平林駅 (新潟県)
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平林駅 | |
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西口(2021年9月) | |
ひらばやし Hirabayashi | |
◄坂町 (3.6 km) (3.6 km) 岩船町► | |
所在地 | 新潟県村上市宿田 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■羽越本線 |
キロ程 |
51.6 km(新津起点) 新潟から52.9 km |
電報略号 | ヒハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1952年(昭和27年)5月15日[* 1][1] |
備考 | 無人駅(乗車駅証明書発行機 有) |
平林駅(ひらばやしえき)は、新潟県村上市宿田(やずた)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
当駅から村上駅までは単線となる。
歴史
[編集]当地への駅設置は1932年(昭和7年)に国会に地元住民が陳情したのが始まりであったが、これは太平洋戦争の激化により中断されてしまった[2]。
ところが、1943年(昭和18年)に入り、東京で活躍する当地出身者から、戦時輸送力増強のための信号場を羽越本線上のどこかに作る計画があり、将来駅へ昇格することができるらしい、という情報がもたらされたことで、平林村(当時)の村長らが、当時代議士を務めていた森本義夫の元へ数回にわたり陳情が行われ、当初は仮乗降場として設置されることとなった[2]。
年表
[編集]- 1944年(昭和19年):平林仮乗降場として開設。1日2往復のみ停車[2]。
- 1952年(昭和27年)5月15日:平林駅に昇格[1]。全列車が停車するようになる[2]。
- 1972年(昭和47年)9月1日:手荷物と小荷物の取り扱いを廃止し[3]、無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道の駅となる[1]。
- 2000年(平成12年)11月15日:東口を新設[5]。
- 2012年(平成24年)5月1日:名誉駅長を配置[6]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。両ホームは跨線橋で連絡している。
村上駅管理の無人駅となっているが、駅および駅周辺の美化活動を行うボランティアとしてJR東日本OBに名誉駅長を委嘱している[6]。
元々のエントランスは下りホーム側の西口であったが、利便性向上を図るため、2000年(平成12年)秋に、国道7号に面する上りホーム側にも駐車場が併設された東口が新設された。駅舎は西口・東口ともに待合室の機能のみ有する。トイレは西口にのみ設置されている。Suicaなどの交通系ICカードには対応していない[7]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■羽越本線 | 下り | 村上・酒田方面[8] |
2 | 上り | 新発田・新潟方面[8] |
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西口待合室(2021年9月)
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東口待合室(2021年9月)
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ホーム(2021年9月)
駅周辺
[編集]西口側は農家が立ち並ぶ。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、559-560頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d 神林村史編纂委員会 編『神林村誌 通史編』神林村、1985年、485-487頁。doi:10.11501/9540552 。2023年1月6日閲覧。
- ^ 「日本国有鉄道公示第198号」『官報』1972年9月1日。
- ^ 「通報 ●芸備線坂根駅ほか24駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1972年9月1日、7面。
- ^ 「羽越線平林駅に東口開設」『交通新聞』交通新聞社、2000年12月6日、4面。
- ^ a b 『「名誉駅長」の配置について』(pdf)(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2013年1月17日時点におけるアーカイブ 。2014年10月25日閲覧。
- ^ Suica新潟エリア - JR東日本. 2020年4月25日閲覧.
- ^ a b “JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(平林駅)”. 東日本旅客鉄道. 2024年10月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(平林駅):JR東日本