本覚寺前駅
表示
本覚寺前駅 | |
---|---|
本覚寺前駅の位置 (竹ケ鼻町土地宝典より) | |
ほんがくじまえ | |
◄栄町 (0.3 km) (0.7 km) 竹鼻► | |
所在地 | 岐阜県羽島郡竹ヶ鼻町福江町 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 竹鼻線 |
キロ程 | 8.0 km(西笠松起点) |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- |
1人/日(降車客含まず) -1935年[1]- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)4月1日 |
廃止年月日 | 1969年(昭和42年)4月5日* |
備考 | *1944年(昭和19年)より休止 |
本覚寺前駅(ほんがくじまええき)は、岐阜県羽島郡竹ヶ鼻町福江町[2](現・羽島市)にあった、名古屋鉄道竹鼻線の駅。
現在の竹鼻駅(当時は栄町駅)と羽島市役所前駅(当時は竹鼻駅)の間に存在した。駅名のとおり、本覚寺の南に隣接していた駅である。
歴史
[編集]- 1929年(昭和4年)4月1日 - 栄町駅・大須駅間開業に際し、竹鼻鉄道(美濃電気鉄道の系列会社)の駅として開設。
- 1943年(昭和18年) - 合併により名古屋鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年) - 休止。
- 1969年(昭和44年)4月5日 - 廃止。
利用状況
[編集]『岐阜県統計書』によると、年間乗車人員、降車人員は以下の通りである。
年度 | 乗車人員(人) | 降車人員(人) | 出典 |
---|---|---|---|
1930年度 | 11,153 | 14,871 | [3] |
1931年度 | |||
1932年度 | |||
1933年度 | |||
1934年度 | 390 | 1,013 | [4] |
1935年度 | 630 | 1,194 | [1] |
跡地
[編集]駅の位置は曹洞宗本覚寺の南に隣接していた。竹鼻駅より新羽島駅方面へ約300m付近である。現在もプラットホームの痕跡(壁の一部)が残る。
駅周辺
[編集]本覚寺は竹ヶ鼻城城主の菩提寺であり、絵天井「雲龍」(伝浮田一蕙作。岐阜県指定重要文化財)が有名である。この天井絵は1850年(嘉永3年)に描かれたが、1891年(明治24年)の濃尾大地震で破損。1914年(大正3年)に復元されている。
隣の駅
[編集]所属路線、隣の駅は営業時代のもの。
脚注
[編集]- ^ a b 『岐阜県統計書. 岐阜県統計書. 第45回 第1巻 (土地・戸口・土功・財政等之部)』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 鉄道停車場一覧. 昭和12年10月1日現在 国立国会図書館デジタルコレクション 2020年4月26日閲覧。
- ^ 『岐阜県統計書. 第40回 第1巻』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『岐阜県統計書. 第44回』(国立国会図書館デジタルコレクション)