コンテンツにスキップ

2024年の台風

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
令和6年台風第17号から転送)
2024年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生 5月23日
最初の台風発生 5月26日
最も強かった
台風
台風11号・18号・21号 – 915 hPa,
105 kt
熱帯低気圧の総数 31
台風の総数 21
タイフーンの総数 10
スーパータイフーンの総数 3
総死亡者数 661
総被害額 不明
年別台風
2022, 2023, 2024, 2025, 2026

2024年の台風(2024ねんのたいふう、太平洋北西部および南シナ海[注 1]で発生した熱帯低気圧)のデータ。データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) のみに準拠する。

月別の台風発生数

[編集]
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 年間
2 2 6 8 3

各熱帯低気圧の活動時期

[編集]

各台風の活動時期

[編集]

台風に分類されている熱帯低気圧

[編集]

台風1号(イーウィニャ)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
発生期間 5月26日 – 5月31日
ピーク時の強さ 70 kt (10分間平均) 
980 hPa

202401・01W・アゴン

5月20日頃に発生した低圧部が徐々に発達して23日3時にミンダナオ島の東で熱帯低気圧になった。

気象庁は同日9時、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みとした[1][2]

なお、PAGASAはこの時点で熱帯低気圧がフィリピン責任地域(PAR)に入っているとして、フィリピン名「アゴン(Aghon)」を付与している。

26日、フィリピン付近(北緯13.4度、東経122.3度)で熱帯低気圧が台風1号に発達し、「イーウィニャ(Ewiniar)」と命名された[3][4]

台風が発生したフィリピンではケソン州で新生児を含む3人が死亡した[5]

なお、台風1号の発生が5月にずれ込むのは2020年以来4年ぶりであり、統計開始以来7番目に遅い発生となった[4][6][7]。また、熱帯低気圧がフィリピンに上陸し陸上を進んだことで当初の予想より発生が遅れることになった。

台風はフィリピンを抜けた後急発達し27日9時には、強い勢力となり暴風域が発生した[8]

その後本州の南(北緯31.4度、東経137.7度)を進んで31日15時に、温帯低気圧に変わった[9]

台風1号の名前「イーウィニャ(Ewiniar)」は、ミクロネシアが提案した名称で、嵐の神を意味する[10]

台風2号(マリクシ)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 5月31日 – 6月1日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
998 hPa

202402・02W

気象庁は5月30日、前日発生した低圧部が南シナ海で熱帯低気圧に発達したとすると同時に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みとした[11]

31日15時、南シナ海(北緯19.8度、東経112.6度)で熱帯低気圧から台風2号に発達し、「マリクシ(Maliksi)」と命名された[12][13]

台風は中国を進み6月1日15時に華南(北緯21.2度、東経111.3度)で熱帯低気圧に変わった[14]

台風2号の名前「マリクシ(Maliksi)」は、フィリピンが提案した名前で、速いを意味する[10]

台風3号(ケーミー)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 7月20日 – 7月27日
ピーク時の強さ 85 kt (10分間平均) 
940 hPa

202403・05W・カリナ

気象庁は7月19日、17日ごろに発生した低圧部が熱帯低気圧に発達したとした。 さらに同日中に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであるとした[15]

熱帯低気圧は20日15時にフィリピンの東で台風へと発達し、「ケーミー(Gaemi)」と命名された [16][17]。また、台風3号が7月20日に発生するのは統計開始以来5番目に遅い記録となった[18]

台風はフィリピンの東海上を北上しながら発達。22日9時には中心付近の最大風速が35m/sに達し強い勢力に、24日3時には非常に強い勢力にまで発達した[19][20]

フィリピン全体では、台風による大雨によって土砂崩れや洪水が相次ぎ、13人が死亡した。ルソン島の一部地域で降水量が300mmに達し、中でもケソン市では大きな被害が出ており、市の情報によると、約5万5000人が避難している[21]

日本では、山形県秋田県北海道北部で台風から梅雨前線に向かって湿った空気が流れ込み記録的な大雨となり、特に山形県においては一時大雨特別警報が発表された[22][23][24]

その後台風は中国大陸を進み、27日午後9時に熱帯低気圧に変わった。

台風3号の名前「ケーミー(Gaemi)」は、韓国が提案した名前で、アリを意味する[10]

台風4号(プラピルーン)

[編集]
シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 7月21日 – 7月23日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
980 hPa

202404・04W・ブッチョイ

気象庁は7月19日、南シナ海で熱帯低気圧が発生したとした。 さらに同日中に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであるとした[15]

21日12時、南シナ海で熱帯低気圧から台風に発達し、「プラピルーン(Prapiroon)」と命名された[25][26]。また、台風4号が7月21日に発生するのは統計開始以来9番目に遅い記録となった[27]

台風は南シナ海を北東進し、海南島に上陸後ベトナムのハロン市付近に上陸。23日21時に熱帯低気圧に降格した。

台風4号の名前「プラピルーン(Prapiroon)」は、タイ王国が提案した名前で、雨の神を意味する[10]

台風5号(マリア)

[編集]
シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月8日 – 8月13日
ピーク時の強さ 55 kt (10分間平均) 
980 hPa

202405・06W

気象庁は8月5日、小笠原諸島付近で熱帯低気圧が発生したとした。6日には、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであるとした[28]

8日3時、小笠原諸島付近で熱帯低気圧から台風に発達し、「マリア(Maria)」と命名[29]

また、台風5号が8月8日に発生するのは統計開始以来7番目に遅い記録となった[30]

台風は西に進み12日8時半、岩手県大船渡市付近に上陸した[31]。台風が東北の太平洋側に上陸するのは2021年の台風8号以来3年ぶりであり、岩手県に上陸するのは2016年の台風10号以来、8年ぶりとなった。その後、東北地方を横断し、13日3時に日本海で熱帯低気圧に変わった[32]

