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羽島市役所前駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
羽島市役所前駅*
駅舎(2015年3月)
はしましやくしょまえ
HASHIMA-SHIYAKUSHO-MAE
TH06 竹鼻 (1.0 km)
(0.7 km) 江吉良 TH08
地図
所在地 岐阜県羽島市竹鼻町宮町761
北緯35度19分19秒 東経136度42分0秒 / 北緯35.32194度 東経136.70000度 / 35.32194; 136.70000座標: 北緯35度19分19秒 東経136度42分0秒 / 北緯35.32194度 東経136.70000度 / 35.32194; 136.70000
駅番号 TH  07 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 竹鼻線
キロ程 9.6 km(笠松起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
1,820人/日
-2019年-
開業年月日 1929年昭和4年)4月1日
乗換 なし
備考 無人駅駅集中管理システム導入駅)
* 改称経歴
- 1951年 竹鼻駅→西竹鼻駅
- 1959年 西竹鼻駅→羽島駅
- 1982年 羽島駅→羽島市役所前駅
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羽島市役所前駅(はしましやくしょまええき)は、岐阜県羽島市竹鼻町宮町にある名古屋鉄道竹鼻線である。駅番号はTH07

歴史

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駅構造

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島式1面2線ホームを持つ地上駅駅集中管理システム導入済の無人駅である(管理駅は名鉄岐阜駅)。2023年(令和5年)12月22日までは終日駅員配置駅であった。当駅の無人化により、竹鼻線内の駅(名古屋本線と接続する笠松駅は除く)はすべて無人駅となった。改札口は新羽島寄りに1ヶ所あり、ホームとは構内踏切で連絡している。改札口付近に自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードによる決済は7:00~22:00の間に限られる[5])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。この先の江吉良駅・新羽島駅とも単線であり、1列車しか入線できないため、基本的には当駅で上下列車の行き違いを行う。

笠松方面の始発・終発列車は当駅発着である。また、新羽島行きの終発は当駅まで回送されてくる。原則左側通行であるが、当駅折返し列車があるため、双方の線路共両方向に出発信号機を備えている。無人化後も夜間には2編成が停泊している。このため、駅舎の2階に乗務員の宿泊施設も存在する[2]。2005年1月28日までは当駅折り返し列車が設定されていたが、翌日の改正で新羽島駅発着に統一された。

竹鼻線・大須方面があった頃は、急行どころか約半数の普通列車も分岐点だった隣の江吉良駅を通過していたため、当駅が事実上の乗り換え駅であった。また、江吉良駅にあった大須・新羽島方面の分岐点の操作は、大須方面廃止まで当駅から遠隔で行っていた。

のりば
ホーム 路線 行先 備考
1 TH 竹鼻線 新羽島ゆき[6]  
笠松名鉄岐阜方面[6] 始発列車
2 始発列車以外

配線図

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羽島市役所前駅 構内配線略図

新羽島方面
羽島市役所前駅 構内配線略図
笠松・
名鉄岐阜方面
凡例
出典:[7]


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,114人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中178位、竹鼻線・羽島線(10駅)中4位であった[8]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は3,611人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中123位、竹鼻線・羽島線(16駅)中3位であった[9]

