熱田前新田
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熱田前新田 | |
---|---|
北緯35度6分2.2秒 東経136度52分42.96秒 / 北緯35.100611度 東経136.8786000度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市町村 | 名古屋市 |
区 | 港区 |
面積 | |
• 合計 | 0.1379181 km2 |
人口 | |
• 合計 | 0人 |
• 密度 | 0.0人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
455-0035[WEB 3] |
市外局番 | 052(名古屋MA)[WEB 4] |
ナンバープレート | 名古屋 |
熱田前新田(あつたまえしんでん)は、愛知県名古屋市港区の地名。当地域の人口は0世帯・0人(2018年3月1日現在)[WEB 2]。住居表示未実施[WEB 5]。
地理
[編集]名古屋市港区東部に位置する[1]。東は港栄三丁目・同四丁目、西は中川本町、南は西倉町、北は河口町に接する[1]。
字一覧
[編集]熱田前新田には小字が残る。以下に小字の一覧を示す[2][WEB 6]。
- 消滅した字については背景色 で示す。
- 消滅以前に寛政町へ編入された字については背景色 で示す。
字 | 字 |
---|---|
悪水東(あくすいひがし) | 伊藤分(いとうぶん) |
いろは | 九番遠若組(くばんえんじゃくぐみ) |
十五番(じゅうごばん) | 十三番(じゅうさんばん) |
十番遠若組(じゅうばんえんじゃくぐみ) | 十四番(じゅうよんばん) |
十六番(じゅうろくばん) | 辰巳(たつみ) |
中川西(なかがわにし) | 中川東(なかがわひがし) |
中川流作(なかがわりゅうさく) | 中の組(なかのくみ)[注釈 1] |
西の組(にしのくみ)[注釈 2] |
学区
[編集]市立小・中学校に通う場合、学校等は以下の通りとなる[WEB 7]。また、公立高等学校に通う場合の学区は以下の通りとなる[WEB 8]。
字 | 番・番地等 | 小学校 | 中学校 | 高等学校 |
---|---|---|---|---|
いろは | 全域 | 名古屋市立大手小学校 | 名古屋市立港南中学校 | 尾張学区 |
中川東 西の組 |
全域 | 名古屋市立港楽小学校 | 名古屋市立東港中学校 |
歴史
[編集]由来
[編集]1800年に藩命により熱田奉行であった津金文左衛門胤臣が開発した新田にちなむ[3]。
沿革
[編集]- 1800年(寛政12年) - 9代尾張藩主徳川宗睦により尾張藩直営事業として熱田前新田として開発が進められた[4]。実際には尾張藩熱田奉行の任に就いていた津金胤臣を中心に事業が行われたが、財政難などにより事業は難航したという[4]。
- 1889年(明治22年)10月1日 - 愛知郡熱田前新田が合併に伴い、同郡寛政村大字熱田前新田となる[5]。
- 1906年(明治39年)5月10日 - 合併に伴い、愛知郡小碓村大字熱田前新田となる[5]。
- 1907年(明治40年)7月16日 - 愛知郡小碓村大字熱田前新田の一部が名古屋市に編入され、同市熱田前新田となる[5]。
- 1908年(明治41年)4月1日 - 名古屋市熱田前新田が、同市南区熱田前新田となる[5]。
- 1921年(大正10年)8月12日 - 愛知郡小碓村大字熱田前新田が、同村大字寛政と改称する[5]。以降の沿革については寛政町 (名古屋市)を参照。
- 1925年(大正14年)4月1日 - 一部が中川町となる[6]。
- 1930年(昭和5年)3月15日 - 一部が新川町・金川町・河口町・中川本町・金船町・新船町となる[7]。
- 1933年(昭和8年)7月1日 - 一部が魁町・佐野町・幸町・中之島通となる[5]。
- 1937年(昭和12年)
- 1938年(昭和13年)4月1日 - 一部が本宮町・築三町となる[9]。
- 1944年(昭和19年)1月10日 - 一部が津金町・辰巳町となる[10]。
- 1947年(昭和22年)5月10日 - 一部が港楽町・名港通・港栄町・港明町となり[11]、一部を津金町・辰巳町・金川町・河口町へ編入[12]。
- 1948年(昭和23年)7月15日 - 一部が大手町となり、一部を中之島通へ編入[5]。
- 1949年(昭和24年)7月1日 - 一部が港陽町となる[11]。
- 1950年(昭和25年)12月15日 - 一部がいろは町となり、一部を本宮町へ編入[5]。
- 1965年(昭和40年)5月31日 - 一部が砂美町・築盛町・名四町となり、一部を大手町・いろは町・本宮町へ編入[5]。
- 1973年(昭和48年)10月20日 - 一部が港楽一丁目・港明一丁目となり[11]、一部を辰巳町に編入[10]。
- 1974年(昭和49年)12月9日 - 一部が津金一丁目および二丁目となる[10]。
施設
[編集]- 名古屋市交通局名港工場 - 1971年(昭和46年)に名港車庫として設置。
- JR貨物名古屋港駅
-
名古屋市交通局名港工場
-
JR貨物名古屋港駅
その他
[編集]日本郵便
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]WEB
[編集]- ^ “愛知県名古屋市港区の町丁・字一覧”. 人口統計ラボ. 2017年4月8日閲覧。
- ^ a b “町・丁目(大字)別、年齢(10歳階級)別公簿人口(全市・区別)”. 名古屋市 (2019年3月20日). 2019年3月21日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2019年3月17日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年1月6日閲覧。
- ^ 名古屋市役所市民経済局地域振興部住民課町名表示係 (2015年10月21日). “港区の町名一覧”. 名古屋市. 2020年11月15日閲覧。
- ^ “名古屋市道路認定図”. 名古屋市. 2024年8月27日閲覧。
- ^ “市立小・中学校の通学区域一覧”. 名古屋市 (2018年11月10日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “平成29年度以降の愛知県公立高等学校(全日制課程)入学者選抜における通学区域並びに群及びグループ分け案について”. 愛知県教育委員会 (2015年2月16日). 2019年1月14日閲覧。
- ^ “郵便番号簿 2018年度版” (PDF). 日本郵便. 2019年4月14日閲覧。
書籍
[編集]- ^ a b 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1989, p. 1529.
- ^ 諸戸満夫 1985, p. 34.
- ^ 港区制施行五十周年記念事業実行委員会 1987, p. 569.
- ^ a b 名古屋市計画局 1992, p. 508.
- ^ a b c d e f g h i j 名古屋市計画局 1992, p. 837.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 841.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 835–836,838,841.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 838.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 837,847.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 835.
- ^ a b c 名古屋市計画局 1992, p. 836.
- ^ 名古屋市計画局 1992, p. 835–836.
参考文献
[編集]- 港区制施行五十周年記念事業実行委員会 編『名古屋市港区誌』港区制施行五十周年記念事業実行委員会、名古屋市港区役所、1987年10月1日。
- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典 23 愛知県』角川書店、1989年3月8日。ISBN 4-04-001230-5。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。全国書誌番号:93012879。
- 諸戸満夫『土古山回顧 小碓村いまむかし』愛知県郷土資料刊行会、名古屋、1985年。ISBN 4871610373。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ウィキメディア・コモンズには、熱田前新田に関するカテゴリがあります。
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