岩手県においては10日からの総雨量が400mmを超え、平年の8月1か月分の降水量の2倍を超える記録的な大雨となった。また、複数の河川は溢水し、道路が冠水した。三陸鉄道では、佐羽根駅と田老駅との間の路盤が大雨により流失した[33][34]

台風5号の名前「マリア(Maria)」は、アメリカ合衆国が提案した名前で、女性の名前を意味する[10]

台風6号(ソンティン)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月11日 – 8月13日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
994 hPa

202406・07W

気象庁は8月10日、台風5号の南東、南鳥島近海で熱帯低気圧が発生したとした。 さらに同日、この熱帯低気圧が24時間以内に台風へと発達する見込みとした[35]

11日18時、熱帯低気圧から台風に発達し、「ソンティン(Son-Tinh)」と命名された[36]

13日21時、台風は熱帯低気圧に降格した[37]

台風6号の名前「ソンティン(Son-Tinh)」は、ベトナムが提案した名前で、ベトナム神話の山の神を意味する[10]

台風7号(アンピル)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月13日 – 8月19日
ピーク時の強さ 85 kt (10分間平均) 
950 hPa

202407・08W

気象庁は8月4日、日本の南で熱帯低気圧が発生したとしたが、8日に天気図上から一度消失した。しかし熱帯低気圧は11日に再び天気図上に表記された。

気象庁は12日にこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風へと発達する見込みとした[38][39]

熱帯低気圧は13日3時に日本の南で台風へと発達し、「アンピル(Ampil)」と命名された[40][41]

台風は高い海面水温と少ない鉛直シアーにより発達を続けた。関東へ最接近した16日になっても本台風の最低気圧950hPaを維持しており、最大風速も45m/sと非常に強いものとなった[42][43]

台風接近前より国営ひたち海浜公園などの施設では16日の臨時休園が発表された。また、航空では欠航が相次ぎ、茨城港・名洗港の港湾施設の一部に被害が確認された[44]

台風は、19日9時に日本のはるか東の海上で温帯低気圧に変わった。

台風7号の名前「アンピル(Ampil)」は、カンボジアが提案した名前で、タマリンドを意味する[10]

台風8号(ウーコン)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 8月13日 – 8月15日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

202408・09W

気象庁は8月12日、南鳥島近海で熱帯低気圧が発生したとした。

気象庁は翌13日にこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風へと発達する見込みとした[45]

熱帯低気圧は同日15時に日本の南で台風へと発達し、「ウーコン(Wukong)」と命名された[46][47]

そのまま日本の東海上を北上し、15日15時に温帯低気圧に変わった。

台風8号の名前「ウーコン(Wukong)」は、中国が提案した名前で、悟空を意味する[10]

台風9号(ジョンダリ)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 8月19日 – 8月20日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
998 hPa

202409・10W・ディンド

気象庁は8月17日、15日ごろ発生した低圧部が熱帯低気圧に発達したとした。

翌18日にはPAGASAが、熱帯低気圧がフィリピン責任地域(PAR)に入っているとして、フィリピン名「ディンド(Dindo)」を付与している[48]

19日3時に宮古島の南で台風となり、「ジョンダリ(Jongdari)」と命名された。[49][50][51]

その後台風は沖縄から離れ、20日21時に黄海で熱帯低気圧に変わった[52][53][54]

台風9号の名前「ジョンダリ(Jongdari)」は北朝鮮が提案した名前で、ヒバリを指す[10]

台風10号(サンサン)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
発生期間 8月22日 – 9月1日
ピーク時の強さ 95 kt (10分間平均) 
935 hPa

202410・11W

気象庁は8月21日09時、同日3時頃に発生した低圧部が熱帯低気圧に発達したとした。

翌日3時にはマリアナ諸島付近で台風となり、「サンサン(Shanshan)」と命名された[55][56][57][58]

台風は23日3時に中心気圧985hPaとなり、暴風域を伴い始めた。その後しばらくは、台風の西側にあった寒冷渦と予想進路上に張り出した太平洋高気圧に影響され、予想より発達せず、進路が西偏した[59]

しかし、寒冷渦が消滅し奄美大島の東に達したところで急速に発達し、27日9時には中心気圧950hPa、中心付近の最大風速45m/sとなり、非常に強い勢力に発達した[60]。気象庁は28日午前7時に、 「経験したことのないような暴風や記録的な大雨などが予想され、最大級の警戒が必要」として 台風を要因とする特別警報(暴風、波浪、高潮)を発表する可能性があるとした[61]

そして28日午後1時、気象庁は奄美地方を除く鹿児島県に暴風・波浪特別警報を発表した。台風を要因とする特別警報が九州地方に発表されるのは2022年の台風14号以来となる[62]。午後4時20分には鹿児島県の一部地域に高潮特別警報を発表した[63]

その後、29日8時ごろに鹿児島県薩摩川内市付近に非常に強い勢力で上陸し枕崎市で51.1m/sの最大瞬間風速を観測した[64]。台風が鹿児島県に上陸、そして非常に強い勢力で上陸するのは、2022年の台風14号以来2年ぶりとなった。その後、天草諸島島原半島をかすめた後に方角を東に変えて九州中部を横断、国東半島から周防灘に抜けて瀬戸内海上を進み、愛媛県今治市に再上陸、四国を横断した。東進の際にも、日本の北方を吹く偏西風にうまく乗ることは出来ず、非常に遅いスピードで迷走を続けた[65][66]。台風は九州横断直後から陸地の影響を受けて急速に勢力を落とし、9月1日正午、東海道沖で熱帯低気圧に変わった[67]