『岐阜県統計書』『羽島市統計書』各号によると、年間乗車人員、年間乗降人員、一日平均乗降人員の推移は以下の通りである。

乗車人員・乗降人員の推移
年間統計一日平均
乗降人員
備考
乗車人員乗降人員
1929(昭和04)年度124743263925[10]
1930(昭和05)年度105108222382[11]
1931(昭和06)年度93539197847[12]
1932(昭和07)年度55913119827[13]
1933(昭和08)年度62146132260[14]
1934(昭和09)年度61979132581[15]
1935(昭和10)年度65214137588[16]
1936(昭和11)年度
1937(昭和12)年度
1938(昭和13)年度
1939(昭和14)年度
1940(昭和15)年度
1941(昭和16)年度
1942(昭和17)年度
1943(昭和18)年度
1944(昭和19)年度
1945(昭和20)年度
1946(昭和21)年度
1947(昭和22)年度
1948(昭和23)年度
1949(昭和24)年度
1950(昭和25)年度
1951(昭和26)年度
1952(昭和27)年度
1953(昭和28)年度
1954(昭和29)年度
1955(昭和30)年度6229031244788[17]
1956(昭和31)年度6166561229993[18]
1957(昭和32)年度6210101239139[19]
1958(昭和33)年度6332021263360[20]
1959(昭和34)年度6379091276338[21]
1960(昭和35)年度7320221463022[22]
1961(昭和36)年度8162241628346[23]
1962(昭和37)年度8644111726064[24]
1963(昭和38)年度9562531914385[25]
1964(昭和39)年度10589392120793[26]
1965(昭和40)年度11223242248804[27]
1966(昭和41)年度10410942088660[28]
1967(昭和42)年度9994882008688[29]
1968(昭和43)年度9618261934521[30]
1969(昭和44)年度942249[31]
1970(昭和45)年度907000[32]
1971(昭和46)年度863000[33]
1972(昭和47)年度894000[34]
1973(昭和48)年度
1974(昭和49)年度
1975(昭和50)年度
1976(昭和51)年度
1977(昭和52)年度
1978(昭和53)年度9307371874000[35][36]
1979(昭和54)年度8967351807000[35][37]
1980(昭和55)年度9076461832000[35][38]
1981(昭和56)年度9034601821000[39][40]
1982(昭和57)年度8776071769000[39][41]
1983(昭和58)年度796131[42]
1984(昭和59)年度769219[43]
1985(昭和60)年度7524961513000[44][45]
1986(昭和61)年度7402151486000[44][46]
1987(昭和62)年度7110191423000[44][47]
1988(昭和63)年度7379341476000[48][49]
1989(平成元)年度7089751419000[48][50]
1990(平成02)年度6926881387000[48][51]
1991(平成03)年度6681561340000[52][53]
1992(平成04)年度6495061305000[52][54]
1993(平成05)年度61904012420563439[55]
1994(平成06)年度60083112058333337[55]
1995(平成07)年度57787711600673209[55]
1996(平成08)年度54490510894733015[55]
1997(平成09)年度50153610070412787[55]
1998(平成10)年度4940769883512735[56]
1999(平成11)年度4836219617572661[56]
2000(平成12)年度4577109122702526[56]
2001(平成13)年度4860219658162675[56]
2002(平成14)年度51245010156222814[56]
2003(平成15)年度4852649625222664[57]
2004(平成16)年度4781549469892624[57]
2005(平成17)年度4522878978362488[58]
2006(平成18)年度4222038387672323[58]
2007(平成19)年度4051738037362226[58]
2008(平成20)年度3996947881392184[58]
2009(平成21)年度3820517553492092[58]
2010(平成22)年度3874637657972121[59]
2011(平成23)年度3743887514832081[59]
2012(平成24)年度3669207374192044[59]
2013(平成25)年度3798797628382114[59]
2014(平成26)年度3646437330172031[59]
2015(平成27)年度3715087449542064[60]
2016(平成28)年度3592427182591989[60]
2017(平成29)年度3664047350002036[60]
2018(平成30)年度3572347160671984[60]
2019(令和元)年度3272666574821820[60]
2020(令和02)年度2546885112151417[61]

斜体の値は千人単位(千人未満四捨五入)

駅周辺

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バス路線

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隣の駅

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名古屋鉄道
TH 竹鼻線
竹鼻駅(TH06) - 羽島市役所前駅(TH07) - 江吉良駅(TH08)

