多屋駅
表示
多屋駅* | |
---|---|
駅舎と駅前(2023年8月) | |
たや TAYA | |
◄TA20 榎戸 (1.1 km) (0.7 km) 常滑 TA22► | |
所在地 | 愛知県常滑市多屋町五丁目160 |
駅番号 | TA 21 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 常滑線 |
キロ程 | 28.6 km(神宮前起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
1,252人/日 -2019年[1]- |
開業年月日 | 1913年(大正2年)3月29日 |
備考 |
無人駅(駅集中管理システム導入駅) *2003年高架化 |
多屋駅(たやえき)は、愛知県常滑市多屋町にある名鉄常滑線の駅である。駅番号はTA21。普通列車のみ停車。
当駅と常滑駅との駅間距離は700mであり、これは常滑線では一番短い。
歴史
[編集]- 1913年(大正2年)3月29日 - 愛知電気鉄道が大野町駅 - 常滑駅間開通と同時に開業。
- 1935年(昭和10年)8月1日 - 名岐鉄道への合併により名古屋鉄道が発足したため、同社の駅となる。
- 1944年(昭和19年) - 休止[2]。
- 1949年(昭和24年)10月1日 - 復活[2]。
- 1971年(昭和46年)度 - 貨物営業廃止[3]。
- 1972年(昭和47年)10月1日 - 無人化[2]。
- 2002年(平成14年)1月26日 - 駅高架化による工事のため休止(榎戸駅~常滑駅間でバス代行運転)。
- 2003年(平成15年)10月4日 - 駅高架化完了により復活。ホームを4両分から6両分に延伸。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅。無人駅で、駅集中管理システム(管理駅は常滑駅[4])が導入されている。ホームは6両分で、上屋は2両分ある。高架化前は中央の踏切を挟んで両側にホームが広がる構造(単式ホームをずらして設置したいわゆる千鳥式)でホームが向かい合っていなかった[5]。 多目的トイレ、エレベーターが設置されている。
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | TA 常滑線 | 下り | 中部国際空港方面[6] |
2 | 上り | 太田川・金山・名鉄名古屋方面[6] |
-
改札口
-
ホーム南側より
-
駅名標
配線図
[編集] ← 太田川・ 名古屋方面 |
→ 常滑・ 中部国際空港方面 |
|
凡例 出典:[7] |
利用状況
[編集]- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は1,057人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中219位、常滑線・空港線・築港線(26駅)中21位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は138人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中327位、常滑線・築港線(24駅)中24位であった[9]。
- 「とこなめの統計」によると2014年度の1日平均乗降人員は1,219人である。2004年度までは常滑線・空港線で最も乗降人員が少ない駅であったが、2008年度まで乗降人員が急増し、2005年度から2014年度は急行停車駅のりんくう常滑駅よりも乗降人員が多かった。近年の1日平均乗降人員は下表のとおりである。
年度 | 1日平均乗降人員 | ||
---|---|---|---|
定期 | 定期外 | 合計 | |
2003年(平成15年) | 163 | ||
2004年(平成16年) | 108 | 113 | 221 |
2005年(平成17年) | 418 | 158 | 576 |
2006年(平成18年) | 404 | 152 | 556 |
2007年(平成19年) | 672 | 201 | 873 |
2008年(平成20年) | 742 | 218 | 960 |
2009年(平成21年) | 694 | 195 | 889 |
2010年(平成22年) | 660 | 200 | 860 |
2011年(平成23年) | 632 | 200 | 832 |
2012年(平成24年) | 738 | 230 | 968 |
2013年(平成25年) | 816 | 241 | 1,057 |
2014年(平成26年) | 808 | 241 | 1,049 |
2015年(平成27年) | 900 | 263 | 1,163 |
2016年(平成28年) | 940 | 279 | 1,219 |
駅周辺
[編集]- トコトー
- INAX建築技術専門校(認定職業訓練による職業能力開発校)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ “令和元年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ a b c 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、256頁。ISBN 978-4777013364。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。
- ^ SF カードシステム「トランパス」導入路線図 - 名古屋鉄道、2004年12月24日
- ^ 宮脇俊三・原田勝正 『東京・横浜・千葉・名古屋の私鉄 (JR・私鉄全線各駅停車)』小学館、1993年、225頁、ISBN 978-4093954112
- ^ a b “多屋(TA21)(たや) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ とこなめの統計 Archived 2012年12月6日, at the Wayback Machine. - 常滑市
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 多屋駅 - 名古屋鉄道