この台風では、台風本体による風雨のみならず、台風による風と太平洋高気圧のもたらす南風の影響で、特に台風本体から遠く離れた関東地方南部から東海地方で顕著な大雨となり[68]河川が氾濫し住宅の浸水や道路の冠水など、各地で多くの被害が出て8人が死亡した[69][70][71]。また、宮崎県宮崎市では竜巻と推定される突風が発生し多くの家屋に被害が発生した[72]。また交通にも大きな影響が出て、中でも東海道新幹線三島 - 名古屋間で8月30日から9月1日まで過去最長となる連続3日間の計画運休を行った[73]

台風10号の名前「サンサン(Shanshan)」は香港が提案した名前で、少女の名前を意味する[10]

台風11号(ヤギ)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月1日 – 9月8日(台風として)
ピーク時の強さ 105 kt (10分間平均) 
915 hPa

202411・12W・エンテン・BOB05

気象庁は8月31日9時、フィリピンの東で熱帯低気圧が発生したと解析した[74]

9月1日9時、気象庁はこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであると発表した[75][76]

熱帯低気圧は同日21時までに台風へと昇格し、「ヤギ(Yagi)」と命名された[77][78]

なお、PAGASAは1日9時の時点で熱帯低気圧がフィリピン責任地域(PAR)に入っているとして、フィリピン名「エンテン(Enteng)」を付与している[79]

台風は2日15時ごろにルソン島北部に上陸。翌日南シナ海へと抜けると、急速に発達して非常に強い勢力にまで発達した[80]

9月5日の正午には中心気圧が915hPaとなり、今年初の猛烈な勢力に発達した。

9月8日午後3時に熱帯低気圧に変わった。

しかし、9月13日に再びベンガル湾付近で熱帯低気圧となり、そのままバングラディシュへ上陸した。

台風11号の名前「ヤギ(Yagi)」は日本が提案した名前で、やぎ座を意味する[10]

台風12号(リーピ)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月5日 – 9月7日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

202412・13W

気象庁は9月2日9時、小笠原諸島の東の海上で熱帯低気圧が発生したとした[81]

9月5日15時にこの熱帯低気圧は突如台風となり、「リーピ(Leepi)」と命名された[82]

その後、日本の東を進み、9月7日9時に日本のはるか東で温帯低気圧となった。

台風13号(バビンカ)

[編集]

202413・14W・フェルディー

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月10日 – 9月17日
ピーク時の強さ 80 kt (10分間平均) 
965 hPa

気象庁は9日21時にグアムの南の海上で熱帯低気圧が発生したと解析した[83]。そして翌日にはこの台風が24時間以内に台風に発達すると発表した[84]

9月10日21時にこの熱帯低気圧は台風となり、「バビンカ(Bebinca)」と命名された[85]

17日(火)午前9時に華中で熱帯低気圧に変わった。

18日の21時に熱帯低気圧は天気図から消滅した。

台風14号(プラサン)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月15日 – 9月21日
ピーク時の強さ 45 kt (10分間平均) 
992 hPa

202414・15W

気象庁は9月15日15時にグアム付近で熱帯低気圧が発生したと解析し、24時間以内に台風に発達する見込みであると発表した[86]

そして21時、熱帯低気圧は台風となりアジア名「プラサン(Pulasan)」と命名された[87]。 21日(土)午後3時に黄海で温帯低気圧に変化し、日本列島に停滞する秋雨前線と融合して令和6年9月能登半島豪雨の一因となった。

台風15号(ソーリック)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月19日 – 9月20日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
992 hPa

202415・16W・ジェナー

気象庁は9月15日9時、ルソン島の東で熱帯低気圧が発生したと解析した[88]。翌日にはこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであると発表した[89]

そして9月19日9時に台風に発達し、アジア名「ソーリック(Soulik)」と命名された。

その後 ベトナムに進んで9月20日3時に熱帯低気圧に降格した。

台風16号(シマロン)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 9月25日 – 9月26日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

202416・18W

気象庁は9月24日9時日本の南の海上で発生していた低圧部が熱帯低気圧に発達したと解析した。[90]

翌日9時に24時間以内に台風に発達する見込みであると解析した3時間後に台風の勢力に発達し、アジア名「シマロン(Cimaron)」と命名された。[91]

その後、9月26日15時に日本の南の海上で熱帯低気圧に降格した。

台風17号(チェービー)

[編集]
シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月27日 – 10月2日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
985 hPa

202417・19W

気象庁は、27日15時、マリアナ諸島の北緯18度00分、東経145度20分で、熱帯低気圧が台風に発達したと発表した。 台風は「チェービー(Jabi)」と命名された。チェービーは韓国が提案した名前で「つばめ」を示す。

10月2日午後9時、千島の東の海上で温帯低気圧に変わった。

台風18号(クラトーン)

[編集]
タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
発生期間 9月27日 - 10月4日 –
ピーク時の強さ 105 kt (10分間平均) 
915 hPa

202418・20W

9月26日15時、気象庁は琉球諸島の南で熱帯低気圧が発生したとした。[92]

翌日にはこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する見込みであると発表した。


台風19号(バリジャット)

[編集]
トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
発生期間 10月9日 – 10月11日
ピーク時の強さ 45 kt (10分間平均) 
982 hPa

202419・21W

気象庁は10月7日15時日本の南の海上で発生していた低圧部が熱帯低気圧に発達したと解析した。[93]

10月9日15時に台風の勢力に発達し、アジア名「バリジャット(Barijat)」と命名された。

その後、10月11日9時に日本の北の海上で温帯低気圧に降格した。

気象庁が「台風」に分類しなかった熱帯低気圧

[編集]

熱帯低気圧番号(○○W)は、合同台風警報センター(JTWC)が熱帯低気圧と認めたものに付与し、同機関をはじめ海外の各気象機関で用いられる。フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)がフィリピン名を命名している場合、フィリピン名も併記する。また、熱帯低気圧番号がない場合にも、気象庁が熱帯低気圧としたものを以下に「TD」と単に表す。