脚注

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  1. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  2. ^ a b “新駅舎が完成 名鉄羽島市役所前駅”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年10月4日) 
  3. ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日) 
  4. ^ 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道 (2023年11月17日). 2023年11月17日閲覧。
  5. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年11月8日閲覧。
  6. ^ a b 羽島市役所前(TH07)(はしましやくしょまえ) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  8. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  10. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和4年』、岐阜県、1931年、5 交通及運輸
  11. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和5年』、岐阜県、1932年、5 交通及運輸
  12. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和6年』、岐阜県、1933年、5 交通及運輸
  13. ^ 岐阜県知事官房統計係(編)『岐阜県統計書 昭和7年』、岐阜県、1934年、5 交通及運輸
  14. ^ 岐阜県知事総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和8年』、岐阜県、1935年、5 交通及運輸
  15. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和9年』、岐阜県、1936年、5 交通及運輸
  16. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和10年』、岐阜県、1937年、5 交通及運輸
  17. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和30年』、岐阜県、1957年、10 運輸・通信
  18. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和31年』、岐阜県、1958年、11 運輸・通信
  19. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和32年』、岐阜県、1959年、12 運輸・通信
  20. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和33年』、岐阜県、1960年、12 運輸・通信
  21. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和34年』、岐阜県、1961年、12 運輸・通信
  22. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和35年』、岐阜県、1962年、12 運輸・通信
  23. ^ 岐阜県総務部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和36年』、岐阜県、1963年、12 運輸・通信
  24. ^ 岐阜県企画管理部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和37年』、岐阜県、1964年、12 運輸・通信
  25. ^ 岐阜県企画管理部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和38年』、岐阜県、1965年、12 運輸・通信
  26. ^ 岐阜県企画管理部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和39年』、岐阜県、1966年、270頁
  27. ^ 岐阜県企画管理部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和40年』、岐阜県、1967年、276頁
  28. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和41年』、岐阜県、1968年、256頁
  29. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和42年』、岐阜県、1969年、286頁
  30. ^ 岐阜県企画開発部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和43年』、岐阜県、1970年、278頁
  31. ^ 岐阜県企画開発部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和44年』、岐阜県、1971年、11 運輸・通信
  32. ^ 岐阜県企画開発部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和45年』、岐阜県、1972年、11 運輸・通信
  33. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和46年』、岐阜県、1973年、280頁
  34. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和48年』、岐阜県、1974年、11 運輸・通信
  35. ^ a b c 羽島市企画部(編)『羽島市統計書 昭和56年版』、羽島市、1981年、28頁
  36. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和54年』、岐阜県、1980年、11 運輸・通信
  37. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和55年』、岐阜県、1981年、11 運輸・通信
  38. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和56年』、岐阜県、1982年、11 運輸・通信
  39. ^ a b 羽島市総務部(編)『羽島市統計書 昭和58年版』、羽島市、1984年、28頁
  40. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和57年』、岐阜県、1983年、11 運輸・通信
  41. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和58年』、岐阜県、1984年、11 運輸・通信
  42. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和59年』、岐阜県、1985年、11 運輸・通信
  43. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和60年』、岐阜県、1986年、11 運輸・通信
  44. ^ a b c 羽島市総務部(編)『羽島市統計書 昭和63年版』、羽島市、1989年、28頁
  45. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和61年』、岐阜県、1987年、11 運輸・通信
  46. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和62年』、岐阜県、1988年、11 運輸・通信
  47. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 昭和63年』、岐阜県、1989年、212頁
  48. ^ a b c 羽島市総務部(編)『羽島市統計書 平成3年版』、羽島市、1992年、28頁
  49. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 平成元年』、岐阜県、1990年、212頁
  50. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 平成2年』、岐阜県、1991年、212頁
  51. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 平成3年』、岐阜県、1992年、218頁
  52. ^ a b 羽島市総務部総務課(編)『羽島市統計書 平成5年版』、羽島市、1993年、44頁
  53. ^ 岐阜県企画部統計課(編)『岐阜県統計書 平成4年』、岐阜県、1993年、218頁
  54. ^ 岐阜県企画部統計調査課(編)『岐阜県統計書 平成5年』、岐阜県、1994年、218頁
  55. ^ a b c d e 羽島市総務部総務課(編)『羽島市統計書 平成10年版』、羽島市、1999年、40頁
  56. ^ a b c d e 羽島市統計書 平成15年” (PDF). 羽島市. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  57. ^ a b 羽島市統計書 平成17年” (PDF). 羽島市. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  58. ^ a b c d e 羽島市統計書 平成21年” (PDF). 羽島市. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  59. ^ a b c d e 羽島市統計書 平成26年” (PDF). 羽島市. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  60. ^ a b c d e 羽島市統計書 令和元年” (PDF). 羽島市. 2022年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。
  61. ^ 羽島市統計書 令和2年” (PDF). 羽島市. 2021年11月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月14日閲覧。

関連項目

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外部サイト

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