ウクライナ陸軍 |
部隊編制単位 | 旅団 |
兵科 | ロケット・砲兵 |
兵種/任務 | 火力支援 |
所在地 | テルノーピリ州テルノーピリ |
愛称 | ダヌィーロ・アポーストル |
上級単位 | 西部作戦管区 |
戦歴 |
ドンバス戦争 ロシアのウクライナ侵攻 |
指揮官 | ローマン・ドゥドチェンコ大佐 |
第44独立砲兵旅団(だい44どくりつほうへいりょだん、ウクライナ語: 44-та окрема артилерійська бригада)は、ウクライナ陸軍の旅団。西部作戦管区隷下。
概要
[編集]ドンバス戦争
[編集]→「デバルツェボの戦い」も参照
2014年9月9日、ドンバス戦争の影響に伴い、テルノーピリ州テルノーピリで創設された[1]。
2014年10月、ドンバス戦争に投入され、東部ドネツィク州、ルハーンシク州に配備された。
2015年、第128独立親衛山岳歩兵旅団隷下の第6独立自動車化歩兵大隊が配属された[1]。
2016年、第6独立自動車化歩兵大隊が警備大隊に改編された[1]。
2020年12月6日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、名誉称号「ダヌィーロ・アポーストル」を授与された[2]。
ロシアのウクライナ侵攻
[編集]北部・キーウ戦線
[編集]2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻では、北部キーウ州ブチャ地区に配備され、キーウ守備隊を火力支援し、4月にロシア軍を撃退した[3]。
東部・バフムート戦線
[編集]→「バフムートの戦い」も参照
2022年6月、東部ドネツィク州バフムート地区に再配置され、バフムート守備隊を火力支援した[4]。
北東部・イジューム戦線
[編集]→「イジュームの戦い (2022年)」および「2022年ウクライナの東部反攻」も参照
2022年9月上旬、北東部ハルキウ州イジューム地区に再配置され、友軍を火力支援し、ハルキウ州の大部分を解放した[5]。
2022年11月3日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領から、勇気と勇敢さに対する栄誉賞を授与された[6]。
南部・ザポリージャ戦線
[編集]→「2023年ウクライナの反転攻勢」も参照
2022年11月、南部ザポリージャ州ポロヒー地区に再配置され、2023年6月上旬には第128独立山岳強襲旅団の攻勢を火力支援している[7][8]。
編制
[編集]ギャラリー
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 第44独立砲兵旅団 Ukrainian Military Pages
- ^ ウクライナ大統領令 No. 548/2020 ウクライナ大統領府
- ^ Ukraine’s Artillery Did The Most Killing Around Kyiv, Ultimately Saving The City From Russian Occupation フォーブス
- ^ Гаубична батарея 44 окремої артилерійської бригади відпрацювала по скупченню росіян 最後の砦
- ^ “We will respond to the terrorists for each of their vile acts, for each missile – we are capable of that – address by the President of Ukraine”. Office of the President of Ukraine. 2022年9月18日閲覧。
- ^ ウクライナ大統領令 No. 750/2022 ウクライナ大統領府
- ^ WATCH: Ukrainian artillery strike on Russian Giatsint-B artillery pieces in Zaporizhzhia, Ukraine ユーロウィークリー
- ^ ウクライナ、爆破されたダム近くで70年前のロシアT-54戦車を確認 フォーブス・ジャパン