TD03W

[編集]
トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
発生期間 7月13日 – 7月16日
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
1002 hPa

気象庁は7月13日、南シナ海で熱帯低気圧が発生したとした。

SD01C

[編集]
トロピカル・デプレッション (JMA)
サブ・トロピカル・ディプレッション (SSHWS)
発生期間 9月2日 – 9月8日
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
1004 hPa

気象庁は9月2日、8月23日に発生したハリケーン・ホネ英語版の残骸にあたる熱帯低気圧が西経域から180度経線を越え気象庁の観測範囲内に入ったとした[81]

しかし、風速が台風の基準値未満と解析されたため2年連続の越境台風発生とはならなかった[94]。その後、8日15時に日本のはるか東で消滅した。[95]

TD17W(イグメ)

[編集]
トロピカル・デプレッション (JMA)
サブ・トロピカル・ディプレッション (SSHWS)
発生期間 9月20日 – 9月21日
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
1002 hPa

気象庁は9月20日台湾の東で熱帯低気圧が発生したと解析した。[96]

しかし台風に発達することなく台湾で消滅した。[97]

その他の熱帯低気圧

[編集]

JMA TD 11

[編集]

気象庁は8月19日09時、日本の南の海上で熱帯低気圧が発生したとした[98]が、8月23日03時に消滅した。さらに同日09時に再度天気図に現れた[99]ものの、発達することなく26日12時に再度消滅した。[100]

JMA TD 12

[編集]

気象庁は8月19日12時、九州の東で熱帯低気圧が発生したとしたが、翌日9時に消滅した。[98][101]

JMA TD 13

[編集]
気象庁は8月21日3時、関東の東の海上で熱帯低気圧が発生したとしたが、同日9時に消滅した。[102]

JMA TD 15

[編集]

気象庁は8月30日9時、関東の南の海上で熱帯低気圧が発生したとした[103]が、8月31日3時には消滅している[104]

JMA TD 18

[編集]

気象庁は9月4日12時、沖ノ鳥島付近の海上で熱帯低気圧が発生したとした[105]。だが、発達することなく9月6日に低圧部に降格した。[106]その後はしばらく日本の南の海上で停滞していたが、9日12時に再び熱帯低気圧となった。[83]そして翌日には気象庁が24時間以内に台風に発達する見込みであるとしたが予想に反して台風の勢力に発達しなかった。[107][108]そして9月13日9時に中国の華中で消滅した。[109]

JMA TD 24

[編集]

9月26日9時、気象庁はフィリピン海で熱帯低気圧が発生したと解析した。[92]翌日9時には消滅した。[110]

JMA TD 27

[編集]

10月6日15時、気象庁はフィリピン海で熱帯低気圧が発生したとした。[111]熱帯低気圧(後の台風19号)の後を追うように進んでいたが翌日15時に消滅した。

JMA TD 28

[編集]

気象庁は10月13日3時に日本のはるか東の海上で熱帯低気圧が発生したとした。[112]その後北上して前線に取り込まれ温帯低気圧に変わった。[113]

