唐松駅
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唐松駅 | |
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駅舎(2007年8月) | |
とうまつ TŌmatsu | |
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所在地 | 北海道三笠市唐松町1丁目 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 幌内線 |
電報略号 | ウマ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
69人/日 -1981年(昭和56年)- |
開業年月日 | 1929年(昭和4年)12月15日[1] |
廃止年月日 | 1987年(昭和62年)7月13日[1] |
キロ程 | 14.8 km(岩見沢起点) |
キロ程 | 3.9 km(三笠起点) |
備考 | 幌内線廃線に伴い廃駅 |
唐松駅(とうまつえき)は、かつて北海道三笠市唐松町に設置されていた、北海道旅客鉄道(JR北海道)幌内線(支線)の駅(廃駅)である。電報略号はウマ。事務管理コードは▲131521[2]。
歴史
[編集]年表
[編集]- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)8月1日:旅客・荷物の取り扱いを開始し、一般駅となる[3]。
- 1932年(昭和7年)10月12日:昭和鉱業株式会社新幌内礦業所設立(後に北炭に吸収合併)。選炭場及び積込ポケット設置、専用線敷設(時期不明)。
- 1941年(昭和16年):駅舎改修(増築)[5]。
- 1943年(昭和18年)6月:住友鉱業唐松炭砿閉山。積込み線廃止。
- 1957年(昭和32年):駅舎改修(増築)[5]。
- 1967年(昭和42年):北炭新幌内炭礦が北炭幌内炭礦へ統合され、連絡坑道より幌内駅側へ出炭。一部上層残炭を北炭系列の北斗興業株式会社が譲り受け、新三笠炭礦設立。旧新幌内炭礦の施設を利用し当駅から運炭。
- 1972年(昭和47年)11月1日:三笠駅 - 幌内駅間が旅客営業を廃止し貨物支線となったため、岩見沢駅 - 幾春別駅間が本線となる[6]。
- 1973年(昭和48年)8月30日:北斗興業新三笠炭礦閉山。専用線廃止[1]。
- 1981年(昭和56年)5月25日:貨物・荷物の取り扱いを廃止[7]。駅員無配置駅となる[8]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:簡易委託駅化。
- 1987年(昭和62年)
駅名の由来
[編集]付近の沢の名に由来し、国鉄北海道総局が1973年(昭和48年)に発行した『北海道駅名の起源』では「明治22年ごろ藤松某が木炭を焼いていたので『藤松沢』と呼ばれたが、いつしか唐松沢に転じたもの」としている[9]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する無人駅であった。以前は相対式ホーム2面2線を有しており、列車行き違い設備もあったが、駅舎側の1線を残して撤去された。駅舎はギャンブレル屋根(二面切妻二段勾配屋根)が特徴であり、待合室部分と駅事務室部分の2棟が直交した独特の形態である[5]。
駅周辺
[編集]- 唐松郵便局
- 北海道中央バス「唐松1丁目」停留所
廃止後の現状
[編集]廃駅後しばらくはそのまま放置され、廃墟となり荒れ放題となっていたが、地元有志により駅周辺の整備、駅舎の修復、記念品の展示、看板のかけ替えが行われ、現役当時の雰囲気に戻った。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、842頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、222頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 1 北海道、新潮社、2008年、36頁。ISBN 978-4-10-790019-7。
- ^ 『官報』 1929年12月13日 鉄道省告示第270号(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b c 基礎資料 歴史遺産の概要 北海道空知総合振興局、2022年1月23日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道旅客局 編『日本国有鉄道 停車場一覧』日本国有鉄道、1985年9月20日、189, 499頁。doi:10.11501/12065988。ISBN 4-533-00503-9 。
- ^ “日本国有鉄道公示第29号”. 官報. (1981年5月23日)
- ^ “「通報」●幌内線萱野駅ほか6駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 2. (1981年5月23日)
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、61頁。ASIN B000J9RBUY。
関連項目
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