コンテンツにスキップ

松木正一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
松木 正一郎
まつき しょういちろう
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1960-11-15) 1960年11月15日(63歳)
出生地 日本の旗 日本 静岡県賀茂郡下田町坂下(現・下田市三丁目)
出身校 早稲田大学理工学部卒業
政策研究大学院大学修了
前職 静岡県職員
所属政党 無所属

当選回数 2回
在任期間 2020年7月5日 - 現職
テンプレートを表示

松木 正一郎(まつき しょういちろう、1960年昭和35年〉11月15日[1] - )は、日本政治家静岡県下田市長(2期)。

来歴

[編集]

静岡県賀茂郡下田町坂下(現・下田市三丁目)生まれ。祖父も父親も、下田で教員を務めていた。1979年(昭和54年)3月、静岡県立韮山高等学校卒業。1985年(昭和60年)3月、早稲田大学理工学部卒業。同年4月、建設会社に就職。高速道路・ダム等で現場監督に従事する[2]

1989年(平成元年)4月、静岡県庁に入庁。2004年(平成16年)、政策研究大学院大学修了。

在職中、景観まちづくり課長、下田土木事務所長、賀茂地域局副局長兼賀茂危機管理監などを歴任。また、自らまちづくり団体を立ち上げた[3]

2020年(令和2年)3月、静岡県庁を退職。同年5月18日、任期満了に伴う下田市長選挙に立候補する意向を表明[4]。告示まで1カ月を切っての出馬表明だったが、6月21日に行われた市長選で、連合静岡や市建設業組合の推薦を受けた現職の福井祐輔を大差で破り初当選した[5]。7月5日、市長就任。

※当日有権者数:18,720人 最終投票率:68.65%(前回比:+1.2pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
松木正一郎59無所属8,808票70.41%
福井祐輔72無所属3,705票29.59%(推薦)連合静岡

2024年(令和6年)6月23日、元静岡県副知事の土屋優行、元下田市議会議員の長友くにを破り再選[6][7]。松木と土屋との事実上の一騎打ちで事前の情勢調査では横一線[8]と伝えられたが815票差で振り切った。また、石井直樹以来16年ぶりに現職の市長が再選された。※当日有権者数:16,980人 最終投票率:60.87%(前回比:-7.78pts)

開票結果は、当選 松木正一郎 (63歳) 無所属 現 5,231票 (50.86%) 、土屋優行 (69歳) 無所属 新 4,416票 (42.93%) 、長友くに (77歳)無所属 新 638票 (6.2%) だった[9]

人物

[編集]
  • 合気道二段。初心者の指導に当たっている[3]

脚注

[編集]
  1. ^ 『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年、230頁。
  2. ^ 松木正一郎 経歴 - 松木正一郎 ワンチーム下田
  3. ^ a b “下田市長選 候補者の横顔”. 東京新聞. (2020年6月17日). https://www.tokyo-np.co.jp/article/36021 2020年6月22日閲覧。 
  4. ^ “下田市長選に松木氏出馬へ 元静岡県職員”. 静岡新聞. (2020年5月19日). https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/767286.html 2020年6月22日閲覧。 
  5. ^ “下田市長に新人松木氏 大差で現職を破る”. 静岡新聞. (2020年6月21日). https://www.at-s.com/news/article/politics/shizuoka/778390.html 2020年6月22日閲覧。 
  6. ^ 下田市長に松木正一郎さん 接戦制し2期目へ”. 伊豆下田経済新聞. 2024年6月24日閲覧。
  7. ^ 静岡・下田市長選で現職の松木氏が再選 元県副知事ら新顔2氏退ける:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年6月23日). 2024年6月24日閲覧。
  8. ^ 静岡新聞社. “【下田市長選 終盤情勢】松木氏、土屋氏横一線 長友氏追う|あなたの静岡新聞”. www.at-s.com. 2024年6月24日閲覧。
  9. ^ 下田市長選挙 - 2024年06月23日投票 | 静岡県下田市”. 選挙ドットコム. 2024年6月24日閲覧。

外部リンク

[編集]