伊藤忠製糖
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒447-8506 愛知県碧南市玉津浦町3番地 北緯34度51分47.6秒 東経136度57分53.5秒 / 北緯34.863222度 東経136.964861度座標: 北緯34度51分47.6秒 東経136度57分53.5秒 / 北緯34.863222度 東経136.964861度 |
設立 | 1972年(昭和47年)11月2日 |
廃止 |
2024年(令和6年)10月1日 (ウェルネオシュガーに吸収合併され解散) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 1180301015042 |
事業内容 | 砂糖等の製造加工販売 |
代表者 | 山本貢司(代表取締役社長) |
資本金 | 20億円 |
売上高 |
296億7,700万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
18億9,900万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
21億5,000万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
15億3,400万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
94億200万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
183億4,200万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 約100名(2015年12月現在) |
主要株主 | ウェルネオシュガー 100% |
主要子会社 | 第一糖業 |
外部リンク | https://www.itochu-sugar.com/ |
伊藤忠製糖株式会社(いとうちゅうせいとう、ITOCHU SUGAR CO.,LTD. )は、かつて存在した製糖会社。愛知県碧南市に本社を置いていた。
概要
[編集]『クルル印』のブランドで砂糖を製造販売している。名古屋圏に高いシェアを有する。伊藤忠商事系列。
1970年代から生産施設の合理化、生産性向上に取り組み、1982年3月の砂糖売り戻し臨時特例法(各社の生産シェアを固定する法律)の期限切れの際には、製糖業界が延長希望に統一しようとするなか、伊藤忠製糖は自社の競争力に対する自信から延長反対を表明した[2]。
伊藤忠製糖は市場を名古屋、中京圏に絞り、人員が製糖他社の3分の1とした省力化の進んだ工場などが功を奏し1982年3月の同法期限切れ後の砂糖乱売競争、価格急落の中でも黒字を維持していた。
1982年以降の砂糖不況・製糖業界再編の対策として特定産業構造改善臨時措置法の指定業種になろうとする動きにも反対し、1983年9月20日の同法適用申請の際には精糖工業会メンバーのうち伊藤忠製糖と中日本氷糖と2社だけが申請に加わらなかった。
その後も効率的な経営を継続し、1986年(昭和61年)度の精糖工業会加盟社の平均操業率が73%であったところ、伊藤忠製糖は104%としていた[3]。
2022年6月、住友商事系の日新製糖を株式交換完全親会社、当社を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを発表し[4]、2023年1月から統合後の持株会社となるウェルネオシュガー株式会社の子会社となった[5]。
2024年10月1日、ウェルネオシュガーに吸収合併され、解散した[6][7]。本社工場はウェルネオシュガーの中部工場となっている[8]。
関連企業
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 伊藤忠製糖株式会社 第52期決算公告
- ^ 1981年11月23日付朝刊 日本経済新聞
- ^ 1988年2月28日付朝刊 日本経済新聞
- ^ “日新製糖株式会社と伊藤忠製糖株式会社の経営統合に関する基本合意書の締結について”. 日新製糖 (2022年6月10日)
- ^ “伊藤忠製糖株式会社との経営統合に際しての持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約締結及び特定子会社の異動に関するお知らせ”. 日新製糖 (2022年11月8日)
- ^ “新生ウェルネオシュガー始動 砂糖基盤強化へシナジー加速 フードサイエンスで成長牽引”. 食品新聞 (株式会社食品新聞社). (2024年10月4日) 2024年10月8日閲覧。
- ^ 『(開示事項の経過及び変更)子会社の吸収合併に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ウェルネオシュガー株式会社、2024年5月24日 。2024年8月24日閲覧。
- ^ 『当社役員の異動ならびに連結子会社2社との合併後の当社の組織体制および役員等人事に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)ウェルネオシュガー株式会社、2024年5月24日 。2024年10月8日閲覧。