幸陽船渠
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 未上場 |
本社所在地 | 広島県三原市幸崎町能地544番地13 |
設立 | 1949年9月 |
業種 | 輸送用機械器具製造業 |
事業内容 | 船舶の建造・修繕 |
代表者 | 代表取締役社長 檜垣 俊幸 |
資本金 | 1億円 |
売上高 |
670億円 (2006年3月期実績) |
従業員数 |
423名 (2007年1月末時点) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | 今治造船 |
関係する人物 | 溝手顕正(元参議院議員) |
幸陽船渠株式会社(こうようせんきょ)は、かつて存在した日本の造船メーカーである。
概要
[編集]今治造船グループに属する中手造船所として、新造船建造を主力事業としてきた。 2014年2月1日に今治造船によって吸収合併され、今治造船 広島工場となった。
建造設備として、ゴライアスクレーン を、800t級を4基、200t級を2基、計6基所有している。設備規模は今治造船の建造所で最大級。
大規模な設備を利用してコンテナ船、バラ積み運搬船、タンカーといった大型船舶の建造を行っている。
また、2002年には高度な技術を要するLNG船、2007年には超大型コンテナ船(8100TEU)の建造に中手造船所として初めて着手している。特に、超大型コンテナ船の建造は、アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッド、三菱重工に続いて日本で3番目に建造することになった。
日本で建造された船舶の中で、技術的、芸術的、社会的に優れた船を日本船舶海洋工学会が表彰する「シップ・オブ・ザ・イヤー2008」の大型貨物船部門賞に、当社建造のLNG船(液化天然ガス運搬船)「TRINITY ARROW」が選ばれた。
2009年10月LRQAジャパンよりOHSAS18001の認証を取得し、安全面強化。
沿革
[編集]- 1949年(昭和24年)- 幸陽船渠株式会社として設立
- 1953年(昭和27年)- 第1番船完工
- 1974年(昭和49年)- 第5号船渠、第2号船渠新設、200tゴライアスクレーン2基設置
- 1986年(昭和61年)- 今治造船グループの一員に
- 1995年(平成7年)- 第1号造船船渠、800tゴライアスクレーン1基設置
- 1999年(平成11年)- ISO 9001取得
- 2002年(平成14年)- 第5号造船船渠新設、800tゴライアスクレーン1基設置
- 2005年(平成17年)- ISO 14001取得
- 2005年(平成17年)- 第5号造船船渠、800tゴライアスクレーン1基設置
- 2008年(平成20年)- 第1号造船船渠、800tゴライアスクレーン1基設置
- 2008年(平成20年)- LNG船「TRINITY ARROW」が「シップ・オブ・ザ・イヤー2008」大型貨物船部門賞受賞
- 2009年(平成21年)- OHSAS18001の認証を取得
- 2010年(平成22年)- 広島エアポートビレッジ開発の所有するゴルフ場を買収
- 2014年(平成26年)- 今治造船によって吸収合併され、今治造船 広島工場となる
事業所及び建造能力
[編集]- 本社工場 : 広島県三原市幸崎町能地544番地13[1]
- 第1号造船船渠 : L 378.0m × B 59.0m
- 第5号造船船渠 : L 350.0m × B 56.0m
- 第1号船渠 : L 250.0m × B 38.0m
- 第2号船渠 : L 300.0m × B 45.0m