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国府地区 (徳島市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国府地区
こくふ
日章旗 日本
地方 四国地方
都道府県 徳島県
自治体 徳島市
旧自治体 名東郡国府町南部
世帯数
5,128世帯
総人口
12,915
徳島市情報推進課、2011年6月1日)
隣接地区 南井上地区不動地区加茂名地区上八万地区入田地区・名西郡石井町
徳島市役所国府支所
北緯34度4分16.8秒 東経134度28分57.7秒 / 北緯34.071333度 東経134.482694度 / 34.071333; 134.482694座標: 北緯34度4分16.8秒 東経134度28分57.7秒 / 北緯34.071333度 東経134.482694度 / 34.071333; 134.482694
所在地 〒779-3122
徳島県徳島市国府町府中59番地の4
リンク 国府支所公式ページ
国府地区の位置(徳島県内)
国府地区
国府地区
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国府地区(こくふちく)は、徳島県徳島市西部の地区である。

地理

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1967年に徳島市に編入された名東郡国府町を南北に3分した南部にあたる。さらに1954年までの市町村では、名東郡旧国府町の全域と、名西郡入田村の一部(現 国府町西矢野)に当たる。

鮎喰川左岸(北西)に広がる低地だが、南西端の国府町西矢野は扇状地と山地である。

高徳線国道192号が中央部を東西に貫く。

地形

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標高 解説
気延山 212m 入田地区・名西郡石井町との境にある。源義経ゆかりの地。麓には阿波史跡公園がある。
辰ヶ山 197m 入田地区上八万地区との境界付近に位置する(山頂は入田側)。
河川 解説
鮎喰川 吉野川の支流。加茂名地区との地区境。
飯尾川 鮎喰川の支流。
逆瀬川 飯尾川の支流。

隣接する地区

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徳島市外は地区の代わりに町村。

加茂名地区とは鮎喰川を挟み、橋で結ばれている。

大字

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人口は徳島市による推計[1](2011年6月)。

大字 読み 人口 備考
国府町矢野 やの 00702
国府町西矢野 にしやの 00686
国府町延命 えんめい 00376
国府町府中 こう 02433
国府町中 なか 01980
国府町観音寺 かんおんじ 01292
国府町早淵 はやぶち 01609
国府町南岩延 みなみいわのぶ 01292
国府町和田 わだ 02299
国府町北岩延 きたいわのぶ 00228
その他 00018 世帯数3未満の和田・北岩延の小字の合計
1624

歴史

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交通

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府中駅

鉄道路線

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道路

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対岸の地区 対岸の町 道路
上鮎喰橋 鮎喰川 国府町南岩延 加茂名地区 鮎喰町 国道192号
中鮎喰橋 鮎喰川 国府町南岩延 加茂名地区 中島田町 県道30号

施設等

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教育機関

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学校名 所在地 解説
徳島市国府中学校 徳島市国府町府中68番地の1
徳島市国府小学校 徳島市国府町中61番地の1
徳島市国府幼稚園 徳島市国府町中62-2
白うめ幼稚園 徳島市国府町矢野字原地65 学校法人原学園運営の私立幼稚園。
徳島県立国府支援学校 徳島市国府町矢野字松木348 公立の養護学校特別支援学校)。
徳島県立あさひ学園 徳島市国府町中360-1 児童福祉法に基づき設立された知的障害児施設

宗教施設

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常楽寺
四国八十八箇所霊場の第十四番札所。延命院(えんめいいん)と号す。宗派は高野山真言宗、本尊は弥勒菩薩
阿波国分寺
四国八十八箇所霊場の第十五番札所。薬王山(やくおうさん)、金色院(こんじきいん)と号す。宗派は曹洞宗。本尊は薬師如来
観音寺
四国八十八箇所霊場の第十六番札所。光耀山(こうようざん)、千手院(せんじゅいん)と号す。宗派は高野山真言宗、本尊は千手観世音菩薩
慈眼寺
常楽寺の奥の院。
興禅寺
アジサイの名所として知られる。
大御和神社
阿波國総社であったと言われる。一般に「府中宮(こうのみや)」と呼ばれる。旧県社。
八倉比売神社
県社式内社名神大社)。阿波国一宮の「天石門別八倉比売神社」の論社の1つ。

史跡・博物館

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阿波史跡公園
1993年に徳島市制100周年記念で造られた公園で、国府町の活性化と文化的な都市づくりを目的に設置された。
徳島市立考古資料館
阿波史跡公園内にある考古資料館。
こくふ街角博物館
国府地区にある博物館群。
阿波の藍染しじら館
藍染めしじら織に関する施設。
阿波木偶館
人形師天狗久の流れを受け継ぐ人形師、田村恒夫の自宅兼工房。
徳島市天狗久資料館
人形師・天狗久に関する資料館。
舌洗池
源義経ゆかりの


画像

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出身者

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出典

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  1. ^ 徳島市:人口・世帯数 - 徳島市情報推進課
  2. ^ 河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』1982年 聚海書院