第2高射特科大隊
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第2高射特科大隊 | |
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93式近距離地対空誘導弾の射撃(静内対空射撃場) | |
創設 | 1988年(昭和63年)3月25日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 大隊 |
兵科 | 高射特科 |
人員 | 約300名 |
所在地 | 北海道 旭川市 |
編成地 | 旭川 |
上級単位 | 第2師団 |
担当地域 | 道北 |
第2高射特科大隊(だいにこうしゃとっかだいたい、JGSDF 2nd Antiaircraft Artillery Battalion)は、北海道旭川市の旭川駐屯地に駐屯する第2師団隷下の高射特科部隊である。
概要
[編集]第2高射特科大隊長は、2等陸佐。本部管理中隊、3個の高射中隊からなる。第2師団には戦車連隊があるため他の師団と異なり3個高射中隊編成となっており第3高射中隊に87式自走高射機関砲が配備されている。
1988年(昭和63年)3月に第2特科連隊の高射特科部隊である第6大隊を第2高射特科大隊として分離独立し、第2師団直轄部隊となる。
沿革
[編集]第62連隊第5大隊
第2特科連隊第5大隊
第2特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:第2管区隊の第2師団への改編に伴い、第2特科連隊第6大隊に改編。
- 3月7日:上富良野駐屯地から旭川駐屯地へ移駐。
- 1972年(昭和47年)3月24日:35mm2連装高射機関砲 L-90配備に伴い改編。
- 1986年(昭和61年)3月25日:81式短距離地対空誘導弾配備に伴い改編。
- 1988年(昭和63年)3月24日:第2特科連隊第6大隊(旭川駐屯地)が廃止。
第2高射特科大隊
- 1988年(昭和63年)3月25日:第2高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 2008年(平成20年)3月26日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第2後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊へ移管。
- 2012年(平成24年)3月26日:対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)が配備される。
- 2022年(令和 4年)3月17日:93式近距離地対空誘導弾装備の1個小隊を第3即応機動連隊へ異動。
部隊編成
[編集]- 第2高射特科大隊本部
- 本部管理中隊「2高特‐本」:対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)、対空レーダ装置 JTPS-P14、低空レーダ装置 JTPS-P18
- 第1高射中隊「2高特‐1」:93式近距離地対空誘導弾
- 第2高射中隊「2高特‐2」:81式短距離地対空誘導弾
- 第3高射中隊「2高特‐3」:87式自走高射機関砲
整備支援部隊
[編集]- 第2後方支援連隊第2整備大隊高射直接支援隊「2後支‐2整‐高」(旭川駐屯地):2008年(平成20年)3月26日から
主要装備
[編集]- 87式自走高射機関砲
- 81式短距離地対空誘導弾(C)
- 93式近距離地対空誘導弾
- 96式装輪装甲車
- 対空戦闘指揮統制システム(ADCCS)
- 対空レーダ装置 JTPS-P14
- 低空レーダ装置 JTPS-P18
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 12.7mm重機関銃
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『高射のあゆみ二十年』 高射学校編 1982年