各熱帯低気圧の影響

[編集]
台風・
熱帯低気圧
名称 期間 大きさ
強さ
階級 最大風速 最低気圧 影響地域 被害額(百万ドル) 死者・行方不明者数(人) 出典
台風1号 イーウィニャ(アゴン) 5/23 - 5/31 強い TY 35m/s(70kt) 980hPa フィリピン・日本(東海・関東) 20.88 7人 [5]
TY 50m/s(95kt) 957hPa
台風2号 マリクシ 5/30 - 6/1 - TS 18m/s(35kt) 998hPa 中国(華南)・台湾 - - -
TD 15m/s(30kt) 995hPa
TD03W - 7/13 - 7/16 - TD - 1000hPa ベトナムラオス - - -
TD 15m/s(30kt) 1000hPa
台風4号 プラピルーン(ブッチョイ) 7/19 - 7/25 - STS 30m/s(60kt) 980hPa フィリピン・中国(華南・海南島)・ベトナム・タイカンボジア 0.41 25人 [114]
TS 30m/s(60kt) 985hPa
台風3号 ケーミー(カリナ) 7/19 - 7/30 大型・非常に強い TY 45m/s(90kt) 940hPa フィリピン・沖縄(先島諸島)・台湾・中国(華南) 7.51 48人 [115]
TY 65m/s(125kt) 919hPa
台風5号 マリア 8/5 - 8/15 - STS 30m/s(55kt) 980hPa 日本(東北地方 - - -
TY 35m/s(70kt) 969hPa
台風6号 ソンティン 8/10 - 8/13 - TS 18m/s(35kt) 994hPa - - - -
TS 20m/s(40kt) 992hPa
台風7号 アンピル 8/4 - 8/19 非常に強い TY 45m/s(85kt) 950hPa 日本(沖縄・小笠原諸島・伊豆諸島・関東・東北) - - -
TY 65m/s(115kt) 947hPa
台風8号 ウーコン 8/12 - 8/15 - TS 18m/s(35kt) 1002hPa - - - -
TD 15m/s(30kt) 1002hPa
台風9号 ジョンダリ(ディンド) 8/17 - 8/22 - TS 20m/s(40kt) 998hPa 日本(沖縄) - - -
TS 18m/s(35kt) 999hPa
JMA TD 11 - 8/19 - 8/26 - TD - 1004hPa - - - -
LPA 10m/s(20kt) 1006hPa
JMA TD 12 - 8/19 - 8/20 - TD - 1006hPa - - - -
Unknown - -
JMA TD 13 - 8/21 - 8/21 - TD - 1012hPa - - - -
Unknown - -
台風10号 サンサン 8/21 - 9/5 非常に強い TY 50m/s(95kt) 935hPa 日本(東北以南)・韓国 - 8人 -
TY 60m/s(115kt) 932hPa
JMA TD 15 8/30 - 8/31 - TD - 1006hPa
unknown - -
台風11号 ヤギ(エンテン) 8/31 - 9/9 猛烈な TY 55m/s(105kt) 915hPa フィリピン・中国(華南)・ベトナム・ミャンマー - 568人[注 2] [116][117][118][119]
STY 70m/s(140kt) 922hPa
SD01C - 9/2 - 9/8 - TD 15m/s(30kt) 1004hPa ハワイ諸島 - - -
SD - 1007hPa
台風12号 リーピ 9/2 - 9/7 - TS 18m/s(35kt) 1002hPa
TS 20m/s(35kt) 1002hPa
JMA TD 18 - 9/4 - 9/13 - TD - 998hPa - - - -
LPA 8m/(15kt) 1002hPa
台風13号 バビンカ 9/9 - 9/18 強い TY 35m/s(70kt) 965hPa 日本(沖縄)・中国(華中) - - -
TY 35m/s(70kt) 965hPa
台風15号 ソーリック(ジェナー) 9/15 - 9/20 - TS 18m/s(35kt) 992hPa 中国(華南)・ベトナム - - -
TS 18m/s(35kt) 992hPa
台風14号 プラサン 9/15 - 9/26 大型 TS 23m/s(45kt) 992hPa 日本(沖縄) - - -
TS 25m/s(50kt) 992hPa
台風16号 シマロン 9/24 - 9/27 - TS 18m/s(35kt) 1002hPa - - - -
TS 18m/s(35kt) 1002hPa
台風17号 チェービー 9/25 - - STS 30m/s(60kt) 985hPa - - - -
TY 35m/s(65kt) 980hPa
JMA TD 24 9/26 - 9/27 - TD - 1006hPa - - - -
LPA - -
台風18号 クラトーン(ジュリアン) 9/26 - 大型・猛烈な TY 55m/s(105kt) 915hPa 台湾・日本(沖縄) - 5人 -
STY 70m/s(140kt) 910hPa
台風19号 10/5 - - - -
JMA TD 27 10/6 - 10/7 - TD - 1006hPa - - - -
LPA - -
JMA TD 28 10/13 - 10/14 - TD - 1006hPa - - - -
SD 25m/s(45kt) 1002hPa
  • 「期間」は熱帯低気圧として存命した期間を表す。台風が熱帯低気圧に変わった場合、熱低化から消滅までの期間も含む。
  • 「階級」は気象庁が示す国際分類で、TD=トロピカル・デプレッション、TS=トロピカル・ストーム、STS=シビア・トロピカル・ストーム、TY=タイフーンである。STY=スーパータイフーンは、合同台風警報センター(JTWC)の分類で、タイフーンのうち最大風速が130kt(約65m/s、1分間平均)以上のもの。
  • 合同台風警報センター(JTWC)の表記のうち、MD=モンスーン・ディプレッション(モンスーン型の熱帯低気圧)、WV=トロピカル・ウェーブ(高気圧の縁に出来る熱帯の波)、DB=トロピカル・ディスターバンス(熱帯擾乱)、DS=ディスィペインティング(散逸擾乱)、IN=インランド(地形性低気圧)、SD=サブ・トロピカル・ディプレッション(亜熱帯低気圧)、SS=サブ・トロピカル・ストーム(亜熱帯性台風)、EX=エクストラ・トロピカル・システムズ(温帯低気圧またはそれに準ずるもの)をそれぞれ表す。このうちWV,DBはLPA(低圧部)に属し、MDSDは熱帯低気圧に属する。
  • なお、米軍の最終事後解析は2024年に公開される予定の資料を出典にて明記する。
  • 上段は気象庁の情報、下段はJTWCの情報である。
  • 台風3号、4号と台風14、15号は順序が入れ替わっているが米軍が熱帯低気圧と認めた順に示している。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 気象庁の観測対象範囲である東経100度から180度までの北半球。
  2. ^ 中国4人、フィリピン21人、ベトナム250人、ミャンマー293人

