大曲仮乗降場 (北海道幌加内町)
表示
大曲仮乗降場 | |
---|---|
おおまがり Omagari | |
◄添牛内 (3.6 km) (3.3 km) 共栄► | |
所在地 | 北海道雨竜郡幌加内村字大曲 |
所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
所属路線 | 深名線 |
キロ程 | 72.2* km(深川起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1955年(昭和30年)8月20日 |
廃止年月日 | 1976年(昭和51年)2月1日 |
備考 |
利用者減少により廃駅 *キロ程は、実キロ |
大曲仮乗降場(おおまがりかりじょうこうじょう)は、北海道雨竜郡幌加内町字大曲にあった日本国有鉄道(国鉄)深名線の仮乗降場(廃駅)である。
歴史
[編集]深名線では1955年(昭和30年)8月9日にレールバス(キハ01形)の運行が開始されたが、それに伴って多数開業した仮乗降場の一つである[1]。
当駅開設直前の1951年(昭和26年)頃、大曲集落は人口360人台の最盛期を迎えたが、その後離農などで人口が徐々に減り、廃止の直前には自治集落を構成することができなくなって行政上添牛内に吸収され、これとともに利用客がほとんどいなくなった当乗降場も利用者の減少により1976年(昭和51年)2月1日に廃止となった[2]。
年表
[編集]乗降場名の由来
[編集]近くを流れる雨竜川が東へ大きく曲流することから[4]。
構造
[編集]- 深川駅から72.2 km。
- 朱鞠内方面に向かって右側に簡易型の単式ホームを持つ1面1線と、ホーム中央横に待合室があった。ホームへの昇降は朱鞠内側にあり、国道整備前は旧国道から畑の畦道を通って利用する形であった[5]。
周辺
[編集]乗降場跡
[編集]廃止と同時に全ての施設が撤去され、跡形も分からなくなっている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 白山, 友正 編『幌加内村史』幌加内村、1958年11月1日、531頁。doi:10.11501/3025390 。
- ^ 新幌加内町史 2008年3月発行、P207。
- ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、847頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 太田幸夫 (2004-02-29). 北海道の駅 878ものがたり ~駅名のルーツ探求~ (1 ed.). 札幌市: 富士コンテム. p. 194. ISBN 4-89391-549-5
- ^ 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス 1963年(昭和38年)撮影航空写真 MHO6310X-C9-14参照