澤重民
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澤 重民(さわ しげたみ、1901年(明治34年)4月29日[1] - 1993年(平成5年)12月21日[2])は、日本の内務官僚、実業家。官選奈良県知事。
経歴
[編集]三重県出身。澤重元の長男として生まれる[1]。第八高等学校を首席で卒業。1924年11月、高等試験行政科試験に合格。1925年、東京帝国大学法学部法律学科を首席で卒業。内務省に入省し社会局属となる[1][3]。
以後、国際労働機関帝国事務局勤務、佐賀県勤務、岐阜県勤務、内務省土木局河川課長、同地方局監督課長、同会計課長などを歴任[1]。
1943年7月、奈良県知事に就任。戦時下の対応に尽力。1945年2月、厚生省衛生局長に転任[1]。1946年に退官し、その後、公職追放となった[3]。
戦後は、吉野林業常務、北村林業 (株) 常務、大和タイムス (株) 取締役などを務めた[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 歴代知事編纂会編『新編日本の歴代知事』歴代知事編纂会、1991年。
- 秦郁彦編『日本官僚制総合事典:1868 - 2000』東京大学出版会、2001年。
- 『現代物故者事典 1991〜1993』日外アソシエーツ、1994年。