出典

[編集]
  1. ^ 石榑亜紀子 (2024年5月23日). “熱帯低気圧が発達 今後24時間以内に台風1号発生へ 前線を活発化させる恐れも”. tenki.jp. 日本気象協会. 2024年5月23日閲覧。
  2. ^ 5か月ぶりに台風発生の可能性 次に発生すると“台風1号””. ウェザーニュース (2024年5月23日). 2024年5月23日閲覧。
  3. ^ 台風1号(イーウィニャ)発生 5か月ぶりの台風 接近前の大雨に要注意”. ウェザーニュース. 2024年5月26日閲覧。
  4. ^ a b 台風1号「イーウィニャ」発生 5月の台風1号発生は4年ぶり 統計史上7番目に遅い”. tenki.jp. 日本気象協会 (2024年5月26日). 2024年5月26日閲覧。
  5. ^ a b Aghon heads out, leaves 3 dead”. The Manila Times (2024年5月29日). 2024年5月29日閲覧。
  6. ^ 台風1号発生 ゆっくりと北上中 29日に南大東島近海に進む見通し”. TBS NEWS DIG (2024年5月26日). 2024年5月26日閲覧。
  7. ^ デジタル台風:台風リスト”. デジタル台風. 2024年5月29日閲覧。
  8. ^ 台風1号は急発達し強い勢力に 本州の南を離れて通過も前線の影響で大雨に”. ウェザーニュース. 2024年5月27日閲覧。
  9. ^ 台風1号が温帯低気圧に変化 関東は本降りの雨に注意”. ウェザーニュース. 2024年5月31日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g h i j k 台風の番号とアジア名の付け方”. 気象庁. 2024年5月26日閲覧。
  11. ^ 南シナ海で新たな台風発生の可能性 発生すると“台風2号””. ウェザーニュース (2024年5月30日). 2024年5月30日閲覧。
  12. ^ 「台風2号」が発生 短命でも影響の可能性あり 台風発生が遅い年でも油断せず(気象予報士 吉田 友海)”. tenki.jp (2024年5月31日). 2024年5月31日閲覧。
  13. ^ 台風2号(マリクシ)発生 北上して中国大陸へ 日曜日から沖縄で大雨のおそれ”. ウェザーニュース. 2024年5月31日閲覧。
  14. ^ 台風2号 熱帯低気圧に変わりました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年6月2日). 2024年6月2日閲覧。
  15. ^ a b 熱帯低気圧が台風に発達する予想 暴風域伴い沖縄に接近する可能性”. ウェザーニュース (2024年7月19日). 2024年7月20日閲覧。
  16. ^ 大型の台風3号「ケーミー」発生 台風発生は約2か月ぶり 来週は沖縄を直撃のおそれ”. tenki.jp (2024年7月20日). 2024年7月20日閲覧。
  17. ^ 大型の台風3号(ケーミー)発生 暴風域伴い沖縄に接近するおそれ 進路に注意”. ウェザーニュース (2024年7月20日). 2024年7月20日閲覧。
  18. ^ デジタル台風:台風リスト”. デジタル台風. 2024年5月29日閲覧。
  19. ^ 台風3号(ケーミー)は強い勢力に発達 沖縄は明日から次第に荒天に”. ウェザーニュース (2024年7月22日). 2024年7月22日閲覧。
  20. ^ 台風3号が大型で「非常に強い」勢力に 先島諸島に最接近 暴風や高波等に厳重警戒”. tenki.jp (2024年7月24日). 2024年7月27日閲覧。
  21. ^ フィリピン首都で大規模洪水、台湾も被災 貨物船やタンカー転覆 台風3号”. CNN (2024年7月26日). 2024年7月27日閲覧。
  22. ^ 専門家「東北地方は数日間 大雨に警戒が必要な状況が続く」”. NHKニュース. 2024年7月26日閲覧。
  23. ^ 山形県に大雨特別警報発表”. 気象庁 (2024年7月26日). 2024年7月27日閲覧。
  24. ^ 【速報】山形県に再び大雨特別警報 命を守る行動を”. ウェザーニュース (2024年7月25日). 2024年7月27日閲覧。
  25. ^ 台風4号(プラピルーン)発生 南シナ海を北上 日本への影響なし”. ウェザーニュース. 2024年7月21日閲覧。
  26. ^ 台風4号「プラピルーン」が発生(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年7月21日). 2024年7月21日閲覧。
  27. ^ デジタル台風:台風リスト”. デジタル台風. 2024年5月29日閲覧。
  28. ^ 小笠原近海に熱帯低気圧 24時間以内に台風に発達する見込み”. ウェザーニュース. 2024年8月8日閲覧。
  29. ^ 台風5号(マリア)北上 三連休に北日本へ近づく可能性も”. ウェザーニュース. 2024年8月8日閲覧。
  30. ^ デジタル台風:台風リスト”. デジタル台風. 2024年5月29日閲覧。
  31. ^ 台風5号 岩手県大船渡市付近に上陸しました 東北太平洋側への上陸は3例目(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年8月12日). 2024年8月12日閲覧。
  32. ^ 台風5号 熱帯低気圧に変わりました 動きが遅く 北日本では影響が長引く(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年8月13日). 2024年8月12日閲覧。
  33. ^ 三陸鉄道、復旧に数カ月の見通し 台風5号の被害”. 岩手日報 (2024年8月20日). 2024年8月20日閲覧。
  34. ^ 令和6年台風第5号による被害状況等について”. 内閣府. 2024年8月20日閲覧。
  35. ^ 南鳥島近海で新たな台風発生予想 次に発生すると「台風6号」”. ウェザーニュース (2024年8月10日). 2024年8月11日閲覧。
  36. ^ 台風6号「ソンティン」発生(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年8月11日). 2024年8月11日閲覧。
  37. ^ 台風6号 熱帯低気圧に変わりました(気象予報士 日直主任)”. tenki.jp (2024年8月16日). 2024年8月16日閲覧。
  38. ^ “[https://weathernews.jp/s/topics/202408/120125/ 日本の南で新たな台風発生予想 次に発生すると「台風7号」]”. ウェザーニュース (2024年8月12日). 2024年8月13日閲覧。
  39. ^ 今後24時間以内に新たな台風発生予想 日本の南を北上・お盆直撃か 進路に警戒”. tenki.jp (2024年8月12日). 2024年8月13日閲覧。
  40. ^ 台風7号(アンピル)発生 お盆休み後半に関東など東日本へ近づく可能性”. ウェザーニュース (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。
  41. ^ 台風7号「アンピル」発生 16日(金)頃に東日本に接近 お盆のUターンを直撃か”. tenki.jp (2024年8月12日). 2024年8月13日閲覧。
  42. ^ 台風7号 非常に強い勢力のまま夕方〜夜に関東へ最接近”. ウェザーニュース (2024年8月16日). 2024年8月20日閲覧。
  43. ^ 【解説】台風7号“過去最強クラス”で関東接近 16日夜に最大瞬間風速65メートル予想 関東各地で“線状降水帯”発生の可能性も”. FNNプライムオンライン (2024年8月16日). 2024年8月20日閲覧。
  44. ^ 令和 6 年台風 7 号による被害状況等について(第4報)”. 国土交通省. 2024年8月20日閲覧。
  45. ^ 南鳥島近海で新たな台風発生予想 次に発生すると「台風8号」”. ウェザーニュース (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。
  46. ^ 新たな台風8号(ウーコン)発生 日本への影響はなし”. ウェザーニュース (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。
