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下京区

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下京区
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
京都市
市町村コード 26106-8
面積 6.78km2
総人口 83,554[編集]
推計人口、2025年1月1日)
人口密度 12,324人/km2
隣接自治体
隣接行政区
京都市右京区南区中京区東山区
下京区役所
所在地 600-8588
京都府京都市下京区西洞院通塩小路上る東塩小路町608番地8
北緯34度59分15秒 東経135度45分20秒 / 北緯34.98750度 東経135.75556度 / 34.98750; 135.75556座標: 北緯34度59分15秒 東経135度45分20秒 / 北緯34.98750度 東経135.75556度 / 34.98750; 135.75556
下京区総合庁舎
地図
外部リンク 京都市下京区役所
下京区位置図
ウィキプロジェクト

下京区(しもぎょうく)は、京都市を構成する11区のひとつである。北辺を通る四条通四条烏丸烏丸通)から四条河原町河原町通)までは京都府、京都市有数の繁華街となっている。

概要

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同区内に立地する京都駅は、京都市周辺部のターミナルであり、周辺には京都タワー・京都駅ビルなどを中心に商業施設が集まっている。中京区上京区とともに京都市の都心を形成している。

高度成長期に業務地化が進み人口が急減し、1980年代には高層マンションが増えたが人口は減り続けた。1995年以降都心回帰現象により人口が増加傾向に転じている。この時期には建物高さ規制を厳しくし、居住性を高めている。2005年に行われた国勢調査においても、隣接する中京区や南区などと並び人口増加区のひとつとなった。

地理

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地形

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河川

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主な川

地域

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人口

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下京区の人口の推移
1970年(昭和45年) 116,200人
1975年(昭和50年) 99,779人
1980年(昭和55年) 86,821人
1985年(昭和60年) 78,744人
1990年(平成2年) 73,457人
1995年(平成7年) 70,662人
2000年(平成12年) 71,212人
2005年(平成17年) 75,437人
2010年(平成22年) 79,287人
2015年(平成27年) 82,668人
2020年(令和2年) 82,784人
総務省統計局 国勢調査より

隣接行政区

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京都府の旗京都府京都市

歴史

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中世

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  • 平安時代末期のころ、京都平安京)の南側を下辺(しものわたり、しもわたり)、これに対し北側を上辺(かみのわたり、かみわたり)と呼ぶようになる。

これが中世にそれぞれ下京、上京となった。 下京と上京の境界はおおむね二条通であった[注 1]。 上京には京都御所があって富裕者が集まっていたのに対し、下京は商業街区であり、民衆の町であった[1][2]

近代

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明治時代
  • 1868年 - 1869年明治元年11月) 下京を下大組(しもおおぐみ)、上京を上大組(かみおおぐみ)とする[2][3]
  • 1869年(明治2年) 下大組と上大組の境界を二条通から三条通に変更、下京に32番組(現在の元学区)が成立する[2][3]
  • 1879年(明治12年)4月10日 郡区町村編制法により、京都府下京区が設置される。
  • 1889年(明治22年)4月1日 上京区と下京区を市域とする市制施行により、京都市が発足。上京区と下京区はともに京都市の行政区となる。
昭和

現代

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昭和
  • 1955年(昭和30年)9月1日 下京区から南区が分区となる。

施設

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下京警察署
京都中央郵便局

警察

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交番
  • 新京極交番(下京区四条通寺町東入)
  • 仏光寺交番(下京区仏光寺通高倉西入)
  • 元両替町交番(下京区室町通松原下る)
  • 高辻交番(下京区高辻通河原町西入)
  • 東洞院六条交番(下京区東洞院通花屋町下ル)
  • 中堂寺交番(下京区中堂寺命婦町)
  • 七条堀川交番(下京区七条通堀川西入)
  • 七条新千本交番(下京区朱雀内畑町)
  • 西八条交番(下京区七条御所ノ内南町)
  • 花屋町交番(下京区西七条石ケ坪町)
  • 塩小路交番(下京区上之町)
  • 京都駅北交番(下京区烏丸通塩小路下ル) ※京都駅ビルの1Fに入居している。

消防

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  • 京都市下京消防署
    • 塩小路出張所(下京区上之町13番地)
    • 中堂寺出張所(下京区中堂寺北町71)

医療

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主な病院

郵便局

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図書館

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主な図書館

交流施設

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対外関係

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外国公館

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領事館

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名誉領事館

経済

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京都経済センター
京都商工会議所
府下最大の繁華街である
四条河原町

京都市都心を形成する行政区の1つでもあるため、多くの金融機関、企業の本社や支店が拠点を置いている。

第一次産業

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市場

第三次産業

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商業

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地下街
主な商業施設

情報・通信

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マスメディア

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放送局

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ケーブルテレビ
ラジオ

出版社

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生活基盤

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関西電力京都支店
京都電燈

ライフライン

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電力

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ガス

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上下水道

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電信

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教育・研究機関

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龍谷大学 大宮学舎
ベンチャービジネス支援のオープンイノベーションなどが行われる京都リサーチパーク

大学

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国立·公立
私立

短期大学

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私立

専門学校

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私立

高等学校

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市立
私立

中学校

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市立
私立

小学校

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市立

研究所

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交通

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京都駅

鉄道

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中心となる駅:京都駅

新幹線

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東海旅客鉄道(JR東海)

鉄道路線

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
近畿日本鉄道(近鉄)
阪急電鉄(阪急)

地下鉄

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京都市営地下鉄

軌道

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京福電気鉄道(嵐電)

道路

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国道

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主な通り

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観光

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西本願寺世界遺産
東本願寺
菅大臣神社
花街 島原島原大門
梅小路公園
京都水族館
京都鉄道博物館

名所・旧跡

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主な寺院
主な神社
主な史跡

観光スポット

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文化・名物

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祭事・催事

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祭事

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催事

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団体・組織

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出身関連著名人

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出身著名人

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マスコット

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脚注

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注釈

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  1. ^ 現在の中京区の過半は当時は下京に含まれた。

出典

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  1. ^ 上京と下京 都市史13”. フィールド・ミュージアム京都. 京都市 (2008年). 2016年6月3日閲覧。
  2. ^ a b c 上京区について”. 上京区の紹介. 京都市上京区 (2013年5月21日). 2016年6月3日閲覧。
  3. ^ a b 町組改正と小学校 都市史26”. フィールド・ミュージアム京都. 京都市 (2008年). 2016年6月3日閲覧。
  4. ^ 京都でも多数が校舎の下敷きに『大阪毎日新聞』昭和9年9月21日号外(『昭和ニュース事典第4巻 昭和8年-昭和9年』本編p228 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
  5. ^ 2020年4月、大原スポーツ&メディカル専門学校 京都校より改称。
  6. ^ 京都に任天堂DNA息づくホテル「丸福樓」 レトロな空間、随所にトランプ柄”. 京都新聞 (2022年3月29日). 2022年5月16日閲覧。
  7. ^ 一度泊まれば一生自慢できるぞ! 旧任天堂本社に泊まれるホテル「丸福樓」がついに開業、一足早く内部をレポート”. ねとらぼ. ITmedia (2022年3月31日). 2022年5月16日閲覧。

外部リンク

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