日高幌別川
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日高幌別川 | |
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日高幌別川(浦河町東幌別) 幌別橋より上流を望む | |
水系 | 二級水系 日高幌別川 |
種別 | 二級河川 |
延長 | 36.9[1] km |
平均流量 |
-- m3/s (上杵臼水位観測所) |
流域面積 | 335[1] km2 |
水源 | ピリカヌプリ[2](浦河町、大樹町) |
水源の標高 | 1,631 m |
河口・合流先 | 太平洋(浦河町) |
流域 | 北海道日高振興局管内 |
日高幌別川(ひだかほろべつがわ)は、北海道日高振興局管内を流れ太平洋に注ぐ二級河川。日高幌別川水系の本流である。上流域は日高山脈襟裳十勝国立公園に指定されている。河畔には北方樹木であるケショウヤナギが隔離分布[3]している。
地理
[編集]北海道日高振興局浦河郡浦河町と十勝総合振興局広尾郡大樹町との境界にある日高山脈のピリカヌプリ(南日高三山)で源を発し、西舎を経て日高幌別付近の河口で太平洋に注ぐ。
川名の由来
[編集]道内各地の類似地名と同様、アイヌ語の「ポロペッ(poro-pet)」( 大きい・川)に由来するが、このほかに「ポルペッ(poru-pet)」(洞穴・川)が由来との説がある[4]。
後者については源流のピリカヌプリ(神威岳とも)のふもとの岩壁から湧き出ているために名づけられたとの伝承があるが、これについてアイヌ語研究者の山田秀三は「後のアイヌの間で考えられた解だったのではなかろうか」として前者の説を支持している[4]。
流域の自治体
[編集]支流
[編集]括弧内は流域の自治体
- ルテンベツ川(浦河町)
- ソカンベツ川(浦河町)
- シマン川(浦河町)
- メナシュマン川(浦河町)
- ニオベツ川(浦河町)
- メナシュンベツ川(浦河町)
- コイボクシュメナシュンベツ川(浦河町)
- オバケ川(浦河町)
- オロマップ川(浦河町)
関連項目
[編集]- ピリカヌプリ - 源頭
- 春別山 - ルテンベツ川(支流)の源頭
- トヨニ岳 - ソカンベツ川(支流)の源頭
- 野塚岳 - ニオベツ川(支流)の源頭
- 楽古岳 - メナシュンベツ川(支流)の源頭
- 十勝岳 -コイボクシュメナシュンベツ川(支流)の源頭
- 国道236号(並走路線)
- うらかわ優駿ビレッジAERU
- JRA調教センター
- 日高幌別駅 - 河口付近にあるJR日高本線の駅
- 日高山脈
主な橋梁
[編集]出典・外部リンク
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 浦河町の自然(主な山岳・河川)
- ^ 地図閲覧サービス(ウォッちず)
- ^ 日高山脈襟裳国定公園(北海道庁)
- ^ a b 山田秀三『北海道の地名』(2版)草風館、浦安市〈アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻〉、2018年11月30日、342頁。ISBN 978-4-88323-114-0。