  47. ^ 台風8号「ウーコン」発生 日本の東を北上 15日には再び熱帯低気圧に”. tenki.jp (2024年8月13日). 2024年8月13日閲覧。
  48. ^ LPA northeast of Batanes now Tropical Depression Dindo”. Rappler. 2024年8月20日閲覧。
  49. ^ 台風9号(ジョンダリ)発生 沖縄・先島諸島に接近中 強雨や強風に注意”. ウェザーニュース (2024年8月19日). 2024年8月25日閲覧。
  50. ^ 台風9号「ジョンダリ」発生”. tenki.jp (2024年8月19日). 2024年8月25日閲覧。
  51. ^ 台風9号発生・北上中 台風から離れた西日本で滝のような雨を観測 影響いつまで”. tenki.jp. 福富里香 (2024年8月19日). 2024年8月25日閲覧。
  52. ^ 台風9号(ジョンダリ)は沖縄から離れる うねりを伴った高波に注意”. ウェザーニュース (2024年8月20日). 2024年8月20日閲覧。
  53. ^ 台風9号は熱帯低気圧に変わった後に北日本接近 強い雨を降らせる”. ウェザーニュース (2024年8月20日). 2024年8月25日閲覧。
  54. ^ 台風9号 熱帯低気圧に変わりました 23日頃は北日本で警報級の大雨のおそれ”. tenki.jp (2024年8月20日). 2024年8月25日閲覧。
  55. ^ 台風10号(サンサン)発生 本州方面に北上の可能性 進路に注意”. ウェザーニュース (2024年8月22日). 2024年8月25日閲覧。
  56. ^ 台風10号「サンサン」発生 週明けに西~東日本に接近・上陸の可能性”. tenki.jp (2024年8月22日). 2024年8月25日閲覧。
  57. ^ <台風情報> 台風10号「サンサン」が発生 気象庁発表 現在位置と今後の進路予想 | 行政・社会 | 佐賀県のニュース”. 佐賀新聞 (2024年8月23日). 2024年8月23日閲覧。
  58. ^ 【台風情報】台風10号(サンサン) どこに上陸する可能性高い? 予報円は関東・東海・近畿・中四国に大きく広がる 27日に “発達ピーク” 強い勢力で本州“直撃”のおそれ高く 950hPa・最大瞬間風速60m/s予想 気象庁・欧米予報機関の進路予想比較【28日まで雨・風シミュレーション】 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2024年8月23日). 2024年8月23日閲覧。
  59. ^ 台風10号 寒冷渦に引っ張られ西へノロノロ、影響長期化警戒 「気圧の谷」今後の動きに影響か”. 産経ニュース (2024年8月27日). 2024年8月28日閲覧。
  60. ^ 台風10号 非常に強い勢力に発達 今夜は奄美へ最接近 災害級の暴風・大雨に警戒(気象予報士 福冨 里香 2024年08月27日) - 日本気象協会 tenki.jp”. tenki.jp. 2024年8月27日閲覧。
  61. ^ 九州南部に大雨特別警報を予告 台風10号、気象庁「最大級の警戒」:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル (2024年8月28日). 2024年8月28日閲覧。
  62. ^ 鹿児島県に暴風、波浪特別警報発表”. 気象庁 (2024年8月28日). 2024年8月29日閲覧。
  63. ^ 鹿児島県に高潮特別警報発表”. 気象庁 (2024年8月28日). 2024年8月29日閲覧。
  64. ^ 51.5メートルの最大瞬間風速 枕崎市で住宅の被害相次ぐ”. NHK鹿児島 NEWS WEB (2024年8月29日). 2024年8月31日閲覧。
  65. ^ 進路読めず「まるで熱帯の台風」と専門家 今後も自転車並みの速度か”. 朝日新聞デジタル (2024年8月30日). 2024年8月31日閲覧。
  66. ^ “東海地方、9月1日午前にかけて線状降水帯発生の恐れ 台風10号”. 毎日新聞デジタル毎日新聞社. (2024年8月31日). https://mainichi.jp/articles/20240831/k00/00m/040/036000c 2024年8月31日閲覧。 
  67. ^ 台風10号は熱帯低気圧に変わりました 熱帯低気圧でも大雨リスク高い 2日まで警戒”. tenki.jp日本気象協会) (2024年9月1日). 2024年9月1日閲覧。
  68. ^ ゆっくり進む台風10号、遠く離れた東海地方でなぜ大雨?”. 中日新聞 (2024年8月30日). 2024年9月4日閲覧。
  69. ^ “台風10号による大雨で杭瀬川が氾濫、岐阜県の大垣や池田で浸水被害”. 朝日新聞デジタル. (2024年9月1日). https://www.asahi.com/articles/ASS804HH9S80OHGB00DM.html 2024年9月1日閲覧。 
  70. ^ “台風10号の死者7人に…熱帯低気圧に変わっても記録的な大雨で土砂災害の警戒続く”. 読売新聞オンライン. (2024年9月1日). https://www.yomiuri.co.jp/national/20240901-OYT1T50070/ 2024年9月3日閲覧。 
  71. ^ “台風10号、記録的雨量 死者計7人、熱帯低気圧に 大気不安定続き、警戒を”. 産経新聞THE SANKEI SHIMBUN. (2024年9月1日). https://www.sankei.com/article/20240901-TDZSHTRFFRLCXJRHTIONHMSJO4/ 2024年9月3日閲覧。 
  72. ^ 日本放送協会 (2024年8月31日). “宮崎 大淀川南側の突風 気象台「竜巻と推定した」と発表 | NHK”. NHKニュース. 2024年9月4日閲覧。
  73. ^ 台風10号 東海道新幹線の計画運休 JR東海「判断難しかった」」『NHK NEWS WEB』2024年9月2日。2024年9月3日閲覧。
  74. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月1日閲覧。
  75. ^ フィリピンの東で新たな台風発生予想 今後の進路に注意”. ウェザーニュース. 2024年9月1日閲覧。
  76. ^ 台風10号による大雨に警戒 越境台風11号とフイリピン東で12号発生の可能性があり9月も台風ラッシュ”. YAHOO!JAPANニュース (2024年9月1日). 2024年9月1日閲覧。
  77. ^ フィリピンの東で台風11号(ヤギ)発生 沖縄は高波などの影響に注意”. ウェザーニュース (2024年9月1日). 2024年9月1日閲覧。
  78. ^ 台風11号「ヤギ」発生”. tenki.jp (2024年9月1日). 2024年9月1日閲覧。
  79. ^ Cabato, Luisa (2024年9月1日). “LPA east of Eastern Visayas has become tropical depression Enteng” (英語). INQUIRER.net. 2024年9月1日閲覧。
  80. ^ 台風11号は猛発達 フィリピンの東の海上には新たに熱帯低気圧が発生”. ウェザーニュース (2024年9月4日). 2024年9月4日閲覧。
  81. ^ a b “[https://=== TD03W === www.data.jma.go.jp/yoho/wxchart/quickdaily.html?show=20240902 気象庁|過去の天気図(1日表示)]”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月2日閲覧。
  82. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月6日閲覧。
  83. ^ a b 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月9日閲覧。
  84. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月11日閲覧。
  85. ^ 台風13号(バビンカ)発生 暴風域を伴い三連休に沖縄接近か 進路に注意”. ウェザーニュース. 2024年9月11日閲覧。
