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片山文男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
片山 文男
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
日本の旗 日本
二重国籍
出身地 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1984-08-06) 1984年8月6日(40歳)
身長
体重
181 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2002年 ドラフト6巡目
初出場 CPBL / 2008年3月18日
最終出場 CPBL / 2008年4月8日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

片山 文男(かたやま ふみお、1984年8月6日 - )は、ブラジル出身の元プロ野球選手投手)。

当初はブラジル国籍で、後に日本国籍を取得した。

経歴

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ブラジルのヤクルト野球アカデミーの卒業生[1]。日本入りし、日章学園に入学。2002年第84回全国選手権大会に日章学園の中心メンバーとして瀬間仲ノルベルト(元中日)らと共に出場。この大会での活躍により、秋のドラフトにてヤクルトスワローズから6巡目指名を受け入団。高校時代、既に150km/hを記録した事があり、右の本格派として期待された。しかし柔軟性を欠いており、プロ入り後は怪我もあって伸び悩んだ。結局3年目の2005年秋に、二軍の登板数もほとんどないまま戦力外通告を受けた[2]

その後、谷沢健一率いる社会人野球クラブチーム西多摩倶楽部に入部、その後谷沢がYBCフェニーズを立ち上げたのにともなって転籍。2007年11月7日の12球団合同トライアウトを受験して、最速146km/hの力投を見せているが、3四球もあって国内球界からの声は掛からなかった(翌2008年も12球団合同トライアウトを受験したが、プロ球界からのオファーはなかった)。

2008年中華職業棒球大聯盟(CPBL)の興農ブルズに所属していたが、不振でシーズン序盤で解雇となり、再び社会人野球クラブチームのABC東京野球クラブでプレー。2009年限りで同チームが廃部となると、翌2010年には同チームの主力選手と共に所沢グリーンベースボールクラブへ移籍。主戦投手としてチームを引っ張り、2010年の第35回全日本クラブ野球選手権大会でチーム初優勝に貢献し、MVPを獲得した。

2019年5月31日、就労資格のないベトナム国籍の男女7人を食品工場に派遣し、不法就労させたとして、警視庁に収容[3]されたが、元従業員による単独の犯行が明らかとなり不起訴となった。2020年東福生駅前にブラジル料理店「BRAZA GRILL」をオープンさせ、2021年現在は同店の店長を務めている[4]

詳細情報

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NPB記録

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  • 一軍公式戦出場なし

年度別投手成績

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W
H
I
P
2008 興農 9 0 0 0 0 1 1 0 1 .500 53 10.1 12 0 8 0 2 8 1 0 12 10 8.71 1.94
通算:1年 9 0 0 0 0 1 1 0 1 .500 53 10.1 12 0 8 0 2 8 1 0 12 10 8.71 1.94

背番号

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  • 63 (2003年 - 2005年)
  • 20 (2008年)

関連情報

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出演

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脚注

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関連人物

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外部リンク

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  • 選手の各国通算成績 CPBL