今村朗
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今村 朗(いまむら あきら、1960年4月6日- )は、日本の外交官。駐ジョージア特命全権大使を経て2023年6月より駐セルビア兼モンテネグロ特命全権大使。
人物・経歴
[編集]幼少期に父親の仕事の都合で2年間アメリカで過ごす[1] 。1984年、東京大学教養学部国際関係論分科を卒業し、同年外務省入省後、1987年コロンビア大学ハリマン・ソ連高等研究所修了。 欧州局ロシア課ロシア支援室長、大臣官房在外公館課長。2008年に在ロシア日本国大使館公使(広報・文化担当)、2010年にロシア向けの日露文化交流誌を創刊し、編集長に就任[2]。在英国日本国大使館公使兼ロンドン総領事、在オーストラリア日本国大使館公使、在ユジノサハリンスク日本国総領事、会計検査院事務総長官房審議官、在カナダ日本国大使館公使を経て、2020年駐ジョージア特命全権大使。2023年駐セルビア特命全権大使 [3][4]。2023年6月30日から兼ねてモンテネグロ国駐箚[5]。
著書
[編集]- 共著
『最新アトラス・データで見るロシア・CIS』 ロシアCIS問題研究会、ダイヤモンド社、1993年10月
- 翻訳
『20世紀ロシア文化全史―政治と芸術の十字路で』(ソロモン・ヴォルコフ著)、河出書房新社、2019年4月
同期入省
[編集]- 有吉勝秀(23年コスタリカ大使・20年エルサルバドル大使)
- 礒正人(22年クロアチア大使・18年デュッセルドルフ総領事)
- 伊藤康一(24年ギリシャ大使・20年ニュージーランド大使)
- 伊藤直樹(24年ベトナム大使・19年バングラデシュ大使・17年シカゴ総領事)
- 岩井文男(20年サウジアラビア大使・15年イラク大使)
- 大森茂(17年セネガル大使・15年法務省名古屋入国管理局長)
- 岡田隆(20年アフガニスタン大使)
- 岡庭健(24年アラブ首長国連邦大使・21年ケニア大使)
- 菊田豊(21年ネパール大使・18年ナイジェリア大使)
- 下川眞樹太(22年フランス、アンドラ大使・19年ベルギー大使・17年大臣官房長・16年国際文化交流審議官)
- 杉山明(24年ノルウェー大使・21年特命全権大使(国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当)・18年スリランカ大使・17年儀典長・15年内閣審議官・13年山形県警察本部長)
- 鈴木哲(19年インド大使・17年総合外交政策局長・16年国際情報統括官)
- 竹若敬三(21年北極担当大使・19年ラオス大使)
- 千葉明(22年バチカン大使、19年ASEAN大使・16年ロサンゼルス総領事)
- 梨田和也(19年タイ大使・17年国際協力局長)
- 藤山美典(22年スイス兼リヒテンシュタイン大使)
- 藤原直(21年エディンバラ総領事)
- 正木靖(23年インドネシア大使・20年EU大使・17年欧州局長)
- 森下敬一郎(21年エクアドル大使・17年コロンビア大使)
- 山上信吾(20年オーストラリア大使・18年経済局長・17年国際情報統括官)
- 山田洋一郎(22年モルドバ大使・20年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授(出向)・17年シアトル総領事)
- 山野内勘二(22年カナダ大使・18年ニューヨーク総領事・16年経済局長)
出典
[編集]- ^ Sakartvelo Insight Youtube「Ambassador of Japan in Georgia Mr. Imamura Akira | The Ambassador's Talk 」2023年7月26日閲覧
- ^ 紀伊国屋書店「20世紀ロシア文化全史―政治と芸術の十字路で」著作者紹介2023年7月26日閲覧
- ^ 在セルビア日本国大使館「大使館案内」今村大使 略歴2023年7月26日閲覧
- ^ 時評社 【人事速報】外務省2023年7月26日閲覧
- ^ “令和五年六月三十日付人事異動”. 外務省. 2024年3月30日閲覧。