新生駅 (北海道)
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新生駅 | |
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しんせい Shinsei | |
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所在地 | 北海道広尾郡広尾町字野塚 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 広尾線 |
キロ程 | 79.1 km(帯広起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1960年(昭和35年)4月15日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)2月2日[1] |
備考 | 広尾線廃線に伴い廃駅 |
新生駅(しんせいえき)は、北海道(十勝支庁)広尾郡広尾町字野塚にかつて存在した、日本国有鉄道(国鉄)広尾線の駅(廃駅)である。事務管理コードは▲111515[2]。
歴史
[編集]- 1960年(昭和35年)4月15日 - 国有鉄道(国鉄)広尾線の新生駅として、野塚駅 - 広尾駅間に新設[3]。請願駅[4]。気動車の旅客のみ取り扱い[1]の駅員無配置駅[5]。
- 1987年(昭和62年)2月2日 - 広尾線の全線廃止に伴い、廃駅となる[1]。
駅名の由来
[編集]開業前年の1959年(昭和34年)に当地にあった「南野塚」「東野塚」の2集落が合併し、新しく生まれた集落であることから「新生」と名付けられたことに由来する[6]。
駅構造
[編集]廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。ホームは、線路の南東側(広尾方面に向かって左手側)に存在した。転轍機を持たない棒線駅となっていた[4]。
開業時からの無人駅で駅舎は無かったが、ホーム南側の出入口附近に待合所を有した[4]。そのほか、別棟にトイレと自転車置き場を有した[7]。
利用状況
[編集]1981年度(昭和56年度)の1日当たりの乗降客数は4人[4]。
駅周辺
[編集]駅跡
[編集]2011年(平成23年)時点では草むした路肩下に待合所、トイレ、自転車置き場の3棟ともに劣化しながらも残存していた。待合所は出入口の建具は倒壊していたが、中にはベンチも残存していた[8]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、891頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、236頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ 「日本国有鉄道公示第173号」『官報』1960年4月13日。
- ^ a b c d e 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館、1983年7月発行)140ページより。
- ^ 「通報 ●広尾線十勝東和駅及び新生駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1960年4月13日、2面。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、143頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)192ページより。
- ^ 書籍『北海道の鉄道廃線跡』(著:本久公洋、北海道新聞社、2011年9月発行)190-191ページより。