濱口華菜里
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基本情報 | |||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
生年月日 | 1985年8月29日(39歳) | ||||||||
出身地 | 長崎県諫早市 | ||||||||
ラテン文字 | Kanari Hamaguchi | ||||||||
身長 | 167cm | ||||||||
体重 | 59kg | ||||||||
血液型 | A型 | ||||||||
選手情報 | |||||||||
愛称 | リイ | ||||||||
ポジション | L | ||||||||
指高 | 213cm | ||||||||
利き手 | 右 | ||||||||
スパイク | 280cm | ||||||||
ブロック | 269cm | ||||||||
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濱口 華菜里(はまぐち かなり、1985年8月29日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。
来歴
長崎県諫早市出身。小学校3年生からバレーボールを始める。九州文化学園高校では、主将として2003年インターハイ優勝、国体ベスト4を経験した。
2004年、東レアローズに入団。安定したレシーブ力と当時のチーム事情から、内定選手だった2003年第10回Vリーグに開幕戦からスタメン出場し、レギュラーを獲得すると同時にチームのリーグ準優勝に貢献。2004年第53回黒鷲旗全日本選手権大会では若鷲賞(新人賞)を受賞した。
2008年、2007-08Vプレミアリーグにおいて東レのリーグ初優勝に貢献し、レシーブ賞を獲得。同年のAVCアジアクラブ選手権で3位になり、ベストリベロ賞に輝いた。
2009年4月、全日本女子代表メンバーに登録された。2008-09Vプレミアリーグで2連覇、第58回黒鷲旗大会で優勝に大きく貢献した。同年11月グラチャンに出場した。
2010年、2009-10Vプレミアリーグで史上初の3連覇を果たし、自身もベストリベロ賞を受賞した。同シーズンの日韓Vリーグトップマッチ、第59回黒鷲旗大会の3冠を達成した。同年10-11月開催の世界選手権のエントリーメンバー14名に選ばれ、大会に参加。銅メダルを獲得した[1]。
2011年、モントルーバレーマスターズで初優勝を果たした。同年12月の平成23年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会で4年ぶりに優勝した。
2012年、2011-12Vプレミアリーグで2年ぶりに優勝した。第61回黒鷲旗大会で準優勝し、ベストリベロ賞に輝いた。
2012年11月25日の対トヨタ車体戦に出場、通算出場試合数が230試合となりVリーグ栄誉賞(長期活躍選手)の受賞資格を獲得した[2]。2013年6月、東レを勇退[3]。
球歴
- 全日本代表 - 2009-2012年
- 三大大会
- バレーボール世界選手権 - 2010年(銅メダル)
所属チーム
- 有喜小
- 有喜中
- 九州文化学園高等学校
- 東レアローズ(2004-2013年)
受賞歴
- 2004年 - 第53回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 若鷲賞
- 2008年 - 2007-08Vプレミアリーグ レシーブ賞
- 2008年 - AVCアジアクラブ選手権 ベストリベロ賞
- 2009年 - 第58回黒鷲旗大会 ベストリベロ賞
- 2010年 - 2009-10Vプレミアリーグ ベストリベロ賞
- 2012年 - 第61回黒鷲旗大会 ベストリベロ賞
- 2013年 - Vリーグ栄誉賞(長期活躍選手)
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[4]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2003/04 | 東レ | 17 | 66 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 438 | 74.7% | 0 | 内定選手 |
2004/05 | 26 | 97 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 1 | 0 | 0.00% | 25.0% | 528 | 77.1% | 0 | ||
2005/06 | 27 | 99 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 440 | 74.5% | 0 | ||
2006/07 | 27 | 111 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 475 | 78.7% | 0 | ||
2007/08 | 27 | 97 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 458 | 70.3% | 0 | ||
2008/09 | 27 | 106 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 503 | 70.8% | 0 | ||
2009/10 | 28 | 108 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 512 | 61.1% | 0 | ||
2010/11 | 26 | 97 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 511 | 75.5% | 0 | ||
2011/12 | 21 | 79 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 258 | 66.3% | 0 | ||
2012/13 | 28 | 115 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 0 | 0 | 0.00% | 0.0% | 475 | 69.3% | 0 | ||
通算 | 254 | 975 | 0 | 0 | 0.0% | % | 0 | 0.00 | 1 | 0 | 0.00% | 25.0% | 4598 | 72.1% | 0 |
脚注
- ^ その中からベンチに入れるのは、各試合ごとに12名。同じポジションのリベロに佐野優子がいたこともあり、14人中唯一人、一度もベンチ入り・出場はできなかった。
- ^ Vリーグ機構. “東レアローズ(女子)濱口華菜里選手、中道瞳選手が栄誉賞受賞確定”. 2015年2月24日閲覧。
- ^ 東レ・アローズ. “濱口選手の勇退について”. 2013年6月4日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2015年2月24日閲覧。
外部リンク
- 日本バレーボールリーグ機構の旧サイトにおけるプロフィール - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
- 東レメンバー紹介 濱口華菜里[リンク切れ]