コンテンツにスキップ

真光寺町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 関東地方 > 東京都 > 町田市 > 真光寺町
真光寺町
和光中学校・高等学校
和光中学校・高等学校
真光寺町の位置(多摩地域内)
真光寺町
真光寺町
真光寺町の位置
北緯35度36分9.52秒 東経139度27分45.41秒 / 北緯35.6026444度 東経139.4626139度 / 35.6026444; 139.4626139
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 町田市
地域 鶴川地域
面積
 • 合計 1.017 km2
人口
2018年(平成30年)1月1日現在)[2]
 • 合計 1,575人
 • 密度 1,500人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
195-0051[3]
市外局番 042 (相模原MA)[4]
ナンバープレート 多摩

真光寺町(しんこうじまち)は、東京都町田市町名。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は195-0051[3]

地理

[編集]

町田市の北部に位置する。

北と北東は神奈川県川崎市麻生区黒川、東は真光寺一丁目、南には真光寺三丁目、南西は鶴川四丁目と大蔵町、西は小野路町と接する。

河川

[編集]
  • 真光寺川 - 真光寺町にある水源から真光寺一丁目に流れる。

歴史

[編集]

武蔵国都筑郡余戸郷に属し、その後、多摩郡小山田庄三矢田郷に属し、その後、多摩郡柏木領に属した。

地名の由来

[編集]

村の中央にあった池が夜になると光ったので「真光池」と呼ばれ、1388年(嘉慶2年)11月に天台宗の僧の長弁が寺院を開き「真光寺」としたことに由来すると伝わる[5]

沿革

[編集]
  • 1590年天正18年) - 徳川家康の領地になり、旗本 飯田右馬之助昌有の知行地になる。
  • 1696年元禄9年) - 幕府直轄地になる。
  • 1698年(元禄11年) - 分割され、一部が旗本 漆戸兵助義格の知行地になる。
  • 1704年宝永元年) - 残りが旗本 岡部和泉守長興の知行地になる。
  • 1868年慶応4年、明治元年) - 武蔵知県事の管轄となり、その後神奈川県に移管される。
  • 1871年(明治4年) - 区制により第三〇区となる。
  • 1873年(明治6年) - 区番組制により第八区四番組となる。
  • 1874年(明治7年) - 大区小区制により第八大区一小区となる。
  • 1884年(明治17年) - 連合戸長役場制により小野路村戸長役場の管轄となる。
  • 1889年(明治22年) - 真光寺村と大蔵村、小野路村、金井村、広袴村、能ヶ谷村、野津田村、三輪村が合併し、南多摩郡鶴川村大字真光寺となる。
  • 1893年(明治26年) - 神奈川県のうち、西多摩郡、南多摩郡、北多摩郡東京府に移管され、東京府南多摩郡鶴川村大字真光寺となる。
  • 1943年昭和18年) - 東京都制により、東京都南多摩郡鶴川村大字真光寺となる。
  • 1958年(昭和33年) - 町田町、鶴川村、忠生村堺村が合併し、町田市真光寺町となる。
  • 1968年(昭和43年)8月1日 - 真光寺町、大蔵町、能ヶ谷町、広袴町の一部より、鶴川一〜六丁目を新設。
  • 1999年平成11年)2月27日 - 真光寺町と広袴町の一部より、真光寺三丁目を新設。
  • 2003年(平成15年)5月31日 - 真光寺町と広袴町の一部より、真光寺一丁目と二丁目を新設。

世帯数と人口

[編集]

2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]

町丁 世帯数 人口
真光寺町 689世帯 1,575人

小・中学校の学区

[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]

番地 小学校 中学校
全域 町田市立鶴川第四小学校 町田市立真光寺中学校

交通

[編集]

鉄道

[編集]

神奈川県川崎市麻生区にある小田急電鉄多摩線黒川駅と、町田市能ヶ谷一丁目にある小田急電鉄小田原線鶴川駅が、近くにある鉄道駅である。

路線バス

[編集]

「真光寺」バス停留所などから神奈川中央交通の路線バスで鶴川駅行き、若葉台駅行きがある。

道路

[編集]

施設

[編集]
教育
病院
  • 鶴川サナトリウム病院
寺院神社
  • 観泉寺
  • 飯守神社
電力事業所

出典

[編集]
  1. ^ 土地・気象 【町田市統計書 第50号2016(平成28)年度発行】”. 町田市 (2017年3月21日). 2018年1月21日閲覧。
  2. ^ a b 町丁別世帯数・人口表”. 町田市 (2018年1月15日). 2018年1月21日閲覧。
  3. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2018年1月21日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月21日閲覧。
  5. ^ 森山兼光 『町田郷土誌』 1996年6月(久美堂)
  6. ^ 市立小・中学校の通学区域”. まちだ子育てサイト(町田市) (2018年4月1日). 2018年4月1日閲覧。

関連記事

[編集]
  • 柳宗理 - 真光寺町に居住していた。

外部リンク

[編集]