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第4回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会

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第4回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会(だい4かい ぜんこくこうとうがっこう―せんばつゆうしょうたいかい)は、1974年3月28日から31日まで代々木体育館別館で開催された全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会である。男子は能代工業、女子は大妻がそれぞれ初優勝を達成。

出場校

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ブロック 都道府県 男子 都道府県 女子
出場校 出場回数 出場校 出場回数
北海道 北海道 旭川西 初出場 北海道 札幌静修 初出場
東北 秋田県 能代工業 4年連続4回目 秋田県 角館南 2年ぶり2回目
関東1 埼玉県 川口工業 初出場 栃木県 宇都宮女子商業 2年ぶり2回目
関東2 神奈川県 川和 初出場 神奈川 神奈川県立商工 初出場
東京都1 東京都 早稲田実業 初出場 東京都 大妻 4年連続4回目
東京都2 東京都 京北 4年連続4回目 東京都 東京成徳 3年連続3回目
北陸 石川県 石川県立工業 3年ぶり2回目 石川県 金城 初出場
信越 新潟県 新津 初出場 長野県 上田染谷丘 初出場
東海 静岡県 浜松商業 初出場 岐阜県 加茂 2年ぶり2回目
近畿1 滋賀県 膳所 2年連続3回目 大阪府 樟蔭東 初出場
近畿2 兵庫県 市立御影工業 2年ぶり3回目 滋賀県 守山 2年連続2回目
中国 山口県 宇部商業 初出場 岡山県 岡山南 初出場
四国 香川県 高松商業 2年連続2回目 愛媛県 聖カタリナ女子 初出場
九州1 福岡県 福岡大学附属大濠 初出場 鹿児島県 鹿児島女子 3年連続3回目
九州2 熊本県 熊本工業 3年ぶり2回目 佐賀県 小城 初出場
推薦 広島県 広島商業 2年連続2回目 三重県 津女子 2年連続2回目

試合結果

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男子

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1回戦
  • 石川県立工業 94 - 73 広島商業
  • 能代工業 86 - 55 市立御影工業
  • 川和 77 - 69 膳所
  • 早稲田実業 85 - 59 旭川西
  • 高松商業 76 - 74 川口工業
  • 浜松商業 84 - 65 熊本工業
  • 福岡大学附属大濠 84 - 67 新津
  • 京北 64 - 58 宇部商業
準々決勝
  • 石川県立工業 72 - 71 川和
  • 早稲田実業 66 - 62 浜松商業
  • 京北 99 - 97 福岡大学附属大濠
  • 能代工業 93 - 61 高松商業
準決勝
  • 能代工業 91 - 86 京北
  • 早稲田実業 79 - 70 石川県立工業
3位決定戦
  • 京北 96 - 82 石川県立工業
決勝
  • 能代工業 78 - 73 早稲田実業

女子

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1回戦
  • 津女子 76 - 60 金城
  • 角館南 56 - 43 聖カタリナ女子
  • 宇都宮女子商業 58 - 50 守山
  • 鹿児島女子 63 - 61 岡山南
  • 大妻 96 - 34 札幌静修
  • 神奈川県立商工 79 - 52 加茂
  • 東京成徳 118 - 34 上田染谷丘
  • 樟蔭東 95 - 50 小城
準々決勝
  • 宇都宮女子商業 73 - 59 津女子
  • 大妻 83 - 26 鹿児島女子
  • 角館南 59 - 30 神奈川県立商工
  • 樟蔭東 85 - 66 東京成徳
準決勝
  • 大妻 66 - 39 宇都宮女子商業
  • 樟蔭東 55 - 53 角館南
3位決定戦
  • 宇都宮女子商業 56 - 53 角館南
決勝
  • 大妻 54 - 47 樟蔭東

大会ベスト5

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男子
  • 吉田正次 (能代工業№・2年)
  • 松田憲治 (能代工業№・2年)
  • 倉石平 (早稲田実業№・2年)
  • 浅利弘隆 (京北№・年)
  • 沢田純彦 (石川県立工業№・年)
女子
  • 岩崎友子 (大妻№・年)
  • 松戸美江 (大妻№・年)
  • 小田登喜子 (樟蔭東№・年)
  • 小堀京子 (宇都宮女子商業№・年)
  • 高橋節子 (角館南№・年)

参考文献

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  • 朝日新聞縮刷版1974年3月号、4月号