冨士本由紀
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冨士本 由紀 (ふじもと ゆき) | |
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誕生 |
1955年5月15日- 島根県松江市 |
職業 |
小説家 コピーライター |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1995年 - |
ジャンル |
青春小説 推理小説 |
代表作 | 『包帯をまいたイブ』(1995年) |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(1994年) |
デビュー作 | 『包帯をまいたイブ』(1995年) |
ウィキポータル 文学 |
冨士本 由紀(ふじもと ゆき、1955年[1]5月15日[2]-)は、日本の小説家、コピーライター[3]。『包帯をまいたイブ』で第7回小説すばる新人賞を受賞[4]。
経歴・人物
[編集]島根県松江市生まれ[5]。小学校を卒業するまでは宍道湖のそばに住み、中学・高校時代は、小泉八雲記念館のそばに住んでいたという[6]。関西女子美術短期大学(現宝塚大学)卒業[7]。広告製作プロダクション、広告代理店勤務を経て、フリーのコピーライターとなる[6]。1994年、『包帯をまいたイブ』(受賞時に「アルテミスたちの事情」から改題[8])で第7回小説すばる新人賞を受賞する(同時受賞は上野歩『恋人といっしょになるでしょう』)[9]。1995年、同作が刊行、小説家デビューを果たす。
作品リスト
[編集]- 『包帯をまいたイブ』(1995年1月 集英社 / 2000年1月 集英社文庫)
- 『つめたい彼女のつめたい悩み』(1995年8月 集英社)
- 『けだるい無性』(1997年7月 集英社)
- 『氷砂糖』(2000年6月 集英社)『ひとさらいの夏』(2010年 双葉文庫)
- 『圏外同士』(2006年4月 集英社)
- 『しあわせと勘違いしそうに青い空』(2009年7月 双葉社)
- 【改題】勘違いしそうに青い空(2012年7月 双葉文庫)
アンソロジー
[編集]「」内が収録されている冨士本由紀の作品
- ザ・ベストミステリーズ 1999 推理小説年鑑(1999年6月 講談社)「氷砂糖」
- 【分冊・改題】殺人買います ミステリー傑作選41(2002年8月 講談社文庫)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ しあわせと勘違いしそうに青い空/冨士本 由紀 - 小説:hontoネットストア
- ^ 『文藝年鑑』2013年
- ^ しあわせと勘違いしそうに青い空/富士本由紀/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 包帯をまいたイブ/富士本由紀/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ ひとさらいの夏/冨士本由紀/著 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ a b 私と島根 | 島根県
- ^ 包帯をまいたイブ/富士本 由紀 - 小説:hontoネットストア
- ^ 小説すばる新人賞受賞作・候補作一覧1-28回|文学賞の世界
- ^ 小説すばる新人賞 | 集英社