  86. ^ 【台風情報】24時間以内に「台風14号」発生へ 気象庁が熱帯低気圧の進路予想を発表開始 18日にかけて沖縄周辺へ北上予想 日本の南海上には“台風の卵”続々 本州に接近・秋雨前線も南下で大雨おそれも 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【20日まで雨・風シミュレーション】 | TBS NEWS DIG (1ページ)”. TBS NEWS DIG (2024年9月15日). 2024年9月18日閲覧。
  87. ^ 大型の台風14号(プラサン)発生 18日(水)頃に沖縄接近へ 進路に注意”. ウェザーニュース. 2024年9月18日閲覧。
  88. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月18日閲覧。
  89. ^ フィリピン付近で新たな台風発生予想 南シナ海へ進む見通し”. ウェザーニュース. 2024年9月18日閲覧。
  90. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月25日閲覧。
  91. ^ 【台風情報 最新】日本の南に「台風16号(シマロン)」発生 日本列島へ向かうも27日(金)には四国・近畿沖で熱帯低気圧になる見込み 予想進路は?今後の雨は?全国の天気への影響は?【25日午後11時更新】(RSK山陽放送)”. Yahoo!ニュース. 2024年9月25日閲覧。
  92. ^ a b 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月26日閲覧。
  93. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年10月12日閲覧。
  94. ^ 越境台風(ホネ)は幻に 域外から入るも、風速が台風の基準値未満と解析”. ウェザーニュース (2024年9月2日). 2024年9月2日閲覧。
  95. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月9日閲覧。
  96. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月25日閲覧。
  97. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月25日閲覧。
  98. ^ a b 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月22日閲覧。
  99. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月24日閲覧。
  100. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月27日閲覧。
  101. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月22日閲覧。
  102. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月22日閲覧。
  103. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月30日閲覧。
  104. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年8月31日閲覧。
  105. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月4日閲覧。
  106. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月6日閲覧。
  107. ^ 「W台風」発生へ 3連休を直撃か 早くも大雨 離れた場所でも…”. テレ朝news. 2024年9月11日閲覧。
  108. ^ 【台風情報】沖縄の西の熱帯低気圧 “台風14号にならず” 台風の基準まで発達せず 台風13号は3連休に“強い勢力”で沖縄接近おそれ 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【16日までの雨・風シミュレーション】 (RCC中国放送)”. Yahoo!ニュース. 2024年9月11日閲覧。
  109. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年9月18日閲覧。
  110. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年10月3日閲覧。
  111. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年10月6日閲覧。
  112. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年10月15日閲覧。
  113. ^ 気象庁|過去の天気図(1日表示)”. www.data.jma.go.jp. 2024年10月15日閲覧。
  114. ^ “Severe weather causes fatal Tuk-Tuk accident in Siem Reap (VIDEO)”. Khmer Times. (2024年7月24日). https://www.khmertimeskh.com/501528432/severe-weather-causes-fatal-tuk-tuk-accident-in-siem-reap-video/ 2024年7月27日閲覧。 
  115. ^ SS. Kurniawan (2024年7月23日). “Badai Siklon Tropis Gaemi Terus Meningkat, Cuaca Hujan Lebat di Provinsi Ini” (Indonesian). Kontan. https://amp.kontan.co.id/news/badai-siklon-tropis-gaemi-terus-meningkat-cuaca-hujan-lebat-di-provinsi-ini 2024年7月27日閲覧。 
  116. ^ “Yagi kills four in Vietnam after casualties in China, Philippines”. Reuters. https://www.reuters.com/world/asia-pacific/super-typhoon-yagi-sets-sight-vietnam-after-tearing-through-chinas-hainan-2024-09-07/ 2024年9月8日閲覧。 
  117. ^ “Landslides, floods in Myanmar push Typhoon Yagi’s death toll from past 500 in Southeast Asia”. PBS. https://www.pbs.org/newshour/world/landslides-floods-in-myanmar-push-typhoon-yagis-death-toll-from-past-500-in-southeast-asia 2024年9月8日閲覧。 
  118. ^ “Death toll in Vietnam exceeds 250 after Typhoon Yagi”. NHK. https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20240914_05/ 2024年9月8日閲覧。 
  119. ^ “Death toll in Myanmar following Typhoon Yagi reaches 293”. NHK. https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20240920_32/ 2024年9月8日閲覧。 

確定値 

[編集]


関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]

気象庁

国立情報学研究所

合同台風警報センター

世界気象機関

フィリピン大気地球物理天文局

アメリカ海軍調査研究所